中子沢温泉から唐松山、上権現堂山

2013年10月19日(土) [日帰り]

• GPS: 08:28
• 距離: 17.4km
• 登り: 1,295m
• 下り: 1,296m

コースタイム

6:57中子沢−7:40登山口−8:43稜線分岐−9:42猫岩−10:12唐松山10:26−11:43稜線分岐−12:17上権現堂山12:33−13:50登山口−14:34中子沢

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

アクセス
小出ICから中子沢温泉まで車で15分くらい
中子沢から登山口までは、ほとんど未舗装の林道3km
道の真ん中に雑草が生えていたが、凹凸はさほどない

駐車場
羽川荘手前の公園に5台程度でトイレもあり
登山口の駐車スペースは4，5台程度で1台のみ停まっていました

コース状況／危険箇所等

整備状況
ほとんど狭い尾根伝いを道が通っているので、迷う所はありません。
多少木が被ることはあるものの里山としてはまずまずの整備状況。かといって
ロープや階段はありません。
登山口から稜線分岐まで、三角点の手前、上権現堂の登りはかなり急なところもあり、滑りやすい。粘土質の土やザレた感じの砂地もあるので、油断しているとずるっときます。バランスをとるため、木をつかんだりするので、
手袋があったほうがよいかも。

危険箇所
954．5m三角点の脇は崩落が進んでおり、通行に注意。尾根が狭いが、
両側に灌木があるので、さほど高度感はありません。

登山ポスト
なし

下山後の温泉
中子沢温泉羽川荘　今年いっぱいで閉鎖される

写真

10/19 7:00

羽川荘
下山後に入浴

10/19 7:02

この看板から林道に入る（写真1）

10/19 7:11

5分くらい歩くと未舗装に

10/19 7:14

思ったより路面の状態は良いが、草がこすりそう

10/19 7:35

ちょっと掘れている所も

10/19 7:38

駐車スペース（写真2）
誰もいない

10/19 7:45

登山道は明瞭

10/19 7:46

越後駒と八海山
既に雪がある

10/19 7:50

左は荒沢でしょうか

10/19 7:57

狂い咲きのツツジ
異常気象のせいか？

10/19 7:58

滑りそうな道が続く

10/19 8:02

休憩ポイントの滝見台（写真3）

10/19 8:03

不動滝だそうです

10/19 8:05

これから進む尾根道
こんな感じでアップダウンを繰り返します

10/19 8:11

ざれていて左は切れ落ちている（写真4）

10/19 8:18

登ってきた道もよくわかります

10/19 8:43

警告の札
そういえば何匹か飛んでました

10/19 8:43

まずは唐松へ（写真5）

10/19 8:58

上権現堂山

10/19 9:05

赤い実

10/19 9:21

崩れ落ちそうな三角点（写真6）
素早く通り過ぎます

10/19 9:29

守門岳

10/19 9:39

猫岩手前の岩
縁に沿って道が通ってます

10/19 9:42

猫岩は素直に迂回（写真7）

10/19 9:46

猫岩を振り返って
絶壁です

10/19 9:46

猫の鈴
誰が何のために着けたのでしょう

10/19 10:00

唐松はもうすぐ
低木は紅葉しかけてます

10/19 10:12

唐松山
展望良好

10/19 10:14

パラグライダーが近づいてきます

10/19 10:14

山頂上空を通過

10/19 10:23

東の方に尾根は続いてますが、登山道はなさそう

10/19 10:26

次は上権現堂まで

10/19 11:38

青紫の実

10/19 11:47

権現堂まで直登の道

10/19 12:17

上権現堂山

10/19 12:30

遠くに妙高、米山が霞んで見えました

10/19 13:12

ミズナラの黄葉

10/19 13:13

足場の悪い尾根の下り
ここから（写真4）の「足元注意」までは慎重に

撮影機器：

DMC-FH5 Panasonic

感想

ajitama

「にいがたファミリー登山」の本の中から未踏の唐松山に登ってきました。
本では中級とあるように標高の割に登り甲斐がある山で、決してファミリーハイクに向いているとは思えません。
細かいアップダウンがあるのと足元が悪いのとで、意外に体力と水を消耗しました。

中子沢温泉からのコースをとりましたが、林道が荒れているとの情報もあったので、温泉（羽川荘）手前の公園に車を停めて、林道は歩くことにしました。多少草がこするものの、何とか普通車で進めそうな感じでした。すれ違った車は軽トラ1台（たぶん池で作業されている方）のみです。

多雪地帯のせいか木の高さが低いので、展望はそれなりに良く、稜線への登りでも越後三山の越後駒、八海山を望むことができます。急登ですが、これから行くべきルートがはっきりとわかるので、樹林帯で何も見えないよりも達成感はあります。

唐松山からは360度の展望が望めます。晴れていればさらに爽快でしたでしょうが、あまり高望みはできません。山頂で休んでいるとなにやらモーターの音が聞こえてきて、見るとパラグライダーでした。山頂でパラグライダーを見たのは初めてです。

帰りは上権現堂によってから戻りました。やはりこちらも急登で、特に下りは慎重に降下します。注意すべきはスリップの他にスズメバチ。稜線分岐にも注意書きがありましたが、登山道上に何匹も飛んでました。離れたのを見計らって早足で通り過ごしましたが、熊鈴のような対策がない（黒っぽい服装は避けるくらいか）ので、厄介です。

唐松からの戻りで2人、上権現堂で3人にお会いしただけの、静かな山行でした。