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記録ID: 3497617
全員に公開
ハイキング
道北・利尻

利尻山:北の空島(鴛泊(おしどまり)コース) 10.3km

2021年09月07日(火) [日帰り]
 - 拍手
GPS
09:53
距離
10.3km
登り
1,319m
下り
1,319m

コースタイム

日帰り
山行
8:38
休憩
1:17
合計
9:55
4:15
10
利尻北麓野営場
4:25
4:25
29
甘露泉水
4:54
4:54
31
4合目の野鳥の森
5:25
5:25
22
5合目の雷鳥の道標
5:47
5:45
23
6合目の第一見晴台
6:08
6:08
32
7合目の胸付き八丁
6:40
6:50
12
第二見晴台
7:02
7:06
11
8合目の長官山
7:17
7:20
27
避難小屋
7:47
7:57
23
9合目
8:20
8:20
18
沓形コースとの合流地点
8:38
9:16
90
山頂
10:46
10:46
17
避難小屋
11:03
11:10
8
8合目の長官山
11:18
11:18
29
第二見晴台
11:47
11:47
22
7合目の胸付き八丁
12:09
12:09
28
6合目の第一見晴台
12:37
12:37
41
5合目の雷鳥の道標
13:18
13:18
37
4合目の野鳥の森
13:55
14:00
8
甘露泉水
14:08
利尻北麓野営場
天候 晴れのり曇り
過去天気図(気象庁) 2021年09月の天気図
アクセス ●利尻北麓野営場までのアクセス
ペンションの送迎車。下山して電話したら直ぐにピックアップしてくれました。
コース状況/
危険箇所等
下りの山頂から五合目までの石車(いしぐるま)に注意。火山性の山の特有の角の取れた軽石を踏んで、足を取られて転びそうになります。極端な例ですが、ビー玉の坂道のようです。ゆっくり、慎重に下山しましょう。
その他周辺情報 ペンション「レラモシリ」
前日のフェリーから見た夕陽に紫のシルエットの利尻山。島に山があるのではなく、山が島になっている感じです。
2021年09月06日 17:39撮影 by  Canon EOS M100, Canon
9/6 17:39
前日のフェリーから見た夕陽に紫のシルエットの利尻山。島に山があるのではなく、山が島になっている感じです。
翌朝、4時5分に利尻北麓野営場に到着。宿の車で送ってもらいました。同乗者が一人いましたが、サクサクと出発していきました。私は登山届を提出し、準備運動してヘッドライトを付けてスタートです。夜明け前なので、少し寒いので、Tシャツ、長袖、レインジャケットの重ね着です。数カ月前から色々予約するので、天気は運任せになるのですが快晴でした。
2021年09月07日 04:05撮影 by  moto g(7), motorola
9/7 4:05
翌朝、4時5分に利尻北麓野営場に到着。宿の車で送ってもらいました。同乗者が一人いましたが、サクサクと出発していきました。私は登山届を提出し、準備運動してヘッドライトを付けてスタートです。夜明け前なので、少し寒いので、Tシャツ、長袖、レインジャケットの重ね着です。数カ月前から色々予約するので、天気は運任せになるのですが快晴でした。
10分程で、日本最北端の名水、甘露泉水に到着します。暗くて汲みづらいことを予想して、宿でリザーバーを満タンにしておきました。
2021年09月07日 04:25撮影 by  moto g(7), motorola
9/7 4:25
10分程で、日本最北端の名水、甘露泉水に到着します。暗くて汲みづらいことを予想して、宿でリザーバーを満タンにしておきました。
4合目の野鳥の森です。周囲が明るくなってきました。暑くなってきたので、レインジャケットを脱ぎます。
2021年09月07日 04:54撮影 by  moto g(7), motorola
9/7 4:54
4合目の野鳥の森です。周囲が明るくなってきました。暑くなってきたので、レインジャケットを脱ぎます。
5合目の雷鳥の道標。一説には「利尻島には雷鳥はいないが、明治時代に登山道が拓かれたときに雷鳥が現れ道を先導したという由来からきたもの」らしいです。
2021年09月07日 05:25撮影 by  moto g(7), motorola
