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Yamareco

記録ID: 3689605
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沢登り
蔵王・面白山・船形山

南蔵王 コガ沢〜滝沢

2021年10月31日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
07:35
距離
10.5km
登り
1,114m
下り
1,115m

コースタイム

日帰り
山行
6:44
休憩
0:47
合計
7:31
8:34
8:50
35
コガ沢入渓
9:25
9:25
45
10m×10m2段滝
10:10
10:15
65
1360m滝沢出合い
11:20
11:20
56
20m涸滝
12:16
12:16
27
登山道合流
12:43
12:43
11
12:54
13:16
57
14:13
14:14
14
14:28
14:31
3
14:34
ゴール地点
天候 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2021年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
白石スキー場駐車場
コース状況/
危険箇所等
垂清川 コガ沢 滝沢
フェルト 2級

入渓地点は、1250mのコガ沢コースの登山道とコガ沢が交差した所。
コガ沢を遡行する際、もっと下流からも入渓出来る。

遡行を開始すると、すぐに3m〜4m程の小滝が連続する。この時期は水に入れないのでヘツって突破するが、1個だけへつれないので右岸巻き。夏なら釜に入って取り付ける。

小滝を越えると10×10の2段滝。フリーで行ける。
この辺りが渓相的にもコガ沢のハイライトだろうか。

1360m二俣で左の滝沢に入る。本流は右だが、平凡らしい。
滝沢に入ると滝が連続するが、とくに悪い滝はない。2条の滝の1ヶ所だけ水線左の壁を登ろうと思ったがセミになりかけた。

1440m二俣は左、1470m二俣は右へ。

その後水が涸れてくると涸滝が続く。20m程の涸滝があるが、快適に直登出来る。

1530m二俣を右に入るとボサが強くなるが沢型はまだある。
最後の小さい二俣を左に入ると藪漕ぎ開始。途中ザレ場を経由して、キツめの藪漕ぎ30分で南屏風岳とP1732の中間地点辺りに飛び出した。

