積丹岳

2013年11月02日(土) [日帰り]

• GPS: 02:34
• 距離: 5.9km
• 登り: 806m
• 下り: 9m

天候

曇　強風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

登山口

登山口から、ずーっと笹が刈られた道を進んでいくので眺めは殆ど無い。

気休めとしては、三合目からはじまる標識ぐらいだろうか。
途中、道にダケカンバが覆いかぶさるようになってくる。
これは、雪の重みなのだろうか？

八合目くらいから地面に雪が現れ始めた。

もっとも雪が多かったのは、八合目から九合目の間だった。
特別滑るわけでもなくアイゼンを付けなくても歩けるような雪だった。

九合目からはようやく視界が開けてきて、山頂へ向かう道や日本海と積丹の街が見えていた。

山頂はものすごい風で立っているのもやっとな状態だった。
2回めの積丹岳もやはり爆風だった。
山頂標識の奥にはうっすらと雪を被った余別岳が見えていたが間もなく雲に覆われてしまった。

野塚地区がみえる、ここには岬の湯という温泉があって、帰りに寄るのを楽しみしていた。

霞んでいるが、積丹岬の島武意海岸も見える

海とは反対の斜面にはすっかり葉が落ちて白い枝が目立つようになったダケカンバが見えていた。

一旦降りて、風に少ない登山道脇でご飯を食べて下山した。
小屋の前に出ている湧き水を使わせてもらい、ドロドロになった靴とスパッツを洗わせてもらった。
小屋の中はきれいに掃除されていて、大事に使われている印象だった。

岬の湯の駐車場から見た積丹岳

感想

Gyo

11月初めの3連休初日は積丹岳に行ってきた。
積丹岳は去年の春に北尾根からスキーで登って頂上手前で爆風のため撤退しているが、夏道は初めてだ。

国道の登山口のバス停のあるところから山に向かって入って行くと暫くして、細い砂利道になる。
結構な勾配の道をすすむと突如、休憩所というか山小屋が現れた。

天気もイマイチだし、紅葉もすでに終わっていたので登山者は少ないだろうなと思っていたら案の定、誰もいない貸し切りの山だった。


帰りに寄った岬の湯はかなりしょっぱい、ツルツルのお湯で、湯上り後は顔がヒリヒリした。

積丹岳、やはりこの時期はイベントが少なくて登っただけの印象だった。
残雪期のスキーやタケノコの時期などに登ると楽しいかもしれない。
とりあえず、未踏の山頂を踏めただけでよかったのではないだろうか。