光明山〜馬頭刈山〜鶴脚山
- GPS
- 04:47
- 距離
- 10.9km
- 登り
- 1,129m
- 下り
- 1,116m
コースタイム
- 山行
- 4:16
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 4:47
下山時、馬頭刈山の先10分程度のところに木のベンチが1つあり、そのすぐ先【左】方向へ直角に進む場所。
写真1 真っすぐに進めそうに見えますし、実際、真っすぐに進んでも結構しっかりとした踏み跡があって、行ってみると、直ぐにその先は急斜面に向かっていく踏み跡になっています。
往路では、この写真の左手から来て直角に右折するところです。登りでは迷い道が視界に入ってくることはありませんでした。
写真2 別の角度から見ると右手が直進路に見えるもので、左手が本来の登山道です。
関連写真 本来の登山道を少し進んで振り返ってみました。直進路を進むとこの急な斜面で行き詰まることになります。
天候 | 曇り時々雨か晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
復路で直進すると危険な箇所あり(写真と感想に詳細)。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
行動食
非常食
飲料
笛
ヘッドランプ
予備電池
常備薬
携帯
時計
タオル
ストック
地図(地形図)
コンパス
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
ツェルト
カメラ
|
---|
感想
今年は、新型コロナウイルス感染症対策で東京から出れないだけでなく、密にならない平日や土曜日の早朝に低山を目指そうとすると「台風」です。
金曜日は午後から雨ということで、ストックしていた計画の中からコースタイムが短い6時間を選んで日の出前から集落の中を歩いて登山口では明るくなっていることを狙った計画とし、朝4時過ぎに東京都営十里木駐車場に到着。ここまで来る間も所々で弱い雨が降っていました。計画では5時スタートとして準備を進めますが、その5時にはひと際強い雨が・・・ウェザーニュースでは通り雨のようなので15分程でピタリと止み準備を整えて(ヤマレコON、ココヘリON)出発。
都道201(十里木御嶽停車場線)号線を徒歩で北上し途中の「小宮駐在所」の机の上に登山届を置いて先に進みます。※帰りに下山を告げに寄ったら、朝提出したままでしたので、サインとともに「下山しました」と記してきました。
更に北上して乙津郵便局の先を左方に入って行き、沢山の彼岸花に迎えられて集落を抜けると登山口。足元には雑草の緑が目立ち踏み跡が弱いのでちゃんと整備された登山道なのかやや不安になりましたがゆっくりと体を慣らしていきます。途中「ハイキングコースでツキノワグマ目撃情報」と良くある「時期が明記されていない注意書き」があり、単独行かつ平日で出会う人も少ない(居ない?)ことから熊鈴を取り出して鳴らします。ついでに気温を確認すると18度。汗っかきなので既に汗は出ていますが滴るほどではありません。
やがて、石段の先に立派な石造りの鳥居があり、鳥居の先に小さな社がありました。
更に進むこと30分程で少々小ぶりな第二の鳥居があり、その上が「高明神社跡」ということでした。平成3年に集落の中へ遷座されるまで「光明山山頂」まで参拝に来ていたとのことでした。
その山頂は「高明神社跡」から1〜2分先の登山道右手の小広場の中の木に括り付けられていました。注意しないと見逃します。そこでの表示名は「高明山」。
地図上の表記は「高明山」、地元では「光明山」と呼ばれているといった説があるようです。山頂付近は小雨が降っているのか梢からしずくが落ちているのか区別が出来ない程度の降雨?でした。
馬頭刈山手前は急登でしたが、ただただ蜘蛛の巣を払っていたら山頂に到着していました。山頂では束の間ではありましたが青空も見えました。
本日の最北ポイント鶴脚山へはいったん下ってから123段の階段の急登を登って行きます。そして、山と高原地図アプリやヤマレコが示す山頂ポイント・・・確かに周囲より高い場所なのですが。。。何もありません。そんな筈は無いと気を取り直して、自身の満足の為だけに先に進んでみます。最悪「千束尾根分岐まで行って戻ってくる」と覚悟を決めて進みます。2〜3分進むと立派な山頂標識がありました。アプリで確認すると、地図上の山頂と千束尾根分岐の丁度中間地点辺りでした。
下山は、高明神社跡手前で本日唯一の男性の方とすれ違いました。声を出すのは何時間ぶりでしょう。「こん・おはようございます」と・・・まだ8時40分ですからね。
更に20分程下ったところから登りで使ったルートを離れて「瀬音の湯」に向かって下山していきます。途中の標識は古く朽ちているものが多くルート選択を誤ったかと、またまた不安になります。途中、切り通しの上にかかる立派なつり橋を渡ると、そこから瀬音の湯までは「観光地図上」ではざっくりと「遊歩道」となっています。橋を渡ったところの階段は草に覆われ・・・遊歩道は登山装備が無い人でも歩ける整備された道という思いは、早々に砕かれます。
途中「長岳 <東京350>」といったピークがありました。東京350となっていますが、ヤマレコの中にある「東京周辺の山350」には無さそうです。里山を歩いていると同じような木札をよく見かけますが・・・疑問は深まります。
瀬音の湯まで残すところ10分地点に「この先行き止まり 眺望ポイント」という案内がありました。「眺望ポイント」があるなら往復でも良いので行ってみたいと思うのは自然な心理だと思いますが、突き当りに工事現場のA型バリケードに「通行止」と書かれて設置されていましたので先には進めません。更に標識からここまで何の眺望もありませんでした。往復3分を返してくれ〜
瀬音の湯に降りてきたポイントは駐車場の向かい側。この辺りは遊歩道というだけあって遊歩道の草も刈られていました。しかしながら、この駐車場に駐車して光明山に登る人は、そうと示す案内が全く無く悩まれるかもしれません。
(補足)
・光明山(高明山)
山と高原地図2013では「高明山(光明山)」と記載。同2021では「高明山」とのみ記載。同じ昭文社の「東京全図2020年版」でも「高明山」とのみ記載なのですが、山中の標識はほぼ100%が「光明山」または「光明山(高明山)」となっていました。
(難読?地名)
・軍道(ぐんどう)
御嶽渓谷側には「軍畑」(いくさばた)があるので、読みを統一してもらえないですかね。
・馬頭刈山(まずかりやま)
馬頭観音(ばとうかんのん)などという読み方に慣れているので出てきませんね。
1回で覚えるインパクトはありました。
・鶴脚山(つるあしやま)
「つるきゃくやま」と読んだ私がバカでした。
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