飯豊・焼曽根山(マイナー12・烏帽子山は熊との遭遇により断念)
- GPS
- 11:23
- 距離
- 9.9km
- 登り
- 844m
- 下り
- 841m
コースタイム
- 山行
- 6:42
- 休憩
- 4:42
- 合計
- 11:24
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【駐車場〜要所口】 要所口までの道は踏み跡はあるものの、行きは初手を誤ったせいでかなり外してしまった。 ピンクテープは要所要所についてはいるが、藪ごと踏み倒されて見つけにくいものもあった。また、かなり道が悪くなっており、普通に危険だと感じる場所がいくつかあった。写真が諸事情で一部消えてしまったため、記録として残せないのが悔やまれる。 【裏川渡渉】 浅そうな箇所を繋ぐように渡渉点を探したが、増水していたのか最も深いところで腰高近くまであった。 流れはそこまで速くなかったので、あまり危険には感じなかったが場合によってはここで敗退となっていたかもしれない。 【要所口〜焼曽根山先まで】 尾根上の踏み跡をたどれる。藪もまだまだ薄く進みやすい。 |
写真
感想
マイナー12名山である烏帽子山へ挑むも、道中熊との遭遇により敗退した。
要所口まではスタート時点で入り方を間違ってしまったため、踏み跡をたどることができず苦労してしまった。また、途中で支流に入り込んでしまうミスも犯し要所口まで読みよりも時間がかかってしまった。
裏川の渡渉は2、30cm程度との事前情報だったが、増水していたのか腰高近くあり下着まで濡れてしまいかなり萎えた。
焼曽根山までは藪もそれほど濃くなく、踏み跡もあるので順調に進むことができた。
【以下、熊に関する記録】
焼曽根山から少し進んだコル(ログの先端)で、すぐ右手の藪の中から唸り声が聞こえてきた。少し戻ったところから声を出したり笛を鳴らしても動く様子がなかったので(同行者の笛には反応を示し都度唸られた)、取り敢えず焼曽根山まで退避してしばらく様子を見ることに。この時10時半頃だったと思う。
一泊二日の行程を諦め、リミットを切りながら1100程度まで上げることにし13時頃まで山頂でゆっくりしていた。さて、そろそろ行こうかと腰を上げ一歩踏み出した瞬間、今度は左手下方から再びあの唸り声が聞こえてきた。死んだかと思った。警戒して後を付いてきたのか、単純に興味を持たれたのかは分からないが、熊に執着する素振りを見せられたのでここで撤退を決めた。いつから熊が近くに迫っていたのかは分からないが、休憩中に襲われなくて心底ホッとした。
笛を鳴らすのは危ないと判断し、声を出し後ろに注意しながら下山した。もちろん走って下山するのはご法度である。帰りは恐怖で心の余裕もあまりなかったので地図の確認を怠り、あろうことか間違い尾根に入り込んでしまうなど散々な結果となってしまった。
いい経験になるとともに、無雪期マイナー12の壁の高さは道だけにあらずと感じた。
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