爺ヶ岳 南尾根 スキー滑走
- GPS
- --:--
- 距離
- 8.3km
- 登り
- 1,335m
- 下り
- 1,323m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
晴れていれば問題ない 滑走面雪切れがあるので注意 |
その他周辺情報 | 大町温泉郷 薬師の湯など |
写真
感想
2010年(平成22年)5月8日(土)
爺ヶ岳 南尾根 スキー滑走
雪残る爺ヶ岳へ。
初めて南尾根を登り、ショートスキーで滑走をしてきた。
一般道途中から南尾根に入る。
踏跡もあり迷うことはないが所々笹に難儀する。
樹間からは針ノ木岳から爺ヶ岳への稜線が見られ、岩小屋沢岳付近の雪模様の崖は迫力満点。
藪尾根から雪の細尾根へと出る。
ここでアイゼンを装着して急登を行く。
雪面は安定していてここまで滑って来られそうと思い登る。
細尾根の急登を登り切ると展望が開ける。
目の前には爺ヶ岳の山頂方面が見られる。
圧巻は蓮華岳から針ノ木岳・スバリ・赤沢岳などの残雪の山並みと針ノ木雪渓のパノラマだ。
眼下にはゴツゴツした白沢天狗岳や鍬ノ峰の三角錐、そして街並みが広がる。
ジャンクションピークには数名の方がテントを張る準備をしていた。
南尾根の東側は雪面、西側はすでに雪がなくその間を行く。
爺ヶ岳が迫り滑走斜面の様子を見ながら登り続ける。
高度を上げると爺ヶ岳稜線に種池山荘が見られ、その先には剱岳・立山が徐々に威厳ある姿を現す。
ようやく爺ヶ岳南峰に到着する。
ちょうど出発時に谷方面から登り始めた二人連れとも山頂で一緒になった。
山頂で360度の大展望を楽しむのもほどほどに滑走準備に入る。
かなりの急斜面に滑り込むのに勇気を絞り出した。
滑り出せば問題ないのだがこの第一歩が、私にとってはかなりのプレシャーとなる。
この斜面もし転ぶとかなり下まで落ちることも考えられる。
ショートスキーは慣れるまで先端が震えるのが気にもなっていた。
色々考え、そのマイナス面を振り払いスタートを切る。
最初のターンが決まれば後は問題ない。
ところが最初のターンでスキーの先端がかなり震え、自分がおびえていたのだろうが転倒!
這いつくばって止まったので落下はなかったが、膝がガクガクしてしまった。
気を落ち着かせ板をずらしずらし大きな回転で滑り出した。
徐々にショートスキーの滑りに慣れだし思い切ったターンもできスピードにも乗れてきた。
調子良いぞ、快適だと滑っているとあっという間に大斜面が終了に近づいてしまった。
ジャンクションピークの少し上には一端止まると真っ逆さまな斜面で細尾根が待っていた。
さすがにここは転倒したらかなり落下することも考えられたのでスキーを脱ぎ下った。
ジャンクションからは再びスキーを装着して滑る。
慣れてきたので思いのままに滑ることができる感じだ。
最後の細尾根も起伏があり狭い雪面だが雪を蹴散らすように一気に滑り終えた。
スキーブーツでの長いアプローチ、そして下りも長かったが、
初の爺ヶ岳滑走は自己満足の大成功だ。
ふるちゃん
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