熊倉山・土俵山
- GPS
- 06:30
- 距離
- 12.9km
- 登り
- 1,089m
- 下り
- 944m
コースタイム
天候 | 晴れ。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
笛吹入口:13:34発、武蔵五日市行き。立ち。払沢の滝入口で満員。十里木で超満員。センサーに引っ掛かるとドアが閉まらなくなるので、乗れた乗れたヤレヤレ、と荷物を床に置く時には注意しよう! |
コース状況/ 危険箇所等 |
長尾尾根取り付き 他の方の記録を参考に、出合いから少し熊倉沢に入った所、支稜の上を行く薄い踏み跡を追い、474mの南の鞍部にでました。が、尾根の上には474mの方にも踏み跡様があったので、尾根の末端付近からでも取り付けるような気もします。行かれる方はよく探してみてください。 林道から熊倉沢に降りるのが結構難関。ちょっち無理っぽいなーと思ったので、下流で河原に降りて遡りました。それ程たいした水流ではなかったので、困難なく取り付きへ。取り付きから尾根に上がるまでは、結構急な斜面の、とてもか細い踏み跡。追っかけるとつづら折りに支稜を登り、最後で鞍部に向かいます。草の多い時期は結構大変。また、情報だけを頼りにここを降るのは、結構な度胸がいると思います。 長尾尾根 尾根に上がると少し踏み跡がはっきりします。登る分には登ってりゃ良いんでお気楽。600m付近で尾根がぼうっと広がります。降りならこの下あたりは難関でしょう。ボウっと広い所で微妙に方向を変えて行かないといけないので。630m付近にちょっとした岩峰有り。これを越えた辺りから踏み跡は明瞭になりました。あとは地形図の通り、登ったり緩んだりの繰り返しで844mへ。844mは伐採地で東側の展望が開けます。844mを過ぎれば、850m->900m辺りでひと登りありますが、あとは穏やかな道を笹尾根縦走路へ。 指導標の類は一切見かけませんでした。また赤テープ類も少しありましたが、余り頼りにならないと思います。特に降りは地図読み勝負のルート。 笹尾根 本日限定で一切迷いなく歩けるでしょう。東京都山岳連盟の標識が、五月蝿い程にこっちだよって教えてくれます。浅間尾根の先では、標識&頭をぶつけそうな倒木に赤灯付き。あっちゃこっちゃで赤点滅してました。ご苦労様です。 小綱峠から笛吹 2011年版の山と高原地図「奥多摩」では灰色点線だったルート。が、笛吹峠から降るルートが伐採のため通行止めになったので、迂回路として手が入ったようです。2013年版では赤線ルートになってます。 上部は赤線ルートにしては頼りない感じ。どちらかと言えば道と言うより踏み跡。そして指導標なし。尾根がボウっと広いのでご注意を。900m付近でハッキリ道になって来て指導標も現れます。800m付近は伐採地で西側の展望有り。この辺から作業道なのか?幾つか交差しますが、指導標があるので迷わないと思います。降って行けば東側も伐採地となって展望有り。尾根を外して西側に降りる所には、古い指導標もありました。歴史はある道なんだと思います。下部は普通の登山道。作業道の交差に注意。困難なく登山口に降りました。 APRS VX-8D + SRH940 144.66MHz、1200bps、5W、デジパスWIDE 1-1で送信。 650m辺りから拾ってもらえました。長尾尾根から熊倉山まで、ここぞと思った所では拾えてもらってます。この後、ロケーションの良い所では通話が受信されたため、スケルチが閉じるタイミングが掴めず。余りうまく送信出来きてません。栗坂峠の手前から土俵山までうまく行かず。小綱峠で最後。降りでは嫌気がさして、まじめに送信していません。ロケーションの良い所(=他局のAPRS信号がよく入る所)で、他局のAPRS信号が切れた瞬間に送るのが一番成功しやすいので、通話が入ってくるとタイミングが掴めません。どこの局か解りませんが、止めて欲しい。 興味のある方はGoogle Maps APRSでJH1LEF-7を検索してみてください。軌跡時間を12時間にすれば、全軌跡が追えます。次に私が出かけるまで見えます。 |
写真
感想
