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記録ID: 352857
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無雪期ピークハント/縦走
道北・利尻

北海道遠征18日目 思い出MAX 利尻山

2013年09月23日(月) [日帰り]
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GPS
06:17
距離
12.3km
登り
1,546m
下り
1,527m

コースタイム

4:50 起床
5:13 登山開始
5:24 ポン山分岐
6:08 5合目
6:24 6合目
6:44 7合目
7:05 第2見晴らし台
7:18 長官山
7:29 避難小屋
7:50 9合目
8:10 沓形コース分岐
8:28 山頂〜8:55
9:21 9合目
9:40 避難小屋
9:48 長官山
9:57 第2見晴らし台
11:20 甘露泉
11:30 駐車場着
天候 人生のお天気運を、この日に全投入してしまったかのような見事な快晴!
過去天気図(気象庁) 2013年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
稚内ハートランドフェリーにて往復。
片道2180円なり。

宿泊はお宿マルゼン。登山口までの送迎してくれるので助かります。
その他、とっても融通のきくお宿ですので、自分は必ずリピートするでしょう。
コース状況/
危険箇所等
9合目まではあまり変化のない樹林帯。
そのあとは本文でも詳しく書きましたが、歩きにくい急斜面です。
シーサイドを走るのって、身近ではまずないから心ウキウキ♪
シーサイドを走るのって、身近ではまずないから心ウキウキ♪
お宿の窓からこんな素敵な朝焼けと波の音。
最高の目覚め。
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お宿の窓からこんな素敵な朝焼けと波の音。
最高の目覚め。
ここまで宿のオバちゃんに送ってもらえました♪
頑張ってくるよ!
ここまで宿のオバちゃんに送ってもらえました♪
頑張ってくるよ!
この標識が確実に立っているので、迷うことはありません。
本当にいろいろな野鳥の声が聞こえてきましたよ♪
この標識が確実に立っているので、迷うことはありません。
本当にいろいろな野鳥の声が聞こえてきましたよ♪
時折見晴らしの良い所に出るので気持ちいい。
礼文島くっきり。
時折見晴らしの良い所に出るので気持ちいい。
礼文島くっきり。
肝心の登山道というと、背が高めの自分はかがみかがみ歩かねばならない感じです。
半分以上こんな感じでした。
肝心の登山道というと、背が高めの自分はかがみかがみ歩かねばならない感じです。
半分以上こんな感じでした。
簡易トイレブースが、避難小屋を含めて合計3箇所あります。
簡易トイレブースが、避難小屋を含めて合計3箇所あります。
太陽がサンサン、雲も低い位置にしかなし、空はパーフェクトブルー!
太陽がサンサン、雲も低い位置にしかなし、空はパーフェクトブルー!
長官山までが長いんだよね〜
長官山までが長いんだよね〜
いよいよ長官山、ここからがメイン利尻に向かっての頑張りどころ!
いよいよ長官山、ここからがメイン利尻に向かっての頑張りどころ!
長官山から避難小屋まではあっという間。
長官山から避難小屋まではあっという間。
今シーズン初の霜柱。サックサク♪
今シーズン初の霜柱。サックサク♪
待ってろ!利尻!
待ってろ!利尻!
ここからが踏ん張りどころ!
距離的にはもう少しなのですが、足場が砂砂でとても歩きづらいです。
ここからが踏ん張りどころ!
距離的にはもう少しなのですが、足場が砂砂でとても歩きづらいです。
そうは言っても目の前の利尻を見て諦める選択肢はナイ!
そうは言っても目の前の利尻を見て諦める選択肢はナイ!
ごろごろした岩を越えていきます。
ごろごろした岩を越えていきます。
かなり急登になってきますが、そんなに長いこと続きません!ガンバ!
かなり急登になってきますが、そんなに長いこと続きません!ガンバ!
急登よりこちらの方がきつい!
踏ん張りが利きにくい!
急登よりこちらの方がきつい!
踏ん張りが利きにくい!
今シーズン初のツララ!
今シーズン初のツララ!
もうチョイ!キツイ!
もうチョイ!キツイ!
突然タワー出現、間もなくゴールです!ガンバ!
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突然タワー出現、間もなくゴールです!ガンバ!
確か東方向の裾野。海まで一直線ですね。
確か東方向の裾野。海まで一直線ですね。
山頂に到達。絶景にしばし唖然。
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山頂に到達。絶景にしばし唖然。
南峰は立入禁止。そうでなくても細い、今にも崩れそうな道なのでパス。
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南峰は立入禁止。そうでなくても細い、今にも崩れそうな道なのでパス。
雲がとっても低い位置にあるので完全に360度見渡せます!
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雲がとっても低い位置にあるので完全に360度見渡せます!
山頂にある社。
いつまでいてもいいのならばどれだけ嬉しいか…
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いつまでいてもいいのならばどれだけ嬉しいか…
どこからどこを見ても絵になる山頂だな〜
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どこからどこを見ても絵になる山頂だな〜
必ず下山しなければならない時がくる!
最高の最っ高のお天気をありがとう!
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必ず下山しなければならない時がくる!
最高の最っ高のお天気をありがとう!
沓形方面へ続く尾根道。
こっちには迎えに行かないからね〜wとの事で、ピストン。
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沓形方面へ続く尾根道。
こっちには迎えに行かないからね〜wとの事で、ピストン。
長官山から、最後の見収めです!
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長官山から、最後の見収めです!
下山後にはうまい水が待ってます。
下山後にはうまい水が待ってます。
名水百選、甘露泉水。
冷たくてたまらん!
名水百選、甘露泉水。
冷たくてたまらん!
オバちゃんににもらったウニ飯!
これこそとびっきりにうまかった!!!
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オバちゃんににもらったウニ飯!
これこそとびっきりにうまかった!!!
フェリーにて稚内に戻ります。
「バイバイ利尻島!また絶対に来るからね!」
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フェリーにて稚内に戻ります。
「バイバイ利尻島!また絶対に来るからね!」

