権現山〜扇山


- GPS
- 06:17
- 距離
- 15.2km
- 登り
- 1,266m
- 下り
- 1,397m
コースタイム
−12:59扇山13:32−14:22犬目−14:43太田BS−15:18梁川駅
天候 | 快晴! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2008年12月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
・全般的に、広葉樹は葉が落ちて見通しが利く反面、落ち葉が堆積して足場が見えない部分や、ルートが見にくい部分があります。 ・初戸〜権現山の稜線と権現山〜扇山の部分は、登山道自体が分かりにくいところがあります。ただし、道標は結構多いので、あまり迷わないと思います。 ・南斜面、日当たりのよい斜面は霜が融けて滑りやすく、注意が必要です。 ・積雪はありませんでした。 |
ファイル |
非公開
3604.xls
計画書
(更新時刻:2010/07/28 08:54) |
写真
感想
初めて上野原の駅に降り立った。この駅にはロータリーがないようで、線路に沿って駅まで来た道がぷっつり途切れていた。道の終りは少しだけ幅が広いが、そこに路線バスがいくつも横を向いて停まり、非常に窮屈な感じだ。系統番号などなさそうだったので、運転手に停留所を確認して乗車。
権現山に北から登る登山口の初戸(はと?)まではバスで30分程度、だんだん山道に入り、かなり山深い感じの中にある集落だった。1〜2名の3パーティ程度が初戸で下車、結果的に先頭で山に入った。
北斜面の薄暗い林を、もくもくと登った。一人だからか、気づくとかなり高度が上がり、斜面の反対側の遠くには雪を抱いた奥秩父の山。やがて明るい広葉樹林となり、もうひと登りすると稜線の雨飾り山。ここから初めて真っ白の富士山が見えた。いい天気だ。
稜線で一人すれ違ったが、あとは誰にも会わず、権現様を通って権現山山頂へ。空気が澄んでいい景色であるが、風が冷たい。景色を見ながら腹ごしらえをして、そそくさと扇山方面へ向かう。
登山道は南斜面の広葉樹林の中を通っているため、下りは非常に暖かい。落ち葉もふかふかだったが、逆に足場の状態が分からず、途中で転んでしまった。大事には至らなかったので、少し足をかばいながら歩くといつの間にか回復したようで、浅川峠を過ぎ、しばしの登りを我慢すると扇山山頂に出た。山頂にはいくつかのパーティが休憩していた。
秀麗富嶽十二景の眺めを堪能しながら、コーヒータイムとした。富士山がまとっている雲はものすごい早さで形を変え、その間から見える斜面は鏡のように光り輝いていた。やっぱり富士山は見る山だと思った。
下山もまた誰にも会わず、しばらくの間は滑る斜面との戦いだった。着替えを持ってきていないので、大きく転んだら泥だらけの状態で電車に乗って帰ることになるため、ひやひやしながらなんとか泥地帯をクリア。その後、いくつか分岐があったが、地形図とエアリアで記載されている道のつながりが異なるため、慎重に確認しながら下っていくと、犬目の登山口に出てほっと一息。前の春に登った倉岳山などを見ながらしばらく舗装道を歩き、最後にもうひとつ小さな山を越えていくと梁川駅に続く国道20号に出た。満足。
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