鹿留山ー杓子山ー高座山

2021年10月21日(木) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 13.7km
• 登り: 843m
• 下り: 851m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:17
• 休憩: 1:33
• 合計: 8:50

9:00 内野バス停
9:20 9:20 養鶏場
11:01 11:01 立ノ塚峠
11:25 11:25 子ノ神
11:35 11:39 鹿留山
11:50 11:50 子ノ神
12:25 12:58 杓子山
13:36 13:36 大榷首峠
14:09 14:11 高座山
14:56 14:58 杓子山登山口
15:33 15:35 忍野中学
16:00 16:04 浅間神社
16:09 16:45 忍野八海
16:45 16:55 忍野八海（大橋）バス停
17:50 ゴール地点(御殿場駅)

天候

曇り時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

写真

10/21 8:51

内野バス停から歩いてT字路へ突き当る。看板にある立ノ塚峠、二十曲峠の案内の矢印に従い右折して進む。

10/21 8:54

途中の家の玄関に飾られていた茅の輪である。子供の無病息災などを祈念するのだと家の方が教えてくれた。これは御神木の飾りが配られたものだそうです。

10/21 8:55

富士山が、家の背後にすそ野までくっきりと姿を現してい見えていた。

10/21 9:02

登山口まで舗装された道を進んで行く。前方に見えるのがこれから登る鹿留山、立ノ塚峠などの山並みのようである。

10/21 9:04

振り返ってみると富士山が、きれいに見えていた。午後になると雲に隠れることもあるので富士山の写真を撮っておくことにした。

10/21 9:32

鶏小屋など経由して舗 装道路の山道を歩いて行くとT字路の突き当り、立ノ塚峠経由杓子山の標識がでてくる。この標識を右折して進む。

10/21 9:34

さらに進むと山道へ入いり、手前に内野地区と杓子山・立ノ塚峠へ至る標識に出会う。

10/21 9:34

登山道は、両側を雑木林に囲まれた気持ち良い道である。

10/21 9:40

やがて、立ノ塚峠へ登る山道が始まる、

10/21 10:01

約70分の行程で、立ノ塚峠に到着する。右へ行くと二十曲峠、左へ進むと鹿留山、杓子山の子ノ神分岐点に至る。

10/21 10:02

立ノ塚峠の脇に石仏が建てられていた。旅の安全を祈ってきたのだろう。

10/21 10:19

道の所々にキキョウなどの草花が咲いていた。タカネシュロソウ？

10/21 10:24

毒があると言われているトリカブトの花である。

10/21 10:30

マムシ草の実が、赤く色づいていた。

10/21 10:35

トリカブトの花だろうか？

10/21 10:36

可愛い白のノコンギク？の花である。

10/21 10:46

立ノ塚峠から鹿留山、杓子山子ノ神分岐点までの道は、鎖が着けられた岩場の急な道が何か所も出てくる。気を引き締めて登る。

10/21 10:59

途中の山道から富士山、裾野を眺めた景色である。富士山山頂は、雲に隠れてまったく見えない。裾野から忍野村の街は、陽が射しているところもある。また、山中湖も光って見えている。

