明日香村散策
- GPS
- 04:37
- 距離
- 10.0km
- 登り
- 145m
- 下り
- 144m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
道標は完備されていますが、農作業用の道が錯綜していて迷いやすい所が多いのでヤマレコなどで事前にルートを確定しておくとロスが無いと思います。 |
写真
感想
明日香村の平田と稲淵の集落を分ける標高200m足らずの峠で、棚田の風景が綺麗だという朝風峠の風景を見たくて出かけた。大阪阿部野橋から急行で45分の近鉄吉野線・飛鳥駅から歩き始め、国営飛鳥歴史公園を抜けて平田集落に出て、金剛山~葛城山~二上山の山並みを後ろに見ながら坂道を登って行くと峠に着くが、峠は展望は無く、切通になっているだけ。下って行くと前方に稲淵の棚田が広がっているのが見えた。実りを迎えて収穫間近い棚田と畦道のヒガンバナが非常に綺麗だった。この道は案山子ロードになっていてコンテストが開かれていて沢山の案山子と、それが目当ての観光客が大勢押しかけていて、静かに風景を楽しむ雰囲気ではなかった。稲淵の集落にある飛鳥川の飛び石や網掛神事の男綱を見た後、石舞台を目指した。その途中は飛鳥川を隔てた斜面一杯に棚田が広がっていて、
将に日本の原風景を見る思いだった。昔はどこにでもある風景だったはずで、開発を優先したため生活は便利になったが、失うものも大きかったように思う。石舞台では夜にかけてイベントが開かれるようで、いろんな仕掛けが施されていた。イベントには興味が無いので、石舞台だけを見学して(¥300)橘寺へ向かった。橘寺は聖徳太子が生まれたという謂れがある寺で、狭いながら風格があった。境内は酔芙蓉が一杯に咲いていたし、往生院の格天井は現代の画家によって描かれた260点の花の絵で飾られていて大変美しいものだった。(¥350)東門から入って西門に抜けると田んぼの中の道となり、振り返ると稲田越しに堂塔を望めた。ここから川原寺跡を見て(イベントの準備をしていたので中には入らず)、鬼の俎板、鬼の雪隠を見学した後、欽明天皇稜とその南にある吉備姫王墓に参拝した飛鳥駅へ向かった。この日は日陰は涼しいものの、照り付ける日差しが強く、暑かったが、明日香村の穏やかな風景に癒されながら10km程をゆっくりと歩くことが出来た。ただ、人気の場所なので、沢山の人がそれぞれ思いのままに歩いていた。レンタサイクルが電動も含めて充実しているようなので、自転車で回ると広い範囲をカバーできると思います。
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