9/7 5:25
5合目の雷鳥の道標。一説には「利尻島には雷鳥はいないが、明治時代に登山道が拓かれたときに雷鳥が現れ道を先導したという由来からきたもの」らしいです。
5合目から礼文島が見えます。もっと、暑くなってきたのでTシャツになります。先に出発した同乗者の方は、飛ばし過ぎて疲れたのか、道を譲ってくれました。
2021年09月07日 05:25撮影 by  moto g(7), motorola
9/7 5:25
5合目から礼文島が見えます。もっと、暑くなってきたのでTシャツになります。先に出発した同乗者の方は、飛ばし過ぎて疲れたのか、道を譲ってくれました。
6合目の第一見晴台、ハイマツを抜けてい行きます。
2021年09月07日 05:47撮影 by  moto g(7), motorola
9/7 5:47
6合目の第一見晴台、ハイマツを抜けてい行きます。
7合目の胸付き八丁。
2021年09月07日 06:08撮影 by  moto g(7), motorola
9/7 6:08
7合目の胸付き八丁。
山頂まで、約2.6km。頑張ろう。
2021年09月07日 06:14撮影 by  moto g(7), motorola
9/7 6:14
山頂まで、約2.6km。頑張ろう。
第二見晴台から鴛泊(おしどまり)港のペシ岬と町がよく見えます。ウニ漁やコンブ漁をする白い磯船もたくさん見えます。随分、登て来たなぁ。
2021年09月07日 06:40撮影 by  moto g(7), motorola
9/7 6:40
第二見晴台から鴛泊(おしどまり)港のペシ岬と町がよく見えます。ウニ漁やコンブ漁をする白い磯船もたくさん見えます。随分、登て来たなぁ。
8合目の長官山です。利尻山の雄姿が迎えてくれます。
2021年09月07日 07:02撮影 by  moto g(7), motorola
9/7 7:02
8合目の長官山です。利尻山の雄姿が迎えてくれます。
避難小屋。冬は雪が屋根近くまで積もるので、2階付近に躙口(にじりぐち)のような小さな出入口があります。
2021年09月07日 07:17撮影 by  moto g(7), motorola
9/7 7:17
避難小屋。冬は雪が屋根近くまで積もるので、2階付近に躙口(にじりぐち)のような小さな出入口があります。
小屋の中はこんな感じです。
2021年09月07日 07:17撮影 by  moto g(7), motorola
9/7 7:17
小屋の中はこんな感じです。
可憐なイワギキョウ(岩桔梗)。
2021年09月07日 07:38撮影 by  Canon EOS M100, Canon
9/7 7:38
可憐なイワギキョウ(岩桔梗)。
9合目です。同乗者をパスしてから誰も見かけませんでしたが、一人の白髪のご老人が休んでいました。島民の方で、一念発起して初めて登頂にチャレンジして、午前3時に野営場を出発したそうです。サハリンについて聞いたところ、「雲一つない快晴の日、遥か水平線に島影が見える」と彼方を指しました。本日は快晴ですが、雲や水蒸気が多くて確認できませんでした。
2021年09月07日 07:47撮影 by  moto g(7), motorola
9/7 7:47
9合目です。同乗者をパスしてから誰も見かけませんでしたが、一人の白髪のご老人が休んでいました。島民の方で、一念発起して初めて登頂にチャレンジして、午前3時に野営場を出発したそうです。サハリンについて聞いたところ、「雲一つない快晴の日、遥か水平線に島影が見える」と彼方を指しました。本日は快晴ですが、雲や水蒸気が多くて確認できませんでした。
9号目からは、スコリアと呼ばれる赤褐色の火山礫(れき)の登山道になります。スコリアは非常にもろく、滑りやすいです。砂も多いのでスパッツがあるといいね。
2021年09月07日 08:18撮影 by  moto g(7), motorola
9/7 8:18
9号目からは、スコリアと呼ばれる赤褐色の火山礫(れき)の登山道になります。スコリアは非常にもろく、滑りやすいです。砂も多いのでスパッツがあるといいね。
登山者が与えるストレスや自然の力で、登山道が浸食が進んでいるところがあります。島特有の強風でふらつくことがあるらしいので、要注意の箇所です。この日は無風で幸運でしたが、暑いので少しは風が欲しい。