まずは助走の高尾山の次は足慣らし。ブランクが長くてすっかり鈍っているので、少し低めに行かないと…。と言う訳で静かな笹尾根にしてみました。先週行こうと思っていたのですが、あいにくの天気で延期。なんだか週末の天気がイマイチのこの頃。もう少しマメに登らないと調子が出ないなぁ……。
と言う訳で、ボケてました。長尾尾根への取り付きの藪の中、ハッと気がつくと腰が軽い。ベルトに付けた無線機がない!ない!ない!。さっき写真を撮った時にはあったはず。しまった落とした。で、薮の斜面を降ったり登ったりウロウロ。しめたFT1Dに買えるチャンスだ…などと一瞬頭をよぎるも、いや待て5万円だぞ、5万円!。今年はボーナスシブいぞ、などとも頭の中を駆け巡る......。いったい、何を考えているんでしょうね?。5万円に負けて、薮をかき分け必死に探す。お釈迦様の思し召しでしょうか、無事回収。やれやれ。こういう時には長めのアンテナの方が見つけやすいようです。->ご同輩の方々。
気を取り直して登る。登山地図にも出ていないルートなので、誰もいません。静かです。これだよこれ。誰もいない山の中を、一人静かに登る。紅葉にはまだまだですが、そんな事はどうでも良い。他人の気配のない中をゆっくり静かに……。私にとっては至福の時間です。久しぶりだなぁ……。
とそこに、突然人の声がしたような…。ナンダナンダ、見回すも誰もいない。あれ?空耳?気味が悪い。進んで行くと正体が解りました。高度が上がってロケーションが良くなったので、無線機から声が。APRSの受信モードにして携帯しているので、ピーガガガは入ります。モデムの変調音は無機質な音なので、さして気にはならないのですが、この日はこの周波数で通話している人が.....。ロケーションが良くなり、受信出来る状態になると人の声。ちょっぴり興ざめ。何より、APRSの送信の邪魔。延々何をしゃべっているのか?。データー通信用帯域なので通話に使うのはマナー違反だよん。
笹尾根の縦走路に上がって、都岳連の標識を見て、始めて今日がハセツネの日だったと気付く。しまった。静かな笹尾根を狙ったのに、嵐の笹尾根か?発走時間は何時だっけ?追いつかれたらどこかにエスケープするしかないぞ。走った所で絶対に勝てない。浅間峠に関係者の方がいて、発走は13時と聞き一安心。それなら、追いつかれる事はない。その先、赤ランプ点滅の標識あり、倒木に印あり、障害になりそうな所はマークされてました。結構、ハセツネの準備も大変なのねん!とのんびり歩いたのでありました。駆け抜けるのはあまり趣味ではないもので....、そんな事したら死んじゃう。足慣らし過ぎで、身体に悪いの間違いない。
頻繁に登っていた前なら楽勝コースですが、最後の方では、結構足に来ました。距離的にはちょうど良かったかな?もう少し足慣らしを進めた方が良いようです。
コメント
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a_tomさん、お久しぶりです。
ようやく山を歩く時間がとれるようになったのでしょうか?
誰もいない山の中を一人静かに登る…
いいですよね〜
私もその気持ちとてもよくわかります
と言っても、私は一般登山道しか歩けませんが
無線機、無事に見つかってよかったですね!
ん?
買い換えのチャンスを逃したので残念なのかしら
おっ、masataroさんだ。こんにちは。お久しぶりです。
丹沢の笹尾根も良いかもしれませんが、こっちの笹尾根も良いですよー。地味な尾根ですが、静かにユルユル辿れます。ハセツネの日を除いてですが…。展望には恵まれませんが、静かに林の中を行きたい向きにはお勧めです。masa&cliのトレースも刻んでみてくださいな。もう少しで奇麗な紅葉になると思います。
会社の方はまだ、バタバタしてます。そういう訳で地味〜〜がお似合い。なんだか今の気分に合います。静かにゆったり辿りたい。次の休みも出かけるつもり。次も地味〜〜〜な所を考えてます。無線機も持って行きます。買ってからまだ一年しか経ってません。元は取れてないので、もう少し頑張ってもらいます。今ではすっかり相棒です。次は電波は届かないなぁ、きっと。
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