男4人で挑む剱、早月尾根
- GPS
- 32:00
- 距離
- 14.1km
- 登り
- 2,332m
- 下り
- 2,332m
コースタイム
09:02 馬場島駐車場
09:25 登山口
09:55 標高1000m地点(休憩5分)
11:25 標高1400m
11:40 標高1600m
12:26 標高1800m
13:11 標高2000m
13:50 早月小屋
[2日目]
05:51 出発
06:19 標高2400m
06:48 標高2600m
07:35 標高2800m
08:21 剱岳山頂
08:57 山頂出発
10:45 早月小屋
12:11 早月小屋出発
14:28 登山口
天候 | 1日目:雨→曇り→雨 2日目:晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
今回は2泊3日の山旅。
ただ3日とも剱岳ではなく、前日入りからの剱岳(1泊2日)→白山(日帰り)のハードスケジュール。だが3日間で日本の山でも代表的な二つの山を満喫できるので凄く得な気分。
天気予報では台風24号の影響で自分たちが山入りする日が特に悪い。
だが、逸れる可能性もあるしとにかく行ってみないと天気はわからない。ダメならその場で引き返せばいいだけだとうことでとにかく大阪から富山へ車を走らせた。
[1日目]
着いたのは3時頃。4人とも車で仮眠をとり起きたのは辺りが明るくなってから。車のドアを開けると案の定強い風、落ち葉が車の中へ飛び込んでくる。
だが思ったよりも空は明るく時折青空がちらり。
「早月小屋まで行って風が強く無理だと思ったら引き返そう」ということで山を登り始める。 自分たちより1時間以上早く出発した単独の人が途中で引き返してきた。1200m付近から風が非常に強く怖くなって下山することにしたのだ。
樹林帯が続くが登るにつれて風も強くなり葉の擦れ合う音が大きくなる。1800m付近から景色が徐々に開けてきて体に当たる風が強く重い。瞬間最大風速は20mぐらいあったと思う。(この時が風のピークだった。)
だが空は日本海側から青空が広がっていた。
1日目の終点、早月小屋到着した時は風のピークは過ぎて少しはましになっていた。
4人ともテント泊予定。テント場は小屋のおかげで風が殆ど当たらない場所だったが、このまま風がおさまるかもわからない。4人もいてるし、小屋の主人によると夜は雨が降って朝から晴れるとのこと。 土砂降りにあうのも嫌なので話し合いの結果素泊まりを選択。
小屋は貸し切り状態。 ほかの宿泊客がいるとできない夜更かしもできた。
雨音がする中ぐっすり眠った。
[2日目]
目を覚ましたのは3時過ぎ。静かだ。窓が少し明るく感じた。部屋の窓を開けると無数の星が広がっていた。天気の回復は思った以上に速かった。台風も上手くそれてくれたみたいだった。
朝食を食べエネルギー蓄え、アタックザックに切り替えいらない荷物は小屋に置いておく。
05:51 早月小屋を出発。 前日風も嘘かのようで静かだ。寒かったが思ったほど寒くなかった。 朝日が登るまで〜登って行くこの時間が大好きだ。 ご来光によって雲海が色づき、太陽とは逆方向の猫又山が赤く染まる。モルゲンロートだ。今回は台風で期待できなかっただけにとても美しかった。
2000m後半にもなると手を使って登る岩場が出てくるが、前日の雨などで少し濡れて滑りやすくなっていたが、こういった岩場も気をつけながら難なく進む。 そして立山室堂へと続く稜線が見えてくる。
剱岳山頂に着いたのは8:21。 山頂からの360度のパノラマに大興奮。これは早月尾根から登ったものしか味わえないものだろう。写真を撮りにとって、軽い食事を撮ったりとして過ごした。徐々に辺りはガスに包まれだしたのでまた山小屋目指して下山。 山頂も風がほとんどなく20分以上もゆっくりできた。
下りは特に足元に気をつけながら下山。この日の天気で朝濡れていた岩場はだいぶ渇いていた。
小屋の前のテラスに腰をおろし昼食をとってゆっくりしたら、ここからがまたきつい2000mの下りだ。木の根っこが多く樹林帯で太陽が当りにくいため湿っていて滑りやすい。足元を何度も奪われそうになりながらも無事下山できた。
次の白山へ向けて白川郷へ向けて出発。行きしなと同じスーパーで食糧の買い足し晩御飯を食べて高速に乗る。 白川郷温泉でゆっくりとこの日の振り返りをしながら疲れをとった。 この日の宿泊地、道の駅に到着し夜の宴の準備をするがまたしても雨が!
3日目の白山へ続く...
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