2021年09月07日 08:19撮影 by  moto g(7), motorola
9/7 8:19
登山者が与えるストレスや自然の力で、登山道が浸食が進んでいるところがあります。島特有の強風でふらつくことがあるらしいので、要注意の箇所です。この日は無風で幸運でしたが、暑いので少しは風が欲しい。
沓形コースとの合流地点です。
2021年09月07日 08:20撮影 by  moto g(7), motorola
9/7 8:20
沓形コースとの合流地点です。
かなり浸食しているので、登山道に優しく優して、ゆっくりと登ります。木の階段の先は、まるでスコリアの関門のようです。スコリアが詰まった黒い円筒形は階段になっています。
2021年09月07日 08:24撮影 by  moto g(7), motorola
9/7 8:24
かなり浸食しているので、登山道に優しく優して、ゆっくりと登ります。木の階段の先は、まるでスコリアの関門のようです。スコリアが詰まった黒い円筒形は階段になっています。
関門を抜けると、利尻山神社の祠が見えてきました。右手はローソク岩です。
2021年09月07日 08:34撮影 by  moto g(7), motorola
9/7 8:34
関門を抜けると、利尻山神社の祠が見えてきました。右手はローソク岩です。
1903年8月に植物学者の牧野富太郎が植物採集しながら登頂しました。「利尻山とその植物」の紀行文中で「利尻山は信心にて詣る人が日帰りに登る」と書かれています。私もお詣りを済ませて、お弁当を広げました。
2021年09月07日 08:38撮影 by  moto g(7), motorola
9/7 8:38
1903年8月に植物学者の牧野富太郎が植物採集しながら登頂しました。「利尻山とその植物」の紀行文中で「利尻山は信心にて詣る人が日帰りに登る」と書かれています。私もお詣りを済ませて、お弁当を広げました。
コケモモ(苔桃)の赤い実。登りでチェックした植物を写真を撮りながら、ゆっくりと下山します。
2021年09月07日 09:33撮影 by  Canon EOS M100, Canon
9/7 9:33
コケモモ(苔桃)の赤い実。登りでチェックした植物を写真を撮りながら、ゆっくりと下山します。
先の関門で使われた黒いパイプは背負って運ばれています。感謝です。
2021年09月07日 10:23撮影 by  Canon EOS M100, Canon
9/7 10:23
先の関門で使われた黒いパイプは背負って運ばれています。感謝です。
避難小屋の裏側に、携帯トイレ専用のトイレブースがあります。
2021年09月07日 10:46撮影 by  moto g(7), motorola
9/7 10:46
避難小屋の裏側に、携帯トイレ専用のトイレブースがあります。
リシリブシ(利尻附子)。ブシとはトリカブトのことです。トリカブトの根には毒があり、昔アイヌの人たちは熊の狩猟に使ったそうです。
2021年09月07日 10:49撮影 by  Canon EOS M100, Canon
9/7 10:49
リシリブシ(利尻附子)。ブシとはトリカブトのことです。トリカブトの根には毒があり、昔アイヌの人たちは熊の狩猟に使ったそうです。
8合目の長官山です。田中澄江著「花の百名山」に、山頂を目指した北海道長官がここで引き返したが、大変太っているにもかかわらず頑張った長官を労って名付けられた旨が書かれていました。写真は長官の歌碑ですが、風化のため読みづらいので、渡辺敏哉著「利尻花登山」から引用します。「利尻岳 登り登れど雲湧きて 谷間遥けく 駒鳥の鳴く」(1933年)
2021年09月07日 11:03撮影 by  moto g(7), motorola
9/7 11:03
8合目の長官山です。田中澄江著「花の百名山」に、山頂を目指した北海道長官がここで引き返したが、大変太っているにもかかわらず頑張った長官を労って名付けられた旨が書かれていました。写真は長官の歌碑ですが、風化のため読みづらいので、渡辺敏哉著「利尻花登山」から引用します。「利尻岳 登り登れど雲湧きて 谷間遥けく 駒鳥の鳴く」(1933年)
第二見晴台、すっかり、ガスに覆われて、下界は見えません。ただ、雨になる気配はありません。
