常念岳台風一過の快晴最高
- GPS
- 08:30
- 距離
- 12.8km
- 登り
- 1,606m
- 下り
- 1,596m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
常念乗越から頂上までは浮石が多いので、落石注意。 下山時は砂利が多いので、ズルッとなるんで注意。 |
写真
感想
駐車場が夜明け前に満車になるとのことですので、朝早く行ったほうがいいだろうか。それより、前の日に行って駐車場に1泊した方が楽だなと思いました。
ナビが無いので地図でルートを頭に入れ20:30に出発しました。県道31号、国道147号と進み、常盤という交差点を右折しました。アルプスあづみの公園にた
どり着きましたが、一の沢の入口が見つかりません。あとで確認したのですが、右折する交差点は「常盤」ではなく「常盤町」でした。しかも同じ名前の公園がありました。
これは巧妙に仕掛けられた罠です。地図では右折すると烏川橋(とりかわではありません、からすがわです。)の交差点があるはず。それで右に行ったら餓鬼岳方面とい
う標識がありました。もしかしたら途中で一の沢への交差点があるのかと期待して進みましたが、細い道が林の中に続いていき、このままでは山の中に入っていってしまい
そうなのでUターンし、車を止めて地図を確認しましたが、現在地が分からず、どっちに行けばいいのか分かりません。右が違うのなら左に行ってみようと、進んでいくと
安曇野市の道路標識があったので、それに従って進みました。県道306号に入り、県道25号と道路案内に従って進み、烏川渓谷の案内が出ていたので、
そこを右折し、安心しました。そのあとは常念岳の案内板に従って進みました。前日に地図でルートを確認し、メモしておいたのが何の役にも立ちませんでした。
駐車場の案内板があり、「この先200mにもあります。」とのことですので、さらに先に行き、そこの駐車場に止めました。23:30到着。手前の駐車場は
がらがらでしたが、奥の駐車場は8割程埋まっていました。満天の星空、沢を流れるせせらぎの音、初めての車中泊。シュラフと毛布を出し、ポテチと缶ビールで
独りお疲れさん。ほかの車は灯りが消え、静まり返っています。皆さん、明日に備えてお休みなのか、それとも、すでに山小屋でお泊りなのでしょうか。起きてい
るのが自分だけだと寂しい気がしました。ときどき車が入ってきて明るくなると嬉しかったです。
夜中に何度か車が入ってくる気配がしました。4:30頃外で「一杯だね。」という声が聞こえました。どうやら満車になったようです。
金曜日に会社の同僚が「常念は優しいよ。小学生でも登れるよ。」と言っていたので、「へえ、そうなのか。じゃぁ出発は6:00でいいな!」と決めていました。
後で思ったのですが、登山って年は関係なくね?小学生だって大人だって登れる人は登れるし、登れ無い人は登れないだろう。
ヘッデンを点けて夜明け前に出発される方もいらっしゃいましたが、私は予定通り6:00に出発しました。出発前に車内の温度を見てみると12度、外は8度でした。
どのくらい寒いのか分からないので、フリースの下着、長袖のシャツ、ウィンドブレーカーを着て出発しましたが、歩いて5分でフリースと長袖のシャツを脱ぎ、登山口を
過ぎて数分で、Tシャツ1枚になりました。まだそんなに寒くは無いということです。
駐車場から登山口までは徒歩15分。その間、路肩に駐車スペースが数箇所あり、かなり空いていました。(下山時にはここもほぼ満車でした。)登山口には登山客が
十数人おられました。トイレで大をしようとしましたが、出ませんでした。ここ重要です。常念乗り越しまで、4時間トイレが無いんです。実際、登山道脇に・・・・ということに
なるんです。
クマを心配せずに登れたのは初めてです。クマ鈴を仕舞いました。こんなに人がいれば出るはずがありません。しばらく沢沿いにせせらぎの音を聞きながら、トレッキング
コースを気持ちよく進みます。台風一過の快晴で、青空がきれいです。中秋の名月から1週間余経過した下弦の月が青空に白く浮かんでいました。
第一ベンチにあと800mと書いてありますが、頂上までではなく、常念乗り越しまでのようです。
常念乗り越しに出ると目の前に穂高連峰が現れます。「うぉーなんだー。すげー。」とみんな感動していました。
常念乗り越しから頂上までは岩だらけの道を一列になって進んでいきました。渋滞ぎみでペースが遅い感じでしたが、前を行く人たちが休憩したので、前が開いたとたんペースが上がり、逆に
きつくなってしまいました。
頂上も岩だらけで、祠の前で記念写真の順番待ちでした。頂上から穂高連峰、富士山、が見えました。ほかにもたくさん見えましたが、どれがどれなのか私にはわかりません。
頂上で「今夜は槍を見ながら酒を飲みたい。」と話しておられるのを聞き、うらやましく思いました。来年はテントを買って常念乗り越しでテン泊するぞ。
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