記録ID: 3556704
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ハイキング
近畿
大仏鉄道遺構めぐり
2021年09月24日(金) [日帰り]
京都府
奈良県
kyobon
- GPS
- --:--
- 距離
- 12.8km
- 登り
- 104m
- 下り
- 70m
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標高グラフを拡大コースタイム
日帰り
- 山行
- 4:15
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 4:45
10:45
5分
スタート地点（加茂駅）
10:50
0:00
2分
ランプ小屋
10:52
0:00
38分
旧加茂駅跨線橋支柱
11:30
0:00
15分
高田寺
12:05
0:00
20分
観音寺小橋台
13:00
13:30
15分
井関川橋梁跡周辺
14:05
0:00
10分
鹿川隧道
14:15
0:00
15分
国境食堂
14:30
0:00
35分
黒髪山トンネル跡
15:10
0:00
20分
佐保川橋脚跡
15:30
ゴール地点
コースおよび写真の配置は手動です。
写真の説明は、「幻の大仏鉄道遺構めぐりマップ」パンフレット等から引用しています。
○数字はパンフレットの数字です。
写真の説明は、「幻の大仏鉄道遺構めぐりマップ」パンフレット等から引用しています。
○数字はパンフレットの数字です。
| 天候 | 晴 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2021年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車
JR加茂駅→「幻の大仏鉄道遺構めぐりマップ」→近鉄奈良駅 【参考】幻の大仏鉄道遺構めぐりマップ https://www.city.nara.lg.jp/uploaded/attachment/17977.pdf |
| コース状況／ 危険箇所等 |
・コース中、歩道分離帯のないところがあり、車両の往来には要注意！ また、一部竹林の中を通るため、虫除け剤があればベター（この日は、結構虫：蚊？に刺されました） ・コースの要所要所に標識・案内図があり、これらを確認して進めば特に問題はない。 |
写真
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�．薀鵐彎�屋：電気照明が普及する以前、鉄道の灯火は主に石油ランプが使用されていて、その照明や燃料となる油を保管していた。
ランプ小屋：赤レンガ造り、切妻屋根で、レンガの積み方は、大仏鉄道の遺構で唯一、オランダ積みとなっている。
��旧加茂駅跨線橋支柱：明治32年ごろ着工。支柱の根元には「尾張熱田鐡道車輛製造所製造」の表示がある。
旧加茂駅跨線橋支柱：跨線橋自体は、1999年に現JR加茂駅の橋上化工事に伴って解体された。
分岐（直進）：高田寺・観音寺橋台へ（歴史を感じるコース）「遺構めぐりマップ」では、ここで�狹脹猊�景を楽しむコース”と�猯鮖砲魎兇犬襯魁璽后匹吠�かれる。
9/24 11:09
分岐（直進）：高田寺・観音寺橋台へ（歴史を感じるコース）
「遺構めぐりマップ」では、ここで�狹脹猊�景を楽しむコース”と�猯鮖砲魎兇犬襯魁璽后匹吠�かれる。
「遺構めぐりマップ」では、ここで�狹脹猊�景を楽しむコース”と�猯鮖砲魎兇犬襯魁璽后匹吠�かれる。
分岐（右折）：R44〔奈良加茂線〕から外れ高田寺・観音寺橋台へ。
�４儔算�（かんおんじ）橋台：大仏鉄道の急な高低差を緩和するために作られた石造りの橋台。
列車通過待ちの間、付近を散策。満開のヒガンバナに出会いました。
観音寺小橋台：観音寺橋台と同様の石造りの橋台。
現JR大和路線とは、この辺りから加茂方面へは併走、奈良方面は離れていく。
現JR大和路線とは、この辺りから加茂方面へは併走、奈良方面は離れていく。
分岐（右へ）：鹿背山橋台・奈良方面へ。
この辺りは竹林が続き、当日は結構虫：蚊？が飛んでいました。虫除け剤があればベター。
この辺りは竹林が続き、当日は結構虫：蚊？が飛んでいました。虫除け剤があればベター。
�コ瓮叡�隧道：大仏線築堤を造る際、農道や水路を通すために築堤下部に設けられた隧道。
赤橋：長短の赤レンガを交互に積むイギリス式。
生活道路として、現役で活躍中。
生活道路として、現役で活躍中。
途中から見える「タツタテクニカルセンター」
歩道のデザインは、大仏鉄道の鉄路をイメージされているのかな？
歩道のデザインは、大仏鉄道の鉄路をイメージされているのかな？
�┥消�川隧道：レンガ造りの隧道。色の違うレンガが交互に配置されている。
松谷川隧道：隧道のデザイン上の理由で、色の違うレンガを積み上げているとの一説もあるとか。
下部の突起物に橋を渡し、上を農道、下を農水路として使用されていた。
木津南配水池（愛称：タツタタワー木津川）：地元産タケノコをイメージしているとか！
梅谷口交差点を横断し、側道を下った所にある橋を左折して、用水路を遡る。（写真右が梅谷口交差点、左が鹿川隧道）
��鹿川隧道：農水路の目的で造られた石積みの隧道。現在も利用されている。
国境食堂：ボリュームたっぷりも、リーズナブルな価格で食べられるようですが（1時間前に昼食済）
��黒髪山トンネル跡：昭和41年頃まで残っていた大仏鉄道唯一のトンネル。道路拡張で取り壊し。
��大仏鉄道記念公園：大仏駅の跡地に、奈良市と地元自治会の協力で、平成4年に造られた。
��佐保川橋脚跡：佐保川に架かる下長慶橋付近の川底に残る、レンガ製橋脚の基底部。確認はできず。佐保川は桜の名所で、約5�劼砲錣燭觝�並木が続く。
9/24 15:10
��佐保川橋脚跡：佐保川に架かる下長慶橋付近の川底に残る、レンガ製橋脚の基底部。確認はできず。
佐保川は桜の名所で、約5�劼砲錣燭觝�並木が続く。
佐保川は桜の名所で、約5�劼砲錣燭觝�並木が続く。
感想
8月の不順な天候は9月に入っても続き、加えてコロナ禍とあって、巣ごもり状態で鬱々とした日々が続いていたが、後半になってようやく天候の回復の兆しが見えてきた。この機会にと、二週間ほど前新聞に掲載されていた「京都〜奈良 大仏鉄道」の遺構巡りに出かけた。
夏日の炎天下に近いコースでしたが、終日心地よい風に吹かれて散策を楽しむことが出来た。
【大仏鉄道とは】新聞・パンフ等より引用
今から100年以上前、「大仏鉄道」が走っていた。
明治の5大私鉄の一つ「関西鉄道」の支線「大仏線」の通称。1898年（明治31年）4月に現在のJR加茂駅と、JR奈良駅の北約1�舛砲△辰紳臺�駅（奈良市）を結んで開通。翌年に奈良駅まで延び、9.9�舛魴襪鵑澄�
線路の傾斜が急で列車が止まり、乗客が列車を押し上げたとの逸話もあるとか。
1907年（明治40年）8月、加茂駅から木津駅を経て奈良駅へと至る平坦なルートが開通すると、急坂の難所を抱える大仏鉄道は休止となり、同年11月に廃線。わずか9年の歴史に幕を下ろした。
営業時間が短く当時の資料も少ないことから「幻の大仏鉄道」と呼ばれ、その実態には諸説ある。路線の跡には隧道（川の水や人を通すためのトンネル）や橋台（橋の上部構造の両端を支える基礎）等の遺構が所々に残され、1世紀前の姿を今に伝えている。
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