感想

これほど沢山の思い出が詰まった山は、これから先、他にどれだけ生まれるでしょうか?


黒岳から下山後、風呂に入り天気予報をくまなくチェック。
この時点で目標としている「北海道にある百名山9座」まであと一つ。
利尻山を残すのみとなっていました。

旭岳がガスガスだったことも含め、とにかく晴れの日に登りたい!と強く願ってきた1座。
その稚内が「明日明後日ピーカン、その後1週間くらい雨や曇り」といった予報。

即座に進路を北にとり、翌々日の登頂を目指しました!
その日は2時間程度だけ走り、次の日に稚内〜宗谷岬などをドライブ。

登山前日の15時台のフェリーに乗る予定です。
案内所の方に聞く限り、ひと一人乗るのはまるで問題なし。

そして、目の前に有料パーキングがあるのですが、
ちょこっと歩いたところに無料パーキングがあると教えてくれました♪
一泊二日で2,000円になるところが無料!ありがたいですね(^^)
気になる方は案内所に確認してみてくださいね♪



泊まるのに、山歩きに、そして下山後に温泉に入るのに必要な荷物を最低限だけザックに押し込み、忘れ物がないかチェック。

いざ乗り込みます!



あっという間の乗船時間。
すぐさま宿泊案内所に、今から泊まれるところを教えてもらいに向かいます。

この時間からだと夕食付は厳しいとのこと。
もちろん素泊まりでOK、いやむしろそう願ってますw

登山口まで送迎してくれるところという条件でお願いしたところ、
最適な宿が1件。すぐさま空きがあるかどうか確認の電話。


「リリリリ〜ン、ハイ」

すぐ後ろでオバちゃんが大きな声で電話に出ます。
ちょうど今のフェリーに乗ってた宿泊客を迎えに来てくれていたんですね〜♪

直接空いているか、送迎もお願いできるかと確認。
最後の1部屋が空いているそうです(^^)


