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ハイキング
比良山系
武奈ヶ岳 (中峠〜山頂〜広谷〜金糞峠)
2013年11月08日(金) [日帰り]
- GPS
- --:--
- 距離
- 11.1km
- 登り
- 1,022m
- 下り
- 1,022m
コースタイム
正面谷駐車場発 8:44、 金糞峠着 10:20、 中峠 11:16、 山頂 12:02〜12:34、 細川越 12:50、 広谷 13:23、 イブルキノコバ 13:31、 八雲が原 13:45、 金糞峠 14:18、 青ガレ下 14:47、 駐車場着 15:30
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
◆ 6週間ぶりの武奈ヶ岳だ。その間台風が2回来たので、登山道がもっと痛んでいると思っていたがそれ程でもなかった。青ガレは全く変わらない。 でも青ガレ下の左岸への渡渉地点の橋は完全に流されてしまっていた。しかし今は水量が少なく、小さな石は流されたが大きな岩は残っていて、渡渉には全く差し支えは無い。 ◆ 青ガレの上の金糞峠までの、ごろごろした石ばかりの空沢は全く何時も通りで変わりはなかった。 ◆ 中峠までのヨキトウゲ谷も先月来た時のほうが変化が激しかった。今回はそれより一層濁流で石や砂が洗い流されて、渡渉地点の水深が深くなった所はあったが、基本的に難度が増えた様な所はない。 ◆ 中峠に上がって見るともう、ぶなの木は葉っぱがみんな落ちてしまって、全く残っていない。初冬の山はもっと侘しいかと思っていたら、葉っぱが無くなって日が射すととても明るく、夏場の鬱蒼とした雰囲気が信じられない感じだ。 お陰で風通しが良く寒かった。今までは山の東側を登っていたので、比較的風にも当たらず暖かかったが、中峠で尾根に上がると西風が強くてビックリ。 ◆ 夏場では何時もコヤマノ岳の涼しい日陰で弁当にするが、今日は風が強く山頂でも変わらないと思い、山頂でw・ブレーカーうを着て、お地蔵さんの前で風を避けて弁当にする。 中国のPM2.5の影響と思われるが、回りの展望は良くなかった。釈迦岳さえ霞んで見えた。 ◆ 下りは、久しぶりに広谷に回る予定なので北稜を下り細川越えに向う。山頂から最初の前半の下りは急で粘土質なので、滑って尻餅をつかないよう注意して下るが、ストックが無かったらどうしようと言ふような坂だ。 ◆ 細川越を右(東)に下るとすぐに小川に出る。これが広谷だ。この緩やかな流れに沿って下って行く。最初は湿地になっているが、丸太を埋め込んだ道が造られていて、その上をうまく歩けるようになっているので、靴が汚れる様な事はない。 ◆ その後地盤も確りして来て谷沿いの快適な道になる。広谷(地点名)までに5回渡渉しなければならないが、橋は2回、あと3回は渡渉する。しかし浅く水量も少ないので全く問題はない。以前は全部に橋があったように思うが、大雨や台風の度に流されるので仕方がない。 今回も5回目の渡渉点にあった、傾いて通れなかった板橋が全く姿形を残さず流されて無くなっていた。 ◆ 5回目の渡渉を終えるとすぐ広谷だ。ここで対岸(右岸)に3本の丸太で作られた木橋を渡る。この橋には大きな枝のある流木が引っかかっているのに流されていない。よく見ると大きなワイヤーで端が固定されている。流されなかったのは良いが、この橋は大変古く、どれ位になるかは分からないが、真ん中の木は完全に腐っているように見え、渡る時少し長いので上下に揺れる。気持ちが悪い事と言ったらない。(橋がなくても渡渉はそんなにむ難しくはないと思う。) ◆ 渡った所は右(西)から支流が流れ込んで来た所だ。踏み跡が全くないその沢を150m位登って行くと左手に道標がある。左手の斜面に取り付き、踏み跡に沿って西に進むとすぐにイブルキノコバに着く。初めてだと一寸分かり難いかも知れないが、地図通り西南方向を意識して進む事。 ◆ 八雲が原までは道が水に浸され、良い道ではない。3回小さな沢を渡ると元スキーコースの下に出る。 今年はこの出口の所の大きな芦生杉のうろに蜂の巣があり、大勢の人が刺される事故があった。akiho さん等が武奈山頂のすぐ下のコヤマの分岐にイブルキには行かないで、他のルートを通るように注意書きをして警告していた所だ。私も前回はそこを避けてスキーコース跡を下った。 それでも刺される人がいるので、現場にロープを張って迂回路をこしらえたのが、未だ残っていた。もう蜂は居ないだろうと中へ入っていったが、さすがにもう蜂は居なかった。 ◆ 八雲が原から金糞峠までの奥の深谷源流沿いの道は、とても気持ちの良い道で7つの木橋を渡る。akiho さんが「観音様ロード」と命名している道だ。私も武奈の中で「ヨキトウゲ谷」、「広谷」と並んで最も好きな道の一つだ。 今度の台風で橋も流されているだろうと思っていたが、最後の7番目の橋は完全に流されていた。しかしその10m位上流に全く新しく作られていた。本当に有り難いことだ。 その橋は数百米下流に流されて、その残骸を川原に曝していた。 |
感想
◆ 今年は台風が何回も来て、紅葉のいい時期に武奈ヶ岳に行く機会を失ってしまった。上の方は2週間遅れた。残念だが仕方がない。
久し振りにいい天気になったが、ほんとに遅かった。
◆ コヤマノ岳のぶなも未だ葉っぱくらいは付いているだろうと期待して行ったが、全部落ちてしまっていた。
風通しだけが良くて吹きさらしと言った感じだった。しかし日が差していると、初冬の山の侘しさがなくて、明るくて見通しが良く、特に今日は気温が9度〜20度と言ふ事もあり、暖かくてよい山歩き日和だった。歩いている時はw・ブレーカーを着ることは無かった。
◆ 山頂に12時までに着いたら広谷に回る積りで、30分置きの5分間の休憩をなるべく短くする様に気を付けて登る。お陰で2分遅れで山頂に着く。
この時期5時には暗くなるので余りのんびりしてはおれない。少し寒くなったので随分と登るのが楽になった。汗の出具合が全く違うと疲れも全く違う。
◆ 久し振りの広谷は、もみじやぶなの紅葉は無かったが、それ以外の紅葉は結構色々あり、谷の雰囲気にマッチして良かった。
背丈は5m位の大きくは無い、どちらかと言ふとぶなや楢のきの下生えで、堂満岳東稜にも沢山あるが、真っ黄色に紅葉する木だ。葉っぱの先が3つに分かれて、それぞれ先が尖っている。以前から名前を確かめようと思っているが、未だに調べていない。
も一つこれも名前が分からないが、やはり4〜5mの下生えの木で、今頃真っ赤に紅葉する木がある。それらは今が丁度見頃であった。
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最近、記事を見ないなと思っていたんですが6週間ぶりの武奈ヶ岳だったんですね。六甲は登ったことが有りませんが色々なコースがあるんですね。私は9月末に小女郎ヶ池へ行って以来、何故か登りたい気持ちにならず、紅葉の良いシーズンなのにと思っています。。mesnerさんは、ますますお元気で何よりですね。
今年は台風がいい時期にきて、紅葉の時期を逃してしまいました。
少し涼しくなって良かったと思っていたら、今度は一気に寒くなり、思うようには行きませんね。
でも、雪はも少し先でしょうから、山へ行って下さい。
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