谷川岳 (晩秋〜初冬の西黒尾根)厳剛新道から周回
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.3km
- 登り
- 1,391m
- 下り
- 1,392m
コースタイム
厳剛新道口 8:45
ガレ岩の頭 10:30
トマの耳 11:40
オキの耳 12:00
肩の小屋 12:45
ラクダの背 13:40
指導センター 15:15
天候 | 午前 晴れ→曇り 午後 曇り→小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
これからの1ヶ月間で、日々冬の状態に変わって行きます。 あくまで、参考として 厳剛新道 上部鎖場 薄く氷(ベルグラ)が張り付いた状態 西黒尾根 ザンゲ岩付近〜天神尾根分岐 うっすらと雪 踏み跡は融雪 山頂付近 トマの耳〜オキの耳 初冬 |
写真
感想
今年は雪が遅いなと感じながら、厳冬期は自分には無理な谷川岳西黒尾根
気になる晩秋の状態を偵察してきました。
色々な状態を想定して、3シーズン用として使用している10本歯アイゼンと
万が一用にバイル1本、グリップのトリガーを外してザックに付けてます。
今日も場違いなほどの重装備準備してます。
11/9午前は、まだ気温がそれほど低くなく、西黒尾根上部でも融雪が進む状態ですが
10日〜11日にかけての降雪で一変すると思われます。
これからの1ヶ月間は、日々冬の状態に変貌して行くと思われます。
岩と雪のミックスで、雪が薄いのは、不安定なので、この間は要注意。
(厳冬期前、昨年12月初旬の西黒尾根の状態を別途UPします)
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-368445.html
9日午前晴れ、午後から曇り (10日〜11日は暴風雪注意情報出てます)
朝8時にスタート遅いので、山頂付近でガスになるパターンだなと思ってます。
まだ下部は秋だろうと、いつものように 厳剛新道上り、西黒尾根下りで
周回します。
厳剛新道下部は、常に流水や濡れた状態で滑り易いので、注意して上がります。
第一見晴、マチガ沢への降下ポイントからの双耳峰、山頂付近だけ雪、
三段紅葉には遅かったですが、綺麗だなと感じながら、上部鎖場へ。
北向きなので、岩の表面は薄く氷が付いてます。
冬季のように、アイゼンが掛かるようなものと違うので、状況見ながら上がります。
鎖が架かってる部分の脇の方が良い場合もあります。
(本日、一番注意した場所で、ここだけヘルメット被りました。)
西黒尾根に合流すると、3組くらい上がってます。
2名の単独の方が下りてくるのも見えます。早い時間の行動で多分凍結状態で上がったんだなと感心します。
傾斜が出てくる手前で休んでいた1組4名の若者達、下りて来た単独の男性に様子聞いてます。
雪は想定してなかったような感じです。この後、上がらなかったようです。
その後、前に見えていた1組、男女かなと見ていましたが、お父さんと小学生の男の子でした。
凄い親子だなと感じてましたが、この頃から、晴れから曇りで様相が変わりはじめ、
雪も付いてる部分になるので、どうするのかなと思っていましたが、上がらなかったようです。
スラブ状の岩部分から上、雪が付いた状態になりますが、気温が高く溶けてます。
手を使う部分があるので、どうしてもしみます。上りと下りで変えました。
天神尾根分岐手前からガスの中です。
今日は露出部分が多いので良かったですが、
積雪期はガスが出ると広い天神尾根方面、ホワイトアウトしたら方向失いやすく
危ないです。(昨年12月は際どい状態でした。)
トマの耳まで途中、一人ゆったりとおにぎり食べてるすごいと感じる女性の他
会わなかったので、今日は、人が少ないのかなと思っていました。
が、トマの耳での滞在の短時間にどんどん上がってきます。
小学生の子供さん連れの家族も3組くらいありました。
天神尾根、ガスの中で見えないですが、秋に近い人出のようです。
オキの耳まで行きます。手前でわずかな間、ガスが切れました。
合間から見えた一の倉方面、まだ初冬というより晩秋の状況です。
西黒尾根の下り、雪がべしゃべしゃして滑るので、慎重に行きます。
13時過ぎて、3組+2名、上がって来る方とすれ違い、
上の状況と山頂まで時間など聞かれました。
そんなに良い状況ではないのに、結構な人が来たようです。
指導センターがwebに掲載している状況で
”この数日で4名の遭難事故あり、ビバークできるくらいの装備で来るように”
とありました。
天候が良ければ、標高あまり高くないので、晩秋でもハイキングで行けますが、
いったん荒れたら、遭難者世界一の”魔の山”の姿になるので、これからの季節
装備は冬想定して行かれること必要と思います。
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