横山岳、花と急登

2021年09月05日(日) [日帰り]

• GPS: 04:00
• 距離: 6.0km
• 登り: 894m
• 下り: 898m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:26
• 休憩: 0:29
• 合計: 3:55

8:29 白谷登山口
9:10 9:10 太鼓橋（横山岳 白谷本流コース）
9:16 9:25 経ノ滝
9:45 9:51 五銚子の滝
10:57 10:57 横山岳
11:45 11:51 鳥越峠
11:51 11:58 コエチ谷分岐
12:14 12:15 コエチ谷登山口
12:24 白谷登山口

以前、yama-kazeさんから教えて頂いた横山岳に秋花を探しに出掛けてみた。はじめて登る山でもある。伊吹山よりは近いので、気楽に行けそう。
細い林道を走って行くと、突然立派な駐車場が出てくる。花の山として地元でも気合が入っっているらしい。上がるルートは数本あるが、登山道の案内を見て、いかにも急登がありそうな直登っぽい本沢コースを選択。下りはロードが短いコースを回る事にした。
前半の渓流沿いは雨が多かった為か、沢渡り(渡渉という程ではない)には少々苦労した。大雨の直後だと渡れないだろう。良さげな花は、この渓流沿いで探すと良さそう。ただ、狭い谷で、足元も割と狭いので、気を抜くとズルっときそう。
林に入ると、一気に急登が始まる。ここの急登はなかなか良い。急峻な斜面を直登で駆け上がっており、標高の割には(といっても1000m以上あるが)、休む事なく攻めてくる。処々で三点確保も強いられる。クセになりそうな相手だ。
ようやく平らになると直ぐ頂上。意外と誰もいない。一番乗りらしい。もぐもぐタイムのち下る。途中の峠でルートロスト。案内は出ているが、分かりにくい。休憩中の方に伺った。駐車場にあった案内図ともちょっとズレている。下りのルートには目星い花は少なかった。
今日は涼しいかと思い、秋仕様の格好で来たが、まだ夏だった。

天候

曇り晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

広い車道を走っていると、横山岳の案内が出てくるが、その案内通りに入ると狭い集落を通るハメになる。そのままナビ通りに広い道を進んで、点滅信号で左に入った方が安全。

コース状況／危険箇所等

本沢コースは大雨後は避けた方が良さそう。

その他周辺情報

コンビニは木之本インターを出ると、８号線に１店のみ。駐車場はトイレなど充実している。

写真

9/5 8:26

登山口駐車場。奥の施設がある側は5台ほど、向い側に広い駐車場。水場あり。

9/5 8:27

山に関する能書き。

9/5 8:28

駐車場の奥にルート案内図。

9/5 8:29

駐車場横にある本谷ルート登山口。序盤は車道並に広い。

9/5 8:42

しばらく進むと本来の登山口。かつては、ここまで車で入れたらしい。意外とアブがいない。

9/5 8:47

直ぐに最初の小橋。

9/5 8:55

最初の沢渡り(渡渉というほどではない)。このあと、何度も沢渡りをするが、一番厄介だった。

9/5 9:04

上がってきた谷。狭い。

9/5 9:07

廃林道に合流。案内がある。

9/5 9:15

他の方の記録にあったグラついたという橋。見た目はしっかりしているが、乗ってみるとフニャッとする。
橋は2本のみ。

9/5 9:23

経の滝。結構豪快。今日は水量が多いだろう。

9/5 9:26

滝の上部に出たところで、谷の上部を仰ぐ。

9/5 9:31

そこからの琵琶湖方面。

9/5 9:46

五銚子の滝。美しい二段。
この上から急登が始まる。

9/5 10:49

頂上に到着。思ったより広いが全く展望がない。下草が草食動物に喰われていたが、キンミズヒキだけが残されていた。毒なのだろうか。

9/5 11:02

三高尾根展望台から。

9/5 11:44

鳥越峠。猛禽狙いのバードウォッチャーが2人。
コエチ谷ルートは墓谷山方向に進む。

9/5 11:50

下って来た頂上方向。ここまでは近い。

9/5 11:58

墓谷山方向に入って直ぐに分岐がある。

9/5 12:21

コエチ谷登山口に下りた。車道をチョイ歩くと駐車場。

9/5 8:32

キンミズヒキ。
あちこちに、いろんな個体があると、ヒメキンとの違いは何だろうかと悩んでしまう。

9/5 8:46

ノブキ。

9/5 9:01

シデシャジン。
奇妙ながら良い花だ。見たのは1か所だけだった。

9/5 9:10

ボタンヅル。
なかなか豪華な花。

9/5 9:10

ベニバナゲンノショウコ。
白は多いが、紅は少なかった。

9/5 9:19

カリガネソウ。
目的の花。多分、若狭にもあると思う。

9/5 9:17

花。
この花にマルハナバチが潜り込むと、長い雄しべがハチの背中に当たり、花粉をくっ付けるという仕組みになっている。

9/5 9:29

テンニンソウ。
ありふれた花だけど、名前が出てこない。

9/5 9:32

クサギ。

9/5 9:53

オオヤマハコベ。
不明のミミナグサ属としたが、判明。

9/5 9:53

全体。
この株だけだった。

9/5 9:54

オオマルバノホロシ。
葉を確認していないが、環境から判断した。

9/5 10:06

ヤマジノホトトギス。

9/5 10:43

アキチョウジ。

9/5 10:59

オクモミジハグマ。

9/5 11:22

ミヤマママコナ。

9/5 11:28

カシワバハグマ。
他の近縁種はよく見るが、これは少ないと思う。

9/5 11:59

ダンドボロギク。

9/5 12:04

ヤブタバコ。

9/5 12:10

ハグロソウ。

9/5 11:11

コトヒラシロテングタケ？

9/5 10:01

なかなか可愛い茸。ランプのようだ。

9/5 8:43

オオヘリカメムシ。

9/5 9:59

キンキフキバッタ系。
翅は短いが成虫。分類は難しい。

9/5 9:33

サワガニ。
抱卵していた。

撮影機器：

OLYMPUS Tough TG-5 オリンパス

感想

masa554

教えて頂いたyama-kazeさんに感謝。
まだ見るべき花はありそうだし、急登も楽しめるので、通ってみよう。もう少し近いと良いのだが。

コメント

yama-kaze

気に入って頂けたようですね。湖北随一の名山です。
私は昨年、カリガネソウを見る為に登りました。意外とこの花が咲く山は少ないようですが、若狭にも有りますか。岐阜にも有りますが、自生か植栽か不明です。この花、悪臭がするという事で嫌われる事も有りますが、慢性鼻炎でバカ鼻の私はへっちゃらです。
カリガネソウが咲く場所の近くにジャコウソウも有りますが、見ませんでしたか。

masa554

ありがとうございます。
はい、お気に入りです。花より急登かな？
その後、調べてみますと、福井県内にもカリガネソウがあるようです。臭いは私も気になりませんでした。ジャコウソウは気が付きませんでした。青い花なので、アキチョウジあたりと思い込んでいたかも知れません。宿題です。近くに湿地があるようですね、調べて行ってみたいです。
不明で出したミミナグサ属ですが、この時期に咲いていた点、萼片がやたら長い点が疑問です。