沖ノ山 新しい道ができたと聞いたので行ってきましたョ

2021年10月09日(土) [日帰り]

• GPS: 04:08
• 距離: 10.6km
• 登り: 633m
• 下り: 618m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:08
• 休憩: 0:13
• 合計: 4:21

距離 10.6km 登り 633m 下り 634m

6:43 若杉自然林駐車場
6:53 6:54 第1分岐点
7:15 第3分岐点
7:49 7:51 点名「若杉」
8:36 8:42 沖ノ山
9:36 点名「若杉」
10:04 10:05 第3分岐点
10:26 若杉峠休憩舎
10:32 10:34 若杉峠
10:41 第2分岐点
10:48 10:49 第1分岐点
11:03 若杉自然林駐車場
11:04 ゴール地点

天候

はれ

アクセス

国道373号の鳥取−岡山間の志戸坂トンネル南側を、東側に曲がり大茅スキー場方面へ。さらに道なりに進み、突き当たりが若杉天然林の駐車場です。

コース状況／危険箇所等

若杉天然林内：遊歩道が整備されています。コンクリート、石畳、階段などもあり歩きやすいです。
第3分岐から沖ノ山山頂までは、山道、刈払いのササ原、アスファルト舗装路、薮漕ぎとバリエーション豊かです。

その他周辺情報

帰り（昼前）にあわくら温泉黄金湯に寄りましたが、営業は12時からでした。

写真

10/9 6:41

若杉天然林の駐車場です。入口には、クマさん看板が3枚。この隣にも…

10/9 6:41

奧の赤いのと、手前のイラスト調のが。この地域は、看板並みにクマがいっぱいいるとのことなので、クマ鈴をつけていってきます。

10/9 6:42

駐車場から林まではアスファルトの舗装路。

10/9 6:43

標識も立派です。

10/9 6:41

駐車場にあった林内の地図。地図左側の第3分岐点が林内から沖ノ山に向かうポイントです。

10/9 6:46

木々の間を川が流れていて、なかなかいい感じです。

10/9 6:49

ふっと横を見れば、苔むした斜面。石の上に、緑のペンキをまいたような感じになってます。

10/9 6:57

さて、朝日も昇ってきました。

10/9 7:00

こんな説明版が遊歩道沿いの木には取りつけられていますが、これは外れちゃったみたい。「モチ」って画数が多い難しい字なんですね。

10/9 7:02

この林、江戸時代に人の手が一部入ったけど、ほぼ自然のままとのこと。こんな大木をあちこちで見かけます。

10/9 7:04

そしてところどころに休憩所もあります。ちょっと休憩。

10/9 7:11

ちょっとずつ高度を上げつつ、林の奥に向かいます。

10/9 7:13

その途中に見えたのが、この稜線。地図を見てみると、くらますと三室山の山方面でした。

10/9 7:16

第3分岐点までやって来ました。駐車場からここまでゆっくり歩いて35分です。中国自然歩道「芦津」の方向を見てみると…

10/9 7:16

沖ノ山林道への道です。

10/9 7:16

そして、「人家遠し」の鳥取県へと向かいます。

10/9 7:25

しばらく進むと、この三町村分岐点の標識。このぼろぼろ具合を見るとさみしくなっちゃいますが、

10/9 7:26

その隣には、沖ノ山へと誘うサイン。「眺め良い」とあるので、いってみよう！

10/9 7:26

森の中ははっきりとした踏み跡と、ピンクテープがあるので迷わず進めます。

10/9 7:28

進行方向に沖ノ山が見えますが、まだまだ遠いね。

10/9 7:29

南側には、後山から駒の尾山までの稜線が。手前の右の山塊はダルガ峰かな。

10/9 7:37

何度か登りと下りを繰り返し、

10/9 7:41

色づき始めた木を眺めながら、ちょっと長めの坂を登り切ると、

10/9 7:48

沖ノ山が見える小高い場所に到着です。

10/9 7:49

そのそばのちょっとした茂みの中には、三角点がありました。

10/9 7:53

この感じ、いいでしょ。沖ノ山がよく見えます。左奥は那岐山。

10/9 7:50

その麓を拡大すると、雲が覆っていました。

10/9 7:54

ササ原の中を延びる道が、つーっと沖ノ山方向に延びてます。

10/9 7:58

両脇に立つ2本の木がゲートのようになっています。ササは刈り払われて間もないので、茎が当たるのが登山靴のソールを介してもよく分かります。

10/9 7:59

舗装路との合流点までやって来ました。藪中の道歩きは爽快でした。

10/9 8:07

自動車は通らない（もう通れない）ので、道の真ん中を歩いてます。

10/9 8:07

頂上が近づいてきました。

10/9 8:08

その手前には石灯籠と石碑が。ここでちょっと、休憩。

10/9 8:21

山頂への道は刈られていないので、山頂東側の適当なところから、薮の中へ。

10/9 8:25

薮、といっても膝丈ぐらい。視界は十分に確保できます。

10/9 8:26

振り返って東側を眺めると、こんな景色が広がってます。正面は氷ノ山かな。

10/9 8:30

秋の空は、やや白みがかった青です。

10/9 8:34

山頂付近はブナ林が広がってます。

10/9 8:36

ということで、薮に入って15分ぐらいで山頂に到着しました。

10/9 8:37

山頂付近の景色はこんな感じ。木が茂っているので、見晴らしは良くありません。

10/9 8:37

ここらではそこそこの標高ですね。

10/9 8:42

山頂付近をぶらぶらして、下山。今度は、西側へとのびる稜線沿いに進みます。

10/9 8:46

テープがあるので、それにしたがって進めばOK

10/9 8:49

道に下りてきました。

10/9 8:52

確かに、「人家遠し」な環境です。

10/9 8:53

山頂の南側の道路には途中ケルンがありました。どうやらここからも山頂に向かえたようです。

10/9 9:21

さよなら沖ノ山。うろこ雲が空に広がっていました。

10/9 9:32

再び、ササ原の中の道を通り、

10/9 9:35

沖ノ山を見納めて、再び森の中へ。

10/9 10:31

天然林に戻り、その東側の若杉峠を通り、

10/9 10:31

本日2つ目の「人家通し」の標識を横目に通りすぎ

10/9 10:35

何かの調査をしている装置を見ようと近づいたらぬかるみにはまり、

10/9 10:41

リスさんと小鳥さんの看板の可愛らしさに、思わず頬が緩みました。

10/9 10:51

機種変更で向上したスマホカメラの性能を見せびらかしたくてLINEで家族にこの写真を送ったものの、通信不良で送れなかった、との通知を受けちょっとがっくり。

10/9 11:04

クマに会うことなく、無事に今日の山行は終了です。

撮影機器：

iPhone XR Apple

装備

個人装備

Tシャツ タイツ 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス 予備電池 GPS ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ

感想

hosap

沖ノ山への道が新たにできて行きやすくなった！、というレポートを読み、これは行ってみたいという気持ちに。とは言いながら、鳥取県内の山なのに県内からのアクセスが至極困難。今回は、岡山側の若杉天然林からにしました。

山行の様子はレポートのとおりですが、この道、見晴らしが無茶苦茶いいですね。周囲の標高の高い山からは絶妙に離れているのでとにかく視界が広い。ササ原を切り開いて作られた道も気持ちいい。そして、何しろ「人家遠し」の場所ですから世の喧噪とは無縁でした。

雪山のレポが多いこの山ですが、積雪期以外の登山も楽しめるようになりました。ルート沿いには広葉樹が多いので、これからの季節は若杉天然林とともに紅葉を楽しめそうです。