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Yamareco

記録ID: 366497
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無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

絶景 焼岳 11月に夏山装備で行く北アルプス

2013年11月05日(火) [日帰り]
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GPS
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距離
6.3km
登り
1,031m
下り
1,049m

コースタイム

6:33 新中の湯駐車場
8:34 山頂を望む
9:23 標高2300m地点
9:48 コル
9:52 火口付近
10:09 北峰山頂
10:34 下山開始
12:50 新中の湯駐車場
天候 曇りのち晴れ時々霧
過去天気図(気象庁) 2013年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
新中の湯駐車場 15台ぐらいでしょうか。私がとめた時は3台しかなかったが降りてきたときには15台ほどびっしりでした。
コース状況/
危険箇所等
最初から急登である。途中徐々に標高を挙げていくが、森林限界を超え山頂を望むようになるとまた急登になる。まあ、3.3kmの登山道で800m近く標高を上げるので仕方がない。

また、登ったのは氷点下なので、木から出る水分が軒並み凍り滑りやすくなっていた。梯子場、木道など。

下山道は気温が少し上がったため氷や雪が解け、ぐちゃぐちゃになっていた。
朝6時台の新中の湯駐車場、11月、平日ということでこんな感じなのでしょうね。
2013年11月05日 06:32撮影 by  Canon EOS 7D, Canon
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11/5 6:32
朝6時台の新中の湯駐車場、11月、平日ということでこんな感じなのでしょうね。
さあ、いよいよ楽しい登山の始まりです。
2013年11月05日 06:32撮影 by  Canon EOS 7D, Canon
11/5 6:32
さあ、いよいよ楽しい登山の始まりです。
焼岳登山の方はだいたいこの写真入れますよね。壊れた乗用車、上の方から落ちてきたのでしょうかね・・・廃車をわざわざここに持ってくるわけもないし・・・。
2013年11月05日 06:38撮影 by  Canon EOS 7D, Canon
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11/5 6:38
焼岳登山の方はだいたいこの写真入れますよね。壊れた乗用車、上の方から落ちてきたのでしょうかね・・・廃車をわざわざここに持ってくるわけもないし・・・。
急登が続きます、ここはロープ場ですが、つかわなくてもいいです。
2013年11月05日 06:42撮影 by  Canon EOS 7D, Canon
11/5 6:42
急登が続きます、ここはロープ場ですが、つかわなくてもいいです。
前半はとにかくこの赤いテープを目印に進みます。
2013年11月05日 07:11撮影 by  Canon EOS 7D, Canon
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11/5 7:11
前半はとにかくこの赤いテープを目印に進みます。
氷点下のため木道は水分が凍り、滑りやすくなっています。
2013年11月05日 07:21撮影 by  Canon EOS 7D, Canon
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11/5 7:21
氷点下のため木道は水分が凍り、滑りやすくなっています。
霜柱発見。
2013年11月05日 07:49撮影 by  Canon EOS 7D, Canon
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11/5 7:49
霜柱発見。
笹の葉だって・・・ひょっとして・・・雪降った?
2013年11月05日 07:50撮影 by  Canon EOS 7D, Canon
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11/5 7:50
笹の葉だって・・・ひょっとして・・・雪降った?
一面の氷の登山道、それを踏みながら登るのが楽しいんです。
2013年11月05日 08:16撮影 by  Canon EOS 7D, Canon
11/5 8:16
一面の氷の登山道、それを踏みながら登るのが楽しいんです。
冬が近づいていることがわかりますね。
2013年11月05日 08:16撮影 by  Canon EOS 7D, Canon
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11/5 8:16
冬が近づいていることがわかりますね。
ここもそうですね、氷は気にせず歩いていきましょう。
2013年11月05日 08:27撮影 by  Canon EOS 7D, Canon
11/5 8:27
ここもそうですね、氷は気にせず歩いていきましょう。
それにしても、霧が晴れないなあ・・・。
2013年11月05日 08:33撮影 by  Canon EOS 7D, Canon
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それにしても、霧が晴れないなあ・・・。
階段も結構多く、7〜8回ぐらいは出てきたような・・・。
2013年11月05日 08:34撮影 by  Canon EOS 7D, Canon
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11/5 8:34
階段も結構多く、7〜8回ぐらいは出てきたような・・・。
やっと、見えました、噴火口が!!
2013年11月05日 08:45撮影 by  Canon EOS 7D, Canon
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やっと、見えました、噴火口が!!
噴火口の横に見えるのが、焼岳北峰です。あそこまで登りますぞ!!
2013年11月05日 08:46撮影 by  Canon EOS 7D, Canon
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噴火口の横に見えるのが、焼岳北峰です。あそこまで登りますぞ!!
後半の登山道は、ひたすらペンキで○が書いてあります。霧でもない限り見落とすことはないでしょう。