2021年09月07日 11:18撮影 by  moto g(7), motorola
9/7 11:18
第二見晴台、すっかり、ガスに覆われて、下界は見えません。ただ、雨になる気配はありません。
7合目の胸付き八丁。
2021年09月07日 11:47撮影 by  moto g(7), motorola
9/7 11:47
7合目の胸付き八丁。
6合目の第一見晴台。
2021年09月07日 12:09撮影 by  moto g(7), motorola
9/7 12:09
6合目の第一見晴台。
5合目の雷鳥の道標。誰かが道標にフィギアを置いていきました。登ったときはありませんでした。
2021年09月07日 12:37撮影 by  moto g(7), motorola
9/7 12:37
5合目の雷鳥の道標。誰かが道標にフィギアを置いていきました。登ったときはありませんでした。
ツバメオモト(燕万年青)の濃紺な実。
2021年09月07日 12:52撮影 by  Canon EOS M100, Canon
9/7 12:52
ツバメオモト(燕万年青)の濃紺な実。
4合目、野鳥の森。いきなり、赤い頭のクマゲラが現れて、木の幹をくちばしで叩きだしました。クマゲラの解説はこの後の写真にあります。
2021年09月07日 13:18撮影 by  moto g(7), motorola
9/7 13:18
4合目、野鳥の森。いきなり、赤い頭のクマゲラが現れて、木の幹をくちばしで叩きだしました。クマゲラの解説はこの後の写真にあります。
マムシグサ。トウモロコシ状の赤い実があります。渡辺敏哉著「利尻花登山」に載っていなかったので、ペンションに戻ってから写真をお見せして、教えて頂きました。茎の模様が蛇に似ています。有毒植物です。
2021年09月07日 13:26撮影 by  Canon EOS M100, Canon
9/7 13:26
マムシグサ。トウモロコシ状の赤い実があります。渡辺敏哉著「利尻花登山」に載っていなかったので、ペンションに戻ってから写真をお見せして、教えて頂きました。茎の模様が蛇に似ています。有毒植物です。
雪解け水のように、冷たいです。おいしいお水です。
2021年09月07日 13:55撮影 by  moto g(7), motorola
9/7 13:55
雪解け水のように、冷たいです。おいしいお水です。
行きは暗くて気づきませんでしたが、鴛泊(おしどまり)中学校の生徒さんが制作した自然ガイドが立っています。牧野博士の紀行文にもトドマツとエゾマツが多いと書かれている利尻山ですが、その見分け方について書かれたガイドもありました。駄洒落風で面白かったですよ。えぇ!見分け方ですか?是非、利尻島を訪問してご確認くださいね。
2021年09月07日 14:00撮影 by  moto g(7), motorola
9/7 14:00
行きは暗くて気づきませんでしたが、鴛泊(おしどまり)中学校の生徒さんが制作した自然ガイドが立っています。牧野博士の紀行文にもトドマツとエゾマツが多いと書かれている利尻山ですが、その見分け方について書かれたガイドもありました。駄洒落風で面白かったですよ。えぇ!見分け方ですか?是非、利尻島を訪問してご確認くださいね。
無事に下山できました。
2021年09月07日 14:08撮影 by  moto g(7), motorola
9/7 14:08
無事に下山できました。

装備

備考 スパッツがあって、気持ちよく登山できました。

感想

【下山後の楽しみ】
利尻北麓野営場から鴛泊へ下って行くと、利尻町唯一のコンビニ「セイコーマート」に到達します。その隣にある喫茶店グランスポットのホタテフライカレーはお薦めです。フライにしたホタテがカレーに乗っています。サクサク、熱々で、カレーの香りの中に、ホタテの甘い貝柱が口いっぱいい広がります。

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ハイキング 道北・利尻 [日帰り]
利尻山(鴛泊コース・ピストン)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

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