錦秋の尾瀬ヶ原を愛でる旅
- GPS
- 13:02
- 距離
- 32.5km
- 登り
- 1,092m
- 下り
- 710m
コースタイム
- 山行
- 11:30
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 11:30
- 山行
- 2:57
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 2:57
天候 | 山行中 両日ともに快晴! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
鳩待峠から戸倉までバス、タクシー共に1000円 戸倉から大清水までバス430円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
全て一般んの登山道 |
写真
感想
秋の尾瀬ヶ原。
今年、尾瀬国立公園内の会津駒ヶ岳を入れると8回目の尾瀬訪問になります。
今回はテント泊で行きます。重い荷物を背負って歩き出します。
まずは一ノ瀬までの林道歩きです。久しぶりに担ぐ重いザックはずっしりと背中にのしかかってきます。懐かしいような感じで林道歩きという事もあるのでそれ程苦も無く歩けました。
一ノ瀬からはストックを出して三平峠までの登りをじっくり歩きます。スリップしないように足を置く場所をしっかり見ながら進んでいきます。普段でもそうですが、登山中に足がズルって滑ったりすると体力を凄く消耗します。
ゆっくり歩いたせいか、ほぼ疲れることなく尾瀬沼に降りられました。ただ三平峠からの下りはいつも以上に慎重に歩きました。
尾瀬沼は朝日が差し込んできて丁度朝霧が発生し始めた所でした。ザックを下ろして休憩がてら神秘的な景色を楽しむ事が出来ました。
汗がひいたので次は白砂峠を目指して歩き出します。沼尻を過ぎて少し行くと白砂田代に着きます。ここは凄く気持ちの良い場所で、沼尻で少し休んだのですが、そんなに離れていないので、こちらで休憩するのも良いなって思います。
白砂峠までは若干の登りもありますが、とても気持ちよくすれ違うハイカーも皆笑顔です。
白砂峠から見晴らしまでは下りなのであっという間にテント場に着くことが出来ました。
テントを設営して身の回りの整理をしてから冷たいビールで一服します。このまま昼寝をしても良いかなって思うのですが、空は快晴です。勿体ないので初めての三条の滝を見にいきます。思っていたのはサッと行ってサッと帰ってこれるものと思っていたのですが、滝周辺はアップダウンがあり、特に帰りの温泉小屋までは結構疲れてしまいました。
そのままテントに戻ろうと思ったのですが、尾瀬小屋のテラスで冷たいビールを飲み火照った体を落ち着かせました。
日が沈み天の川タイムになると雲が空一面を覆いつくしてきます。さっきまでの快晴は何だったんだろうとがっくりしながらテントに戻ります。ラジオを聞きながら焼酎を飲み、眠気も感じてきたのでトイレに行こうとテントを出ると星が見えます。慌てて三脚を持って出かけました。
至仏山の方は薄い雲に覆われてなかなかさっぱりしません。それでも最後の方に少しだけ天の川の写真が撮れました。
それから朝まではぐっすりで、予定していた時間より一時間多く眠ってしまいました。期待していたオリオン座は雲に隠れ、その代わりにおおくま座はよく見えました。
明るくなると沢山の人達が朝の景色を見に外に出てきます。尾瀬の朝は特別です。この時間にこの場所にいないと絶対見れない景色です。カメラにも目にも焼き付けて劇場を楽しみました。
下山は鳩待峠に向かいます。山の鼻から鳩待峠の間は遠足の学生や沢山のハイカーで賑やかで、こんな所から普段が戻ってきたのだなって実感しました。
戸倉鳩待峠間のタクシーは何度も乗ったことがあったのですが、戸倉から大清水までのバスが初めてで、私の生活では公共交通を使うことがほぼ無いのでこうゆうのが凄く緊張します。前回の沼山峠からのバスも緊張でした。
今回も内容の詰まった二日間を尾瀬で過ごすことが出来て、改めて尾瀬の懐の深さを感じました。
今回も全てに感謝とお礼です。
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