大朝日岳周回：紅葉と雲海と滝雲と

2021年09月26日(日) [日帰り]

• GPS: 07:19
• 距離: 21.8km
• 登り: 1,991m
• 下り: 1,981m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:41
• 休憩: 0:34
• 合計: 7:15

5:22 日暮沢小屋
6:14 6:19 ゴロビツ沢源頭水場
6:55 6:55 清太岩山
7:16 7:17 ユーフン山
7:52 7:53 竜門山
8:37 8:39 西朝日岳
9:18 9:19 中岳
9:24 9:25 金玉水
9:34 9:36 大朝日岳山頂避難小屋
9:45 9:52 大朝日岳
9:57 9:59 大朝日岳山頂避難小屋
10:10 10:12 銀玉水
10:32 10:35 小朝日岳巻道分岐（南側）
10:50 10:53 小朝日岳
10:57 10:57 小朝日岳巻道分岐（北側）
11:10 11:10 古寺山
11:19 11:21 三沢清水
11:34 11:34 ハナヌキ峰分岐
11:39 11:40 ハナヌキ峰
12:12 12:13 竜門滝
12:37 日暮沢小屋

天候

曇り時々ガス

アクセス

利用交通機関：

電車 自家用車

山形駅近くで車を借りて、日暮沢小屋(無人小屋)に前泊。重い金属製の入口がオドロオドロしいけれど、清潔に管理されている印象。管理協力費1500円を2階の箱に入れる。この日の宿泊者は自分を含めて4人。車中泊の人が結構いるようだった。ちなみに同じ日、竜門小屋は20人ぐらい、大朝日小屋は60人ぐらいだったと聞いた。

日暮沢も駐車場は深夜から翌昼ぐらいまでかなり混んだようで、日曜昼の下山時は竜門滝に向かう林道に乗り入れて縦列駐車している車多数。

コース状況／危険箇所等

日暮沢小屋への下りは、どちらから下ってきても根っこだらけの湿った激下りが長く続くので、そこで膝を痛めたり転んだりしないよう注意。

その他周辺情報

日暮沢小屋付近は携帯通じない。

下山後、民宿大原できのこ鍋そばを頂いた。近くに食事できる施設が他にあまりない。

下山後の温泉は寒河江のゆーチェリーを利用。
http://www.yu-cherry.com/

湯ったり館の方が近いし静かそうだけれど、今回は露天のある広い温泉で。

ちなみに最初は奥おおえ柳川温泉へ行こうとしたが、国道27号の大江西川線部分が通行止めだったのであきらめた。

写真

9/26 7:26

青空だったら綺麗だろうなあ・・・。スタートから2時間以上ずっとガス。

9/26 7:38

と思ったら西側のガスが晴れて竜門小屋が見えた。朝靄に煙っていい雰囲気。

9/26 7:49

竜門山分岐から十数メートル西に寄り道してみると、寒江山の手前に滝雲！

9/26 7:52

分岐に戻って南にルートを進むと、西朝日岳（右）と大朝日岳（左奥）が初めて姿を見せてくれた。

9/26 7:57

大朝日岳と雲海と紅葉。

9/26 7:58

まずは紅葉の稜線を登って西朝日岳へ。

9/26 7:59

わずか1分後、この稜線にも雲が・・・

9/26 8:06

ついさっき歩いてきた竜門山からの稜線にも滝雲が。

9/26 8:13

所々にハクサンイチゲがまだ咲いていた。

9/26 8:15

滝雲・・・何度も撮ってしまう・・・。

9/26 8:19

大朝日岳にも雲海が登ってきた。

9/26 8:30

雲海の彼方に月山（右奥）。よーく見るとその左奥に

9/26 8:30

鳥海山もうっすら。

9/26 8:35

1814mの端正なピークに向けて紅葉の山肌が広がる。

9/26 8:38

西朝日岳到着。

9/26 8:45

雲海に浮かぶ中岳と大朝日岳がカッコ良かったのでモノトーンにしてみた。

9/26 8:48

色を付けるとこんな感じ。

9/26 8:51

西側。こっちの奥にも滝雲。

9/26 9:10

南西には飯豊連峰。

9/26 9:11

紅葉越しに西朝日岳を振り返る。

9/26 9:27

ミヤマリンドウ

9/26 9:35

主稜線もこれで見納め。このあと雲海の中に沈んでいった。

9/26 9:38

こちらはこのあと下る稜線。登りに見えるけど下りです。

9/26 9:45

大朝日岳到着！ 到着とほぼ同時に雲海の上の孤島になった・・・

9/26 10:16

青空だったら綺麗だろうなあ・・・の世界に戻ってくる（笑）

9/26 10:38

小朝日岳への登りは岩々の急登。

9/26 10:51

一応巻かずに登ってみた。

9/26 11:43

ハナヌキ峰から走りやすいトレイルが1キロ弱続く（そのあと根っこ地獄の長い激下り）。

9/26 12:30

ミゾソバ。きれいに映ってくれた。

9/26 12:37

日暮沢小屋にゴール！ やっぱり周回コースは楽しい。

感想

Echigoya

朝日連峰の紅葉を見に行って来た。

晴れの予報が外れて青空はほとんどなし(T T)。標高の低いところはほぼ終始雲海の中で、その雲海が時間とともに上昇し、大朝日岳山頂に着いた頃には、雲海の上に出ているのは大朝日岳山頂だけだった。

というわけで、今回楽しめたのは竜門山から大朝日岳に着くあたりまで。その区間の紅葉はだいぶピークに近い気がした（それより低いところはもう少し先か）。赤く染まった広大な山肌を見ながらの主稜線歩きは最高。

何より人生初の滝雲を見ることができたのが嬉しい。風が弱くて滝雲の流れが超スローなので、タイムラプスで撮影してみた。

竜門山分岐から




西朝日岳へ向かう途中から




後半は展望なしになったけれど、鏑木さんお奨めのコースだけあって、ダウンヒルで快適に走れる区間も多い。

所要時間は標準歩行時間の59%。心拍数は平均117、最高141。