鳥海山〜大荒れの出羽富士〜


- GPS
- 07:58
- 距離
- 13.6km
- 登り
- 1,185m
- 下り
- 1,174m
コースタイム
11:05伏拝岳-11:11行者岳-11:25御室-12:10御室下山-12:30千蛇谷-13:00七五三掛-14:45御浜小屋-
15:10鉾立登山口
天候 | 雨、曇り、山頂付近は強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
行者岳までは特に危険な箇所はありませんでしたが、行者岳を過ぎた分岐から御室に向かうまでが とても苦労しました。 御室まで大きな岩の中を進みましたが、とても視界が悪く、目の前に見えるはずの御室小屋が全く見えず、 ペンキで書かれた矢印を頼りに進みましたが、ペンキが分かりにくく岩も不安定で今回の登山で一番怖い思いをした箇所です。 千蛇谷下部には、若干雪が残っていました。 雪渓を歩く距離は数メートルですが、雪がカチカチに固まっており滑ります。 雪渓に入ってすぐ、目の前に矢印が書かれているので、そこが雪渓出口です。 |
写真
辺り一面真っ白で、以前登った時の見晴らしの良い景色とは違い
とても幻想的でした☆
このあと本日最初の下山者に遭遇しました。
御浜小屋まで行ったようですが、天気が悪いので今日は諦めたそうです。
ここで二人目の下山者に遭遇〜
姫路から来たという若い男性、この方も御浜小屋の先まで行ったそうですが、視界不良で断念したそうです。
山を下りても何も予定が無いという事で、鶴の湯温泉の話をしたら、その方は鶴の湯に行く気満々でしたが無事に到着出来たでしょうかね〜。
すでに管理人もいなく、静まり返っていました。
ここで三人目の下山者に遭遇〜
京都から来たという年配の男性。
せっかく来たので、何とかして登りたかったようですが
視界が悪く危険だと感じ下山するという事でした。
前回は千蛇谷コースを行きましたが、
この天気で、無謀かと思いましたが本日は外輪を選択!
外輪に入ると、更に雲の中に入り高度感は全くなし・・・
視界は10mほどで、山道もペンキの矢印も見えるし特に不安は無く、またまた幻想的な風景に感動しました。
ここで本日4回目の下山者と遭遇!?
と思ったら、七高山まで行って来たという3人の女性と会いました。私よりも遥かに先輩な女性3人を見て、俄然ヤル気が!(笑)
充電中してたため、いきなり御室の画像です(笑)
8月に来た時は、たくさんの人がいて賑わっていた御室ですが、
今は冬囲いされ静まり返っておりました。
感想
北東北の無積雪期の登山シーズンも残すところ あと少し♪
残り少ないシーズン、少しでも多く山に登りたい。
ところが今週の天気予報では、ほとんど雨の北東北。。。
どうしても山に登りたく、大荒れを覚悟で鳥海山に行ってきました。
鉾立登山口に着くと・・・
登山客と思われる車が、たった4台だけ(汗)
8月に鳥海山に登った時は、鉾立〜千蛇谷〜御室のコースだったので
今回は千蛇谷には向かわず外輪を選択☆
登り始めは、降ったり止んだりの小雨程度でしたが
御浜小屋を過ぎると、風が強くなり一気に大荒れに!
御浜小屋に着くまでに、天候不良を理由に下山して行く3名の方とすれ違いました。
この天気では、危険だから気を付けるように言われました。
辺り一面真っ白で、登山道以外は一切見えませんでしたが
前回の登山の記憶とGPSを頼りに前へ進みました。
初めての外輪コースでしたが
文珠岳、伏拝岳、行者岳と、特に危険な箇所もなく歩きやすかったです。
ところが、そのあと行者岳分岐?のところを下って御室に向かったのですが
下り始めは良かったのですが、途中からの岩場で矢印が分からなくなり
どこからどう降りて御室に向かえば良いのか分からず焦りました。
視界が良ければ目の前に御室小屋が見えてるはずなのに、全く見えないって怖いですね。
しかも御室に着くと、私が来た方向は危険!?だったのか通行止めになっていました(汗)
御室に到着すると、祓川から登ってきたという20名ほどの団体さんと入れ違いになり
暴風雨の中、避難小屋でたった一人でお昼ご飯を食べました(笑)
8月に来た時は、とても賑やかだった御室なのに
今はひっそりと静まり返っており、今日の天気も相まってか
「天空の神殿」といった幻想的な雰囲気を醸し出しておりました☆
今日みたいな日に登らないと見れない光景に、ちょっとしたプレミア感が!(笑)
そして今回も、新山、七高山はパスしました(涙)
下山は、千蛇谷コースを選択しました。
雪渓の部分が全て雲で覆われており、雲の上を歩いているような
そんな幻想的な中を歩いてきました。
そして下山完了。
今回は、大荒れの山行でしたが無事に家に帰る事が出来ました。
今回、雲に覆われた真っ白な鳥海山を登ってみて
昔々、鳥海山には神様がいるって最初に思った人の気持ちが何となくわかる気がしました。
この山には、きっと何かいますね!(笑)
今回は、景色は全く見えませんでしたが
普段見る事が出来ない幻想的な雰囲気を味わえた
素晴らしい山行になりました(^-^)/
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