ちなみに、この辺りの屏風岳東面の藪漕ぎは結構キツい。ルーファイを間違えると、1時間〜2時間くらいは余裕で藪に閉じ込められるので注意。

下山は不忘山経由で白石スキー場まで2時間程。


最近は昼飯ではなく朝飯に牛丼を食ってからスタートしています。
2021年10月31日 06:12撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/31 6:12
最近は昼飯ではなく朝飯に牛丼を食ってからスタートしています。
スキー場周辺はまだ紅葉残ってました。
2021年10月31日 06:59撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/31 6:59
スキー場周辺はまだ紅葉残ってました。
登山道からコガ沢が見えてますが、まだ入りません。だって寒いから。
2021年10月31日 07:38撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/31 7:38
登山道からコガ沢が見えてますが、まだ入りません。だって寒いから。
以前遡行した権現沢。これを渡渉します。
2021年10月31日 08:32撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/31 8:32
以前遡行した権現沢。これを渡渉します。
ここから入渓。登山道は右の急斜面に伸びて行きます。
2021年10月31日 08:35撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/31 8:35
ここから入渓。登山道は右の急斜面に伸びて行きます。
最初の滝は右岸をヘツって突破。
2021年10月31日 08:46撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/31 8:46
最初の滝は右岸をヘツって突破。
気温は低くないが、水はとにかく冷たい。
2021年10月31日 08:50撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/31 8:50
気温は低くないが、水はとにかく冷たい。
CS2条。左岸をヘツって取り付く。
2021年10月31日 08:50撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/31 8:50
CS2条。左岸をヘツって取り付く。
水を避ける為にムーブを駆使する。
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水を避ける為にムーブを駆使する。
落ちたら心臓止まるかも。
2021年10月31日 08:53撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/31 8:53
落ちたら心臓止まるかも。
これもへつる。
2021年10月31日 08:54撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/31 8:54
これもへつる。
これだけヘツれないし釜が深いので右岸巻き。
2021年10月31日 09:02撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/31 9:02
これだけヘツれないし釜が深いので右岸巻き。
10×10の2段。下はナメ滝ですね。
2021年10月31日 09:26撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/31 9:26
10×10の2段。下はナメ滝ですね。
上段10m。
2021年10月31日 09:30撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/31 9:30
上段10m。
右から快適登攀。
2021年10月31日 09:34撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/31 9:34
右から快適登攀。
上にもナメ滝が続いてました。中々いい渓相でした。
2021年10月31日 09:34撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/31 9:34
上にもナメ滝が続いてました。中々いい渓相でした。
これはどっから登ったか忘れました。
2021年10月31日 09:36撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/31 9:36
これはどっから登ったか忘れました。
屏風の稜線が見えてきました。
2021年10月31日 09:42撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/31 9:42
屏風の稜線が見えてきました。
8m滝。フリーで行きましたがザイル出してもいい滝です。
2021年10月31日 09:53撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/31 9:53
8m滝。フリーで行きましたがザイル出してもいい滝です。
Hiroshiiiiはすんなり登って行きました。私はモタモタしてたら上からザイルが落ちてきたので確保されて登りました。
2021年10月31日 09:56撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/31 9:56
Hiroshiiiiはすんなり登って行きました。私はモタモタしてたら上からザイルが落ちてきたので確保されて登りました。
1360m二俣。左の滝沢に入ります。
2021年10月31日 10:14撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/31 10:14
1360m二俣。左の滝沢に入ります。
苔滝1。
2021年10月31日 10:29撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/31 10:29
苔滝1。
水線登りましたが、水が冷たくて冷たくてホールド掴めません。
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水線登りましたが、水が冷たくて冷たくてホールド掴めません。
苔滝2。水線左の壁登りましたが、途中セミになりかけました。
2021年10月31日 10:36撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/31 10:36
苔滝2。水線左の壁登りましたが、途中セミになりかけました。
苔滝3。これは濡れなかった。
2021年10月31日 10:48撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/31 10:48
苔滝3。これは濡れなかった。
苔滝4。左から。
2021年10月31日 10:54撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/31 10:54
苔滝4。左から。
1470m二俣は右へ。
2021年10月31日 11:02撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/31 11:02
1470m二俣は右へ。
涸滝1。容易です。
2021年10月31日 11:18撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/31 11:18
涸滝1。容易です。
涸滝2。20mです。
2021年10月31日 11:22撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/31 11:22
涸滝2。20mです。
快適に登れます。
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快適に登れます。
二人ともフェルトなので、乾いた岩ではスリップに注意しました。
2021年10月31日 11:26撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/31 11:26
二人ともフェルトなので、乾いた岩ではスリップに注意しました。
涸滝3。草付きを利用して巻きました。
2021年10月31日 11:34撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/31 11:34
涸滝3。草付きを利用して巻きました。
涸滝4。これが最後の滝だったかな。
2021年10月31日 11:40撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/31 11:40
涸滝4。これが最後の滝だったかな。
右を見ると水引入道と北屏風岳。
2021年10月31日 11:40撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/31 11:40
右を見ると水引入道と北屏風岳。
最後の二俣は左。ここから藪が出てきました。
2021年10月31日 11:50撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/31 11:50
最後の二俣は左。ここから藪が出てきました。
途中のザレ場から北屏風岳。
2021年10月31日 11:58撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/31 11:58
途中のザレ場から北屏風岳。
藪漕ぎ突入します。今シーズンの沢登りを振り返りながら藪漕ぎしてみました。
2021年10月31日 12:06撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/31 12:06
藪漕ぎ突入します。今シーズンの沢登りを振り返りながら藪漕ぎしてみました。
稜線間際は、頭は出ますが、根曲がりに加えて松とシャクナゲでした。
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稜線間際は、頭は出ますが、根曲がりに加えて松とシャクナゲでした。
なんだか久々の景色で癒やされます。
2021年10月31日 12:21撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/31 12:21
なんだか久々の景色で癒やされます。
不忘山へ。相変わらず男前ですね。
2021年10月31日 12:29撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/31 12:29
不忘山へ。相変わらず男前ですね。
屏風の壁。この壁を滑り降りてる人を生で見てみたい。
2021年10月31日 12:38撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/31 12:38
屏風の壁。この壁を滑り降りてる人を生で見てみたい。
こちらは水引平に詰め上がる黒滝沢かな。連瀑帯が見えます。次回はあっち入ってみようかな。
2021年10月31日 12:40撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/31 12:40
こちらは水引平に詰め上がる黒滝沢かな。連瀑帯が見えます。次回はあっち入ってみようかな。
不忘山。誰もいませんでした。風が冷たいのでもう少し下がって休憩します。
2021年10月31日 12:42撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/31 12:42
不忘山。誰もいませんでした。風が冷たいのでもう少し下がって休憩します。
雲が増えましたが、ガスってないので助かりました。
2021年10月31日 12:43撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/31 12:43
雲が増えましたが、ガスってないので助かりました。
不忘の碑の下で昼飯休憩。
2021年10月31日 12:51撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10/31 12:51
不忘の碑の下で昼飯休憩。
お疲れ様でした!
これで沢納めかな〜。いや、ん〜、どうかな〜。
2021年10月31日 14:33撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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10/31 14:33
お疲れ様でした!
これで沢納めかな〜。いや、ん〜、どうかな〜。

感想

今から2年程前に、コガ沢から権現沢を遡行したので、今回はコガ沢から滝の多い滝沢に入る事にした。
計画段階で、水も冷たいので滝が少ない本流を詰めようかとも考えたが、そこは二人共なんとなく自然に滝沢を選択する脳ミソだった。

滝が多いとは記録で読んでいたが、難しい滝や大滝がある訳ではないので特に悪い印象はなく、明るい渓相の中気持ちよく遡行する事が出来た。

ただやはり、この時期は水に入る事はもちろん水に触るだけで指が千切れそうになるので、夏向きかなぁとは思うが、最後の藪漕ぎを考えると夏は地獄を見そうである。
と言うか、沢登り自体が本来は夏にするものであるが。

2年前に権現沢を詰めた時は、ルーファイを間違えて1時間激藪と闘ったので、今回は藪漕ぎを最小で済ませようと先人達の記録を参考に真面目に読図をした。
藪漕ぎは30分で済んだのでまずまず思い描いていたルートを辿れたと思うが、最後の詰めの標高差はたった60mくらいに30分かかったので、中々キツい藪漕ぎであった。

分かりきってはいる事だが、とにかく水が冷たい。
チョロチョロ流れている水中のホールドを触るだけでも雄叫びを上げる始末であり、滝を登る意欲がまったく湧いてこない。
やはり東北の沢はこの辺りが限界だろうか。

しかし前回の湯川の時から使用している、モンベルのパドリングタイツ2.5ミリが思いのほか快適である。沢歩き程度ならまだ行けるか。

が、しかし、終わりかなぁ・・・。

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