雨乞岳へ南尾根をピストン



- GPS
- --:--
- 距離
- 8.5km
- 登り
- 995m
- 下り
- 984m
コースタイム
- 山行
- 5:45
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 6:25
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2006年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
今回は久しぶりに隊長との山行。
事前の隊長からの指令は、ノタノ坂〜御池〜T字尾根であったが、金曜に政所支所へ電話で除雪状況確認してみたところ、公式には君が畑の集落までしか面倒みてないとのこと。御池林道は工事業者が自力でやってるかも知れないが未知とのことでありリスキー。御池は見送って、私の希望で雨乞岳を登りました。
大河原を過ぎてスカイラインは除雪なし。でも、轍の高さはそんなに高くなく普通車でもギリギリ走行できるくらいで、辛うじて深山橋まで車で入る。和泉ナンバーのデミオが1台先着、人影は既に無かった。
出発し、スカイラインを少し歩いて移小屋谷の左岸からP635P743P966と続く雨乞岳の南尾根に取り付いた。
P635に這い上がるまでの植林下の急登は、水分が多い雪で足取られまくってかなり消耗してしまった。
傾斜がゆるみ、西側から深山橋直接の小尾根が合流する地点で、先の和泉ナンバーの踏み跡が合流しているかと思ってましたが踏み跡が来てなかったので、この時点ではサクラグチへでも向かったものと思っていました。
ラッセルは靴上であり少々疲れ気味、なかなか、インデアンピークと名付けている820mに着かない。インデアンと呼ぶのは、尾根上にトーテンポールみたいな木があるからなんです。そのインデアンピークへ出ると初めて大展望が拡がる。
隊長も感激している。休憩に適切な場所であるが、先が長いので休憩はP966でしましょうと、比較的近くに見えていたので先を急ぎましたが、大納言谷源頭の鞍部からは、すぐに脛ラッセルとなりP966までは大変長くきつかった。
P966からは素直にワカンを装着して、後300m稼いだら頂上だと気合いを入れ直してブナ林を登る。南雨乞まではワカンでも脛ラッセルでヘロヘロになりつつ、稲ヶ谷側に出来ているプチ雪庇に気をつけながら進む。
隊長は後方で大きく遅れているみたいだったが、這ってでも登ってくる人だから心配無用、先に雨乞岳まで行っておきましょうと南雨乞までたどり着くと、スノーシューの4人組にお会いする。話をお聞きすると深山橋の和泉ナンバーで、白倉谷林道から清水頭を経由してこられたとのこと。今日は別登山者とは会わないだろうと思ってたんですが、正直びっくりしました。ここで、私のラッセルマシーンは終了させて頂くことにし、和泉スノーシュー4人組に先に行ってもらう。感じたのですが、スノーシューの1歩1歩って、歩幅広いっちゅうか大股でワカンで追跡するときつかったです、はい。
雨乞岳の頂上で、4人組にカメラマンとしてこき使われていると、ようやく隊長到着。4人組は行きの私達の踏み跡参照して南尾根を降りますと、食事もせずに先に下山された。私達は、大峠の沢の窪地にてカンビールで乾杯の後、二人揃ってカップヌードル(別に示し合わせたものでもない)と、味気ないちゅーうか貧素なメシである。
下山前に、隊長がイブネは見えんか?と言うので、北方向に少し動いて見ると、樹氷というよりは樹雪がすごい。イブネは少し前方下に白い台地を見せていたが、今立っている雨乞岳の方が格段に白く、今日の私にはイブネへの興味は湧かなかった。
ラッセルで苦しんだ登りも、下山は本当に楽です。特に、和泉スノーシュー4人組の踏み跡利用なので、早々に1100m付近でワカンを外して、順調に下山しましたが、やっぱりこの南尾根は長い。十二分に雪歩きを堪能してスカイラインに降り立ちましたが、だいぶ日向のスカイラインの路面の雪減ってました。
下りのP743付近でテント泊の単独行ともすれ違いました。今日、この南尾根を利用した人みんなが、人と会わないと思っていたのにと思っているに違いありません。
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