同じく当日に飛び込みでここへ泊まることになったもう一人の宿泊客、
女子大生のMちゃん。
オバちゃんのおしゃべりも楽しく、一気に仲良くなり、
「観光客はあまりおらず、地元の人向けの海鮮居酒屋」を教えてもらいます。

なんと車まで貸していただけて、温泉までご一緒してのーんびり。

明日も特に予定のない、着の身着のままでぷらっときたMちゃんに
ポン山→姫沼のコースをおススメし、地図のコピーを取り、
結局は明日の登山口までずっと一緒になったわけです。


朝、アラームをかけずとも心地よい波の音で目が覚めました。
いよいよここまで来た、やってやる!

想定外だったのですが、登山に関係のないもの、
つまり温泉後の着替えなどなど、預かってくれ、下山後に持ってきてくれるというサービス。
本当にありがたい!

まだ少し薄暗い5時に登山口まで送ってもらい、
ポン山と利尻山の分岐地点まで歩きました。

本日11時台のフェリーで帰るMちゃんとお別れです。
頑張ってくるよ!とサヨナラし出発!




連日山を歩き続けているのに、この日は本当に足取りが軽く、気持ちよく登っていけました。

しばらくは、見晴らし台があること以外は樹林帯の中を、それほど急でもない勾配で登っていきます。
その見晴らし台、夕べうろうろした街並みや礼文島、どうやらサハリンまでとてもよく見渡せる最高の場所なので、休憩にもぴったり。

群馬から来た方、徳島から来た方と少しお話し、
一気に長官山まで高度をあげます。

そこでようやく利尻の最高峰が登場、ここでワクワクしないでどうする!

避難小屋まで短い距離の中、少しぬかるんだドロドロを越え、9合目までハイマツの中を歩きます。

9合目以降、森林限界で岩肌や細かい土道が続くのですが、
この土がザラザラしててしんどいです。
ここからが踏ん張りどころ!

途中、補修されてある部分があり、これがとてもありがたい!
感謝しながら最後のひと踏ん張り!



山頂に着くと「青」以外の単語が見つかりません。

見渡す限り海、海、海。

……そして空、空、空。


この日のために登山やってきたのかな〜?と自問自答してしまうほどの絶景。
そりゃそうですよね、この「山に登るためにあるような島、利尻島」ですもん。
先人たちも同じ気持ちだったんだろうな〜。

雲にさえぎられることのない完全なる、パーフェクトなる大パノラマ。
「この日に登るんだい!」と無茶設定した自分を褒めるしかないです!

30分以上貸し切りで堪能した頂、去りがたかったですとも。


まだまだゆっくりしていっても大丈夫な時間なのですが、
下山することも大切な務め、無事に麓に着いてこその登山。下ります!

随分の人達とすれ違い、こんな素敵な空の日なかなかないよー!と、
島に住むお二人に、これ以上ない祝福の言葉をいただきました(^^)


最後に冷えたお水をペットボトルに詰め、オバちゃんに電話。

「早いね〜!今なら温泉入らないでいいなら11時台のフェリーに間に合うよ!」
やや迷いましたが、今夜から天気が崩れるとの情報も同時に教えてもらったので、帰ることにしました。



フェリー内にいたMちゃんが驚いたのも当然。

オバちゃんにサービスでもらったウニ飯…


ウニ飯とは→→→→→→

「全国ご当地どんぶり選手権」にて2年連続のグランプリに輝き、
唯一の殿堂入り丼となっている「食堂丸善」のウニ飯。の本家中の本家。
それどこかで食べられないの?とのこちらの無茶ぶりと、
久しぶりに偶然夕べ作ったのが、偶然2人分ほどあるとの重なりっぷり。

→→→→→→→→→→→

を一緒に食べながら、のーんびり稚内へ。

猿払の家に送る約束をしたのですが、まさかその後あんな展開になるとは、
この時は知る由もなかったのです…



お宿マルゼンのオバちゃん!
なにからなにまでお世話になりました!ありがとう!

また絶対に来るから元気でいてね!

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体力レベル
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