10/21 11:12

岩場を急登する場所である。数か所このような場所が出てくるので慎重に登る。

10/21 11:25

立ノ塚峠から険しい山道を登る事、約60分強で子ノ神と呼ばれる、鹿留山と杓子山へ至る分岐点にに到着する。二十曲峠の方向が、登ってきた方向である。

10/21 11:25

子ノ神から約10分ほど登った場所に鹿留山がある。比較的緩やかなアップダウンの道である。

10/21 11:26

雑木林の中は、まだ紅葉が始まっていない。

10/21 11:35

鹿留山の頂上1632mへ到着した。

10/21 11:35

頂上には、大きな楢？の木が1本聳えていた。

10/21 11:36

もう一つの鹿留山頂上の標識である。少し、休憩してから子の神まで約10分で戻って、杓子山へ向かう。

10/21 11:37

雑木林の中の尾根道である。これからは、緩やかなアップダウンを繰り返しながら下る道になる。杓子山まで約30分の行程である。

10/21 11:43

林の中に紅葉を始めた木も見える。

10/21 12:09

杓子山登山コースからは富士山麓、山中湖、忍野村などを前方にみながら進むことになる。人気の富士山絶景コースである。

10/21 12:31

杓子山1597mの頂上へ到着した。愛の鐘が設置されている広い開けた場所である。

10/21 12:32

木の板で作られた杓子山頂上の標識である。富士山の展望が良い事から人気の山のようである。

10/21 12:32

杓子山頂上のススキ原の先に、雲に隠れた富士山の裾野が見える。

10/21 12:35

杓子山頂上に立っていた大きな木である。その先は雲り空と山並みが見える。

10/21 12:32

頂上には、小さな石の祠も建てられていた。

10/21 12:33

20分程、昼食を摂ったり、休憩して杓子山を下ることにする。その先を大権首峠から高座山へ下って行く。

10/21 12:58

山道にススキがたくさん生えていた。その先に幾重にも重なった青い山並み、都留の山、道志の山、中央線南側、北側の山々、奥多摩などが見える。

10/21 13:24

ハンググライダー離陸場の近くに杓子山登山コースの説明板が、設置されていた。360度富士山前景展望と書かれているが、残念ながら富士山は、雲の中である。

10/21 13:26

大権首峠の杓子山とこれから登る高座山への分岐点の標識である。

10/21 13:26

大権首峠は、富士吉田の不動湯への分岐点でもある。トレランコースとしても使われている。

10/21 13:55

木の間から杓子山・高座山を結ぶ稜線の南斜面や街並みが見えている。

10/21 13:57

大きなトリカブトが、道脇にきれいな花を咲かせていた。

10/21 14:00

この辺りの雑木林は、まだ紅葉が始まっていない。

10/21 14:00

黄色の可愛い花が、咲いていた。名前は不明である。

10/21 14:05

比較的なだらかな道を昇った先に高座山山頂がある。

10/21 14:09

高座山山頂1304mである。頂上は、狭い場所で標識も板切れで作られている。

10/21 14:10

富士山は、相変わらず雲の中である。裾野とその前の忍野村の街並みが広がっているのが見える。

10/21 14:11

高座山からの山道には、ススキ、キキョウのような花などが咲いていた。

10/21 14:11

野菊だろうか？、咲き終わって綿のような種の植物であった。

10/21 14:30

高座山頂上直下とその先に急坂が現れた。火山灰の混じった土の急斜面である。転倒する人が多いと山の記録に載っていたので軽アイゼンを着けて下ることにした。

10/21 14:30

富士山の裾野、忍野村の街並みが、だいぶはっきり近くに見えるようになって来た。

10/21 14:30

急坂を降り切った先にススキ原のなだらかな道下って行く。この辺り、8月8日の八海祭りに八字焼きが行われるようである。

10/21 14:31

ネギやニラ系のネギ坊主のような花も咲いていた。山ラッキョウ。

10/21 14:32

ススキ原が綺麗である。忍野村の尾根の南斜面は、昔にゴルフ場開発が中止になり、その後、森林公園として開発されたり、富士山噴火時に一時避難所などとして利用されている？ようである。

