滑って転んで...池木屋山
- GPS
- 08:32
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 1,748m
- 下り
- 1,754m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
1. 宮ノ谷渓谷登山口-高滝: ・一部崩落による沢床迂回路になっているが、渓谷に沿って鉄製の網橋や梯子の有る整備されている登山道。 2.高滝-池木屋山:未整備の自然道と表記されている ・高滝の巻道は、渡渉後、滝の左岸を高巻く、目印テープに沿ってロープを伝って登るつづら折れ急登道、滑落注意。 ・巻道終了後は、渡渉を繰り返しながら沢の谷を上る。古い目印テープは有るが、踏み跡道程度の部分が多く、未整備状態。 ・奥の出合いを過ぎてからは沢筋を離れて尾根道に沿って急登する。古い目印テープは有るが、未整備状態の踏み跡道 3. 池木屋山-霧降山-宮ノ谷渓谷登山口: ・所々草木が茂り分かりにくい所もあるが、全体的に道面が分かりやすい所謂登山道。目印テープも多い。 |
その他周辺情報 | アクセス途中に蓮ダムが有る。登山口までの最終公衆トイレが有る。 |
写真
感想
ヒルとの格闘を乗り越えながら宮ノ谷渓谷美を楽しんだ後、高滝を高巻くルートは、直前に沢の渡渉が必須...。
念の為にとサンダルを用意して来たものの、渡渉後に続く滝の高巻き道に心をはやらせながら、濡れた苔石渡渉への己の対応力を過信して、横着にも登山靴のままで渡り始めるが、案の定、中程で片足を滑らせて思いもよらず靴を水の中へ...。それでも足を何とか素早く引き上げることが出来て、どうやら事無きを得て対岸へと辿りついてやれやれひと安堵...。
その後、(鎖場)ロープの続く緊張の高滝の高巻きルートを何とかクリアして、ほっと一息一休み...。進む方向を確認して出会った目の前の沢を又渡渉する事に...。
今回のルートの最難関(高滝高巻き)を終えた安堵感からか、懲りずに気が緩み、ここは先程の渡渉よりも簡単そうだと、再び登山靴のまま渡る事にした。
一度有る事は必ず二度有る...。
又もや足を滑らせて両足をドボン、不覚にも今度は靴の中に水を入れてしまう大失態...。挙げ句の果てに足の踵にマメズリを作ってしまう原因になった。
その後、渡渉を繰り返しながら沢谷を上り、尾根道の急登に耐えて、昼食休憩を入れておよそ6時間を要して漸く池木屋山の山頂に到着した。
一つ目的を達成し、意気揚々とアップダウンの少ない尾根道を霧降山へと向かうが、古い落ち葉や茂った草で隠れ気味の尾根の道、何かに足を取られたか、一瞬世界がくるりと廻るウルトラC並の完全な一回転...。背中のリュックがクッションになった事も手伝って傷も無く痛みも感じない転倒だったのは神の御加護に違いない。
霧降山を通過した周回復路、花の時期から外れたシロヤシオからヒメシャラの林へと高度を落とし、更にロープを伝う急坂下りの真っ最中、思わずつまづき頭から逆さに転倒落下。落ちる体を止めようとあがくもののままならず、おそらくそのまま数秒間3-4m程落下、木立に当たって漸くずり落ちる身体が停止...。腕や脚に服の上から軽い打ち身や擦り傷が出来たものの、頭を打たなかったのは又々幸運の極み...。
幸いにしてそのまま山行を継続する事が叶い、無事登山口に下山する事が出来た。
渓谷有り、滝の高巻き有り、渡渉を繰り返す沢筋、尾根の急登、尾根道散歩など様々な山の道が入り混じる山行で、滑って転んだ今回の経験は、今後の山行の貴重な教訓となった。
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