大荒沢岳から羽後朝日岳藪漕ぎ往復

2021年09月20日(月) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 12.5km
• 登り: 1,229m
• 下り: 1,215m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:25
• 休憩: 0:20
• 合計: 7:45

5:15 沢尻岳登山口
5:45 5:45 郡界分岐
6:15 6:15 前山分岐
6:35 6:35 沢尻岳
7:00 7:05 大荒沢岳
9:10 9:20 羽後朝日岳
11:25 11:30 大荒沢岳
12:00 12:00 沢尻岳
12:55 12:55 沢尻岳登山口
13:00 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

沢尻岳登山口までの林道も藪が覆いかぶさっています。

写真

9/20 5:20

沢尻岳登山口です。

9/20 5:43

郡界分岐とのことです。とっとと進みます。

9/20 6:03

前山分岐とのことです。とっとと通過します。

9/20 6:36

沢尻岳頂上から正面大荒沢岳と右羽後朝日岳。

9/20 6:59

大荒沢岳頂上から岩手山。

9/20 7:04

大荒沢岳から羽後朝日岳、あそこまで藪漕ぎ。

9/20 8:48

羽後朝日岳までもう少し。でもまだまだ藪漕ぎは続く。

9/20 9:05

ようやく頂上直下の草原。多分昨年生保内川を遡行した時と同じ場所。

9/20 9:06

そこから振り返る。右端が大荒沢岳。

9/20 9:08

昨年生保内川から上った時は、標柱の頭が灌木越しに見えて、やっと着いた感があったのに、今回は突然頂上に出ました。頂上の羽後朝日岳の石碑。

9/20 9:09

なんと頂上標識は倒れていました。土台にボルト止めしていたのが経年変化で朽ちたようです。自然に倒れたのかそれともクマが倒したか。

9/20 9:09

誰かがやったのか、かろうじて看板が刺さっています。多分クマさんではないでしょう。

9/20 9:09

今まで2回頂上に立っていますが、いずれもガスの中。晴れたのは初めてです。部名垂沢下降点へ向かう尾根と田沢湖。

9/20 9:09

うっすらと鳥海山が見えました。

9/20 9:09

遠くに角館の街。

9/20 9:09

正面岩手山と左端秋田駒ヶ岳。まだ帰りの藪漕ぎが待っています。気が重いのですが、やらなければなりません。早々に頂上をあとにします。

9/20 9:56

羽後朝日側の標高1280m付近の唯一の休み場となる岩から大荒沢岳を望みます。殺人的な藪漕ぎが続きます。

9/20 11:25

無事に大荒沢岳に戻ってきました。やっと帰ってきた感。ここまでくればあとは楽勝。羽後朝日岳、あそこから帰ってきたんだ。

9/20 11:56

帰りの沢尻岳から羽後朝日岳にお別れ。手前が大荒沢岳。

9/20 12:24

前山分岐。あと30分くらい。

9/20 12:55

登山口、ここから車まで5分。7時間45分かかりました。

撮影機器：

COOLPIX A10 ニコン

感想

ankota

マイナー名山としての羽後朝日岳。国土地理院の地図には大荒沢岳から登山道があることになっているが廃道になっている。廃道どころか道の痕跡のかけらもない。一般的には羽後朝日岳は秋田側の部名垂沢から登られているようだ。少なくとも悪場には古いがロープが張ってある。なんせ羽後朝日岳は県境にはなくすべて秋田県の中だ。しかしながらこのルートは往復に結構時間がかかる。3年前にマンダノ沢、昨年生保内川からの下降ルートとして利用したが、頂上から林道の安全地帯にでるまでいずれも6時間以上かかっている。過去には3時間で下ったという例もあるようだが、ルートが荒れてきているのだろうか。地図を見てみると頂上から部名垂沢下降点の距離と大荒沢岳までは距離的にはそれ程大差ないのがわかる。大荒沢岳へは岩手県旧沢内村から立派な登山道がある。だとすれば大荒沢岳から藪を漕いでいけば時間的には一番早く往復できるのではないか。ということで去年から目をつけていたのを遂に実行に移せた。
結果的には往復8時間以下だったので、部名垂沢よりは早いだろうというのが判った。が、往復4時間の殺人的藪漕ぎはもう二度とやりたくない。
帰りに日帰り温泉で汗を流した。脱衣所に落ち葉をばらまいた犯人は私です。