当尾（とうの）の石仏を巡る

2021年09月19日(日) [日帰り]

• GPS: 03:17
• 距離: 8.3km
• 登り: 66m
• 下り: 276m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:26
• 休憩: 0:53
• 合計: 3:19

9:49 スタート地点
10:00 10:03 弥勒の辻
10:10 10:15 わらい仏
10:23 10:26 唐臼の壺二尊
10:32 10:32 あたご灯篭
10:30 10:32 藪の中三尊
10:40 10:45 浄瑠璃寺門前（トイレ）
10:54 10:57 首切地蔵
11:01 11:01 大門石仏群
11:15 11:17 大門仏谷摩崖仏
11:30 12:00 加茂青少年の家
13:06 ゴール地点（加茂駅）

天候

晴

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

近鉄奈良駅前から奈良交通バス・下狭川行きに乗車し、岩船寺口で下車して、歩き始め、JR関西本線加茂駅ゴール。

コース状況／危険箇所等

危険個所はありません。道標も完備されています。大門仏谷摩崖仏へは林道から約300mの細い山道を下り、ぬかるんだ道を進みますが、藪払いされています。

写真

9/19 9:49

近鉄奈良駅前からバスで15分の岩船寺口から歩き始めてすぐに木津川市（京都府）に入る。

9/19 10:00

歩き始めて15分で弥勒の辻に着く。大きな岩に線刻された弥勒菩薩。案内には1274年作とあるから鎌倉時代になる。

9/19 10:00

弥勒の辻の道標。右は車道を岩船寺へ、左は狭い農道を浄瑠璃寺方面へ行く。

9/19 10:00

道標をアップ

9/19 10:06

途中の分岐。ここからも岩船寺へ行けるようだ。

9/19 10:09

路傍に佇む小振りな石仏。

9/19 10:11

わらいほとけ

9/19 10:12

少しアップ

9/19 10:13

横から

9/19 10:11

わらいぼとけの説明板

9/19 10:14

わらいぼとけの横のねぼとけ。首から下が地中に埋まっているのでねぼとけと言うそうだ。

9/19 10:17

浄瑠璃寺方面への道

9/19 10:23

唐臼の壺。どのような意味が有るのだろう。

9/19 10:24

唐臼の壺二尊。正面は阿弥陀如来坐像、向かって左の側面に地蔵菩薩立像が彫られている。

9/19 10:24

その説明板

9/19 10:25

地蔵菩薩

9/19 10:25

阿弥陀如来を斜めから。

9/19 10:32

あたご灯篭

9/19 10:35

藪の中三尊。地蔵菩薩（左）と十一面観音。

9/19 10:35

阿弥陀如来

9/19 10:36

説明板

9/19 10:44

浄瑠璃寺への道。加茂駅行のバスが出る所だった。

9/19 10:54

集落の集会所の奥にひっそりと佇む首切地蔵。

9/19 10:55

首切地蔵を正面から。

9/19 10:55

十一面観音

9/19 10:54

説明板

9/19 10:58

集落端の墓地入口の地蔵菩薩も古そうだった。

9/19 10:59

墓地下の無縁仏

9/19 11:01

大門石仏群

9/19 11:01

大門石仏群

9/19 11:15

大門仏谷摩崖仏。阿弥陀如来の丈六仏（一丈六尺）だから2.5mほどの高さがある。

9/19 11:15

少しアップで。

9/19 11:19

摩崖仏への参道から。

9/19 11:22

林道にある分岐。ここから約300mと案内があった。細い山道を下り、ぬかるんだ道を進む。藪は刈られていたので迷うことは無かった。

9/19 11:24

林道脇の案内板

9/19 11:24

林道からアップで撮影

9/19 12:14

林道を下ると長閑な田園地帯となる。

9/19 12:14

ヌスビトハギかな？

9/19 12:15

ゲンノショウコ

9/19 13:06

山際の道と川沿いの道を3km程歩いてJR関西本線加茂駅に到着。ここから大阪環状線に乗り入れる大和路快速が出ているので電化されているが、反対方向は非電化でディーゼルカーが走っている。

撮影機器：

PowerShot SX720 HS CANON

感想

yoriton

8月初めに狭心症を発症して冠動脈にステントを留置する手術をしたので、山歩きを控えていたが、ハイキング程度なら良いと医師の許しを得ていたので、久しぶりに当尾の里を歩いてきた。このあたりには鎌倉時代の摩崖仏が多く残されていて、それらを巡りならゆっくりと楽しむことが出来た。岩船寺や浄瑠璃寺が有名だが、両寺は何度も参拝しているので、この日は山里と石仏に特化した。古い石仏（摩崖仏）は長年に亘って付近の住民の方々や旅する人々の祈りを一身に受け止めて来た歴史が表情に現れていて、お顔を拝見するだけで穏やかな気持ちになる。当尾の里は標高300m程の山里であるが、加茂方面に向かって下って行くと収穫前の稲田が豊かに広がり、畔には曼珠沙華が妍を競うように咲き誇って、秋の訪れを感じた一日であった。