10/21 14:36

富士山の裾野の先に忍野村の景色が一層はっきり見えて来た。忍野中学のグランドも見える。

10/21 14:56

杓子山登山口へ降りて来た。その看板である。この先、明見・忍野林道を下って忍野中学脇へ出る。

10/21 15:15

杓子山登山口にも杓子山登山ルートの看板が立っていた。鳥居地峠は、登山口から先へ少し歩いた場所にある。

10/21 15:32

忍野中学のグランド脇の道ににヤマボウシの赤い実がたくさん落ちていた。

10/21 15:45

忍野八海へ行く途中の道わきに、乗馬クラブがあった。

10/21 15:52

忍野村浅間神社付近にイチイの群生地がある。実は、甘苦くておいしかった。種には、毒があり食べられない。

10/21 15:58

浅間神社の近くのお店の店頭にきれいな菊の花が植えられていた。

10/21 15:58

菊の花は、秋の風情を感じる。

10/21 16:04

浅間神社の鳥居である。富士山信仰の神社で富士山噴火時などの自然災害のないことを昔から祈って来たのであろうか？

10/21 16:09

忍野八海は、浅間神社のすぐ先にある。富士山の伏流水が、湧きだしてできた池である。菖蒲池の姿である。

10/21 16:12

忍野八海の鏡池の看板の様子である。他の池傍に説明板が立ててある。

10/21 16:12

鏡間である。晴れていれば富士山が逆さに写って見えるようである。

10/21 16:13

水車小屋があるの中池（人造池）の様子である。水車でうどん、そば粉をひいている。うどん、そばを売る店が脇にある。

10/21 16:16

個人の家を開放して有料で見物できる資料館、底抜池があるが、休館中であった。この日は、コロナ感染緊急事態宣言明け、ウイークデイでもあり観光客はわずかであった。

10/21 16:19

中池から流れ出て来た水の様子である。

10/21 16:22

銚子池である。

10/21 16:26

お釜池の様子である。

10/21 16:45

最後にちょっと見えた、忍野八海バス停からの富士山の頂上である。忍野八海バス停16時53分発で御殿場駅に17時45分頃に到着予定である。

撮影機器：

Nikon 1 J1 ニコン

PowerShot G9 X CANON

感想

mkatoh

富士山の雄大な景色と忍野八海の伏流水の綺麗な水を見に、忍野村内野から鹿留山ー杓子山ー高座山ー忍野八海をハイキングしてきた。

　御殿場駅からバスで山中湖の花の都公園入口バス停まで行くことにした。そこで山中湖畔内回りバスへ乗り換えて内野バス停で下車する。

　花の都入口バス停から内野方面へ行くバスの乗り場が、信号機を左折した、すこし離れている場所にあるので注意が必要である。地元の方やバスの運転手さんにバス停の場所を聞いて教えてもらう方と良い。　

　この日の午前中の10時前後は、富士山を裾野から頂上まで眺めることが出来た。午後に入って、鹿留山ー杓子山ー高座山の富士山絶景ポイントからは、雲に隠れて富士山を見ることが出来なかった。

　帰りがけの御殿場駅へ向かう忍野八海バス停から、雲の上に富士山頂上がちらっと見えていた。

　山の中の紅葉は、これからと言ったところである。コースの所々には、リンドウ、トリカブト、小さな白菊などが綺麗な花を咲かせていて楽しませてくれた。

　このコースは、立ノ塚峠から鹿留山へ登る分岐点近くまでは、ロープが張られている急な岩場の登りが何か所も連続であり、緊張させられた。

　また、高座山直下とさらに下った場所に火山灰混じりの土の急な下り坂が続いている。転倒する人もいるようで、慎重に下る必要がある。今回軽アイゼンを用意して転倒対策をして下った。

　下山後は、忍野八海へ寄って御殿場駅行きのバスが来るまで見学することにした。忍野八海は、富士山からの伏流水が湧きだしている8つの池があり、それぞれに名前が付けられている。

　ウイークデイの上に、コロナ感染緊急事態宣言明けなどで観光が控えられている影響で客の姿はまばらであった。
4時頃に店を閉める準備をしたり、有料の資料館がある場所は閉じられていた。

　富士山の絶景が、鹿留山ー杓子山ー高座山を歩いている時に見ることができなかったが、雲り時々晴れの、風もなく穏やか天気の中を楽しいハイキングができた。