行徳道（浅草→船橋宿）

2021年09月05日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 24.0km
• 登り: 11m
• 下り: 6m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:20
• 休憩: 0:00
• 合計: 7:20

11:50 浅草
19:10 船橋宿

天候

雨のち曇り（25/19）

アクセス

利用交通機関：

電車

★行き
都営地下鉄浅草線浅草駅

★帰り
京成電鉄本線京成船橋駅

写真

9/4 11:50

浅草の大川橋（吾妻橋）から、行徳道歩きをスタート！

9/4 12:08

東京スカイツリーの根元を通過。

9/4 12:21

柳島妙見の前、又兵衛橋（柳島橋）で天神川（横十間川）を渡ります。

9/4 12:28

祐天堂。木下薬師道の道標があります。左折して境橋で北十間橋を渡り、少しだけ薬師道を歩きます。

9/4 12:33

小村井村。香取社の前を右折して、薬師道と別れます。

9/4 12:46

葛西川村。大井戸稲荷。

9/4 12:50

中川を渡ります。かつては平井の渡し、今は平井橋で。

9/4 12:59

平井諏訪神社にお参り。小さな富士塚がありました。

9/4 13:02

続いて平井聖天（燈明寺）にお参り。

9/4 13:20

平井駅近くの中華屋さんでお昼。娘は安定の醤油ラーメン！

9/4 13:52

行徳道の説明がありました。

9/4 13:58

前方に荒川放水路の土手が。

9/4 14:01

江戸時代には存在しなかった、荒川放水路によって街道は消滅。小松川橋・新小松川橋まで迂回します。

9/4 14:14

ちょうど荒川放水路によって街道が消滅しているあたりに、行徳道と元佐倉道が交差する、「四股」がありました。写真の左側のあたりになります。

9/4 14:50

江戸川にぶつかるまで、ひたすら真っ直ぐな道（現・今井街道）を進みます。

9/4 15:24

江戸川を渡ります。かつては今井の渡しといって船渡しでした。写真は振り返り。武蔵国を出て、下総国に入ります。

9/4 15:56

行徳エリアに入ると見どころがぐっと増えます。
まずは香取神社にお参り。

9/4 16:17

行徳界隈は道も面白いです。城下町か宿場の入り口のように、道がクランク状に曲がっている箇所が複数あります。

9/4 16:29

行徳は神輿造りでも有名でした。写真は浅子（廃業）。

9/4 16:32

行徳新河岸川。ここと日本橋小網町を結ぶ船があり、成田詣での客などに利用されました。

9/4 16:35

行徳新河岸のすぐ近くにある、笹屋うどん跡。成田詣での客で賑わう有名店だったとのこと。

9/4 16:41

行徳界隈は昔ながらの狭い道で歩きにくいですが、古い建物が点在していていい雰囲気です。

9/4 16:47

直進する木下道と別れ、右折して寺町通りに入ります。

9/4 16:49

寺町通り。その名の通り、寺が多いです。

9/4 16:52

徳願寺。門前に文化4年の永代橋落橋事故の供養塔が立っています。

9/4 16:59

ここを左折。

9/4 17:07

妙好寺。宝暦11年に造立された山門が素晴らしいです。

9/4 17:13

江戸時代には存在しなかった江戸川の放水路にぶち当たり、街道は消滅。

9/4 17:21

新行徳橋まで迂回して越えます。

9/4 17:41

伊勢宇橋の碑。伊勢宇こと伊勢屋宇兵衛は、江戸から故郷の常陸国江戸崎までの道に96もの橋を架けた商人。

9/4 17:53

暮六つが近づき、暗くなってきました。船橋宿へ道を急ぎます。

9/4 18:05

原木（ばらき）村の妙行寺。原木村の村民はすべて日蓮宗の信徒だったとのこと。

9/4 18:15

くぐって上って渡って、下ってまたくぐる。京葉道路を越えます。

9/4 18:21

京葉道路を越えてから、海神念佛堂に至るまでの道にも、石造物が点在しています。

9/4 18:55

海神念佛堂。元禄7年銘の道標や、戊辰戦争の戦死者の墓など、見どころが多い場所です。

9/4 19:03

市川方面から来た成田街道に合流。すでに真っ暗ですが、目指す船橋宿まではあと少し。

9/4 19:08

西向地蔵。このあたりから船橋宿。

9/4 19:13

房総のゲートウェイ。船橋宿をゴールとします。

撮影機器：

SHV47 SHARP

感想

musashinokoyu

　午前中は娘の踊り（日舞）のお稽古があったので、昼から近場を歩くことにしました。
　房総方面への足掛かりを築こうと、行徳道を歩くことにしました。私自身は過去に歩いていますが、次女は初めての道です。

　江戸時代、成田詣でをはじめとする房総への旅は、わざわざ北千住や市川の関所を経由する成田街道ではなく、日本橋小網町の行徳河岸と行徳の新河岸を結ぶ行徳船か、陸路なら元佐倉道や今回歩いた行徳道が利用することが多かったようです。

　旅の様子は写真をご覧ください（サボり）。

　行徳までは比較的単調な道ですが、行徳からは見どころが多いです。
　昼から歩くにはちょうどよい距離ですし、房総のゲートウェイでもある船橋宿に到達するよいルートだと思います。