2013年11月05日 09:11撮影 by  Canon EOS 7D, Canon
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後半の登山道は、ひたすらペンキで○が書いてあります。霧でもない限り見落とすことはないでしょう。
やっと2300mだぁ!!
2013年11月05日 09:23撮影 by  Canon EOS 7D, Canon
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11/5 9:23
やっと2300mだぁ!!
噴火口から見える煙も、太くなってきました。(私が近づいたのです)
2013年11月05日 09:45撮影 by  Canon EOS 7D, Canon
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11/5 9:45
噴火口から見える煙も、太くなってきました。(私が近づいたのです)
ようやく稜線へ・・・。火口。
2013年11月05日 09:48撮影 by  Canon EOS 7D, Canon
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11/5 9:48
ようやく稜線へ・・・。火口。
南峰は危険なため現在は登山が禁止されていrます。標高はこちらが高いのに・・・。
2013年11月05日 09:48撮影 by  Canon EOS 7D, Canon
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11/5 9:48
南峰は危険なため現在は登山が禁止されていrます。標高はこちらが高いのに・・・。
池が見えますね。
2013年11月05日 09:49撮影 by  Canon EOS 7D, Canon
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11/5 9:49
池が見えますね。
大きな噴火口が見えます。いつ噴火したのでしょうかね。
2013年11月05日 09:52撮影 by  Canon EOS 7D, Canon
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11/5 9:52
大きな噴火口が見えます。いつ噴火したのでしょうかね。
私が一番近づいて撮影した噴火口・・・滑落しそうになった・・・シャレにならない。
2013年11月05日 09:52撮影 by  Canon EOS 7D, Canon
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11/5 9:52
私が一番近づいて撮影した噴火口・・・滑落しそうになった・・・シャレにならない。
稜線から見る穂高連峰。
2013年11月05日 10:03撮影 by  Canon EOS 7D, Canon
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11/5 10:03
稜線から見る穂高連峰。
巻道を経てようやく山頂。ここから山頂1人じめ!!!
2013年11月05日 10:12撮影 by  Canon EOS 7D, Canon
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11/5 10:12
巻道を経てようやく山頂。ここから山頂1人じめ!!!
新穂高温泉でしょうかね!
2013年11月05日 10:13撮影 by  Canon EOS 7D, Canon
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新穂高温泉でしょうかね!
山頂からの噴火口。
2013年11月05日 10:14撮影 by  Canon EOS 7D, Canon
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11/5 10:14
山頂からの噴火口。
多分、御嶽山でしょうか・・・。
2013年11月05日 10:14撮影 by  Canon EOS 7D, Canon
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多分、御嶽山でしょうか・・・。
乗鞍岳だと思うんですけど・・・。
2013年11月05日 10:15撮影 by  Canon EOS 7D, Canon
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11/5 10:15
乗鞍岳だと思うんですけど・・・。
笠ケ岳でしょうかね。
2013年11月05日 10:24撮影 by  Canon EOS 7D, Canon
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11/5 10:24
笠ケ岳でしょうかね。
ううむ、山名同定ができない・・・。
2013年11月05日 10:24撮影 by  Canon EOS 7D, Canon
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11/5 10:24
ううむ、山名同定ができない・・・。
奥に見えるのは立山?
2013年11月05日 10:24撮影 by  Canon EOS 7D, Canon
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11/5 10:24
奥に見えるのは立山?
これは槍ヶ岳だ!!
2013年11月05日 10:24撮影 by  Canon EOS 7D, Canon
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11/5 10:24
これは槍ヶ岳だ!!
奥にうっすら富士山が見えるような気がするのは気のせい?
2013年11月05日 10:25撮影 by  Canon EOS 7D, Canon
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11/5 10:25
奥にうっすら富士山が見えるような気がするのは気のせい?
ううむ、きれいだけどわからない。
2013年11月05日 10:25撮影 by  Canon EOS 7D, Canon
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11/5 10:25
ううむ、きれいだけどわからない。
乗鞍でしょうねぇ・・・。
2013年11月05日 10:26撮影 by  Canon EOS 7D, Canon
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11/5 10:26
乗鞍でしょうねぇ・・・。
撮影機器:

感想

 11月4日の夜、私は車の中で悩んでいました。場所は山形村にある道の駅、5日にどの山に登るかです・・・。
 どうも、朝の最低気温は松本で6度ということらしい。怖いのは駐車場までで凍結して事故になってしまうこと・・・。山が寒すぎること。
 私の当初の目標は焼岳、次点で蓼科山、木曽駒ケ岳、大穴は大弛峠からの金峰山。最初は両神山や甲武信ヶ岳も考えていた・・・。ううむ、どうしよう・・・。

 朝、山形村の気温は4度、標高700m、晴れ。気温が低くても凍るものがなければ凍らない。ということを信じ、半ばヤケで焼岳を目指すこととする。(ここは笑うところですよ!!!)

 山形村の標高は700m、新中の湯登山口の標高は1600m。100m上がるごとに0.6度下がるとして5.4度下がる計算、マイナス2度までは低くならない・・・。と判断した。
 結局、何の不都合もなく新中の湯登山口に到着した。しかし、0度である。きっと登るにつれて気温はマイナスになるはずである・・・。

 上は長そでTシャツにトレーナー、下はジャージで登山を開始する。リュックには上下のヤッケが入っている(北海道から持ってきたもので、北海道仕様、マイナス20度ぐらいまでは左団扇である)

 この登山道は、登り始めから急登である。しかも、木道などの水分がすべて凍り大いに滑る。(帰りは滑らなかった・・・零下の力はすごいね。)それを、前日の疲れもなくわしわし登っていく。いつのまにか登山より1時間40分経っている・・・いったん休憩しようぜ。と私はウーロン茶でのどを潤す、2リットル持ってきたけど大丈夫だろうか・・・。

 さらに登ったところで、もう下山者がいたので聞いてみる。
「ああ、ここはコースタイム2時間40分ですよ。あなたはここまで1時間50分で来た。あと10分で山頂が見える、そこから40分だ、いやあ、コース通りだよ!!」
 私は浮かれて歩きます。珍しい、私がコース通りで歩いているなんて・・・。
 
 じきに稜線が見え、梯子が多数現れる、どんどんコースタイム(その人が言った)より遅れていく私、どんどん浮かれが無くなって絶望感に。ああ、稜線に出てから40分・・・一気に疲れと脱力が来る。
 家に帰ってきてから見ると、本来は登り3時間40分、下り2時間30分で帰ってくる。ああ、私はコースタイム間よりは遅れていなかったのね・・・。

 じきに、稜線に到着。360度全部絶景。北アルプス絶景である。噴火口、旧火口、池などを写真に収めてから山頂に向かう。意外とここが難所で、一枚岩のすぐ横を通るセクションを通ることが非常に難しく見えるのである。

 焼岳は活火山である。日本には110か所の活火山があります。乗鞍火山帯と言われる火山、現在活発に活動しているのはここだけかもしれませんね。

 最後の急登、ストックを投げ両手両足で一気に登る。そして山頂、独り占めである。結構長くいた、上高地、北アルプス、などは人が多すぎて1人で山頂独占というわけにはいかないが、少しの間だけでも。

 頂上からは大絶景!!。北アルプスのほとんどを見られます。本当に絶景です。富士山も見えるかな!!本当にいい景色だなぁ。山名同定できている山とそうでない山があり申し訳ありませんが、本当に楽しめたのである。

 下山もきつい、ひざや足首にくる。黙々と下る。4番目のベンチで休んでいた方と今日の山行や剣岳、穂高、槍ヶ岳の話を聞く・・・私もそのうち槍や穂高に登る日が来るのだろうか・・・自分の技量ではまだ無理だと思う。

 さいごも一生懸命下り、新中の湯駐車場へ・・・コースタイムよりも若干短い時間で帰ってこれたようだ。少し機嫌が良い。

 寒くても、晴れることの多い11月。北アルプス焼岳、なかなか楽しめる山でしたよ。まあ、直近の気象情報を気にして登ってみてください。それでは失礼します。

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新中ノ湯コース
利用交通機関: 車・バイク、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

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