恐羅漢山〜横川越周回(遭難一歩手前)



- GPS
- 07:14
- 距離
- 9.7km
- 登り
- 308m
- 下り
- 776m
コースタイム
- 山行
- 10:35
- 休憩
- 4:00
- 合計
- 14:35
天候 | 晴れ |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
写真
感想
下山が大幅に遅れ、遭難騒ぎになった山行である。
自費出版本『中国山地のバックカントリースキーと高校登山部顧問の30年』から引用する。
[第1部]「エピソード2(恐羅漢山バックカントリー「遭難」一歩手前)」
安西高校に勤務して3年目の1986年3月下旬、ワンダーフォーゲル部の春合宿で吉和の中津谷から入山し、島根県境手前にテントを張って、翌日、五里山・恐羅漢山を縦走し牛小屋高原に至りました。私自身スキーはまだ初級の腕前だったのですが、スキーを持参しました。生徒も2年生の中君、門田君の2人が持参していました。この時は登りであった旧羅漢山の南西斜面が印象に残り、いつかは滑りたいと思いました。
それから3年たった1989年の2月、新たにワンゲル部顧問になった伊藤先生と同僚の嶺川先生を誘い、スキー場から恐羅漢・旧羅漢・焼杉山を越して、横川越・水越峠を経てスキー場へと戻るというツアーに出かけました。
冬ではありましたが、天候はまったく穏やかでした。旧羅漢の斜面を楽しみにしていたのですが、焼杉山手前は意外とブッシュが多くて難渋し、横川越から十方林道に出る谷もなかなか大変で、結局、スキー場に戻ったのが夜中の10時頃になりました。
スキー場のゲレンデでスキーをされていた伊藤先生のご家族が心配され、警察に捜索願が出されて翌朝には捜索隊が出動という段取りになったり、ナイター営業のない恐羅漢スキー場が夜間照明を煌々と照らしてくれたり、随分と迷惑をかけてしまいました。
天候は安定していて、現在地も把握できており、またヘッドランプも持参していたので、時間が大幅に遅れても不安はなかったのですが、大変苦い経験をしました。
(以上引用)
なお、この日の恐羅漢山頂で、当時の広島県岳連会長の三好さんのグループにも出会っていたが、三好さんは警察からの問い合わせに対して「ベテランの先生だから大丈夫でしょう」と答えてくれたそうだ。(笑)
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