昔は大変な山(小菅→牛の寝通り→大菩薩嶺→丸川峠→裂石)
- GPS
- 08:40
- 距離
- 19.9km
- 登り
- 1,614m
- 下り
- 1,437m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
このルートで一番迷いそうなのは小菅からの登り口である。写真に示す通り立派な標識が出ているのだが、取付は舗装道路の脇の壁の上の細い道である。もっとも東日原の天目山への取付きも同じようなものではあるが。 |
写真
感想
2週間山に行けなかったので、今週はガッツリ歩いてみたかった。と言っても自分のガッツリはだいたい日帰りで水平距離で20km、累積登高で1000mくらいであろうか。もちろん、その時の体調などにもよるが。
それで前から気になっていた大菩薩嶺に小菅から歩いてみることにした。
例によって最寄りの駅を朝一番の電車で出かけ、奥多摩駅を7:25発の小菅行きに乗った。東日原行きは2台出るようであるが、こちらは20人足らずであり、その人たちも地元の方は除いて水根、奥多摩湖、深山橋などで降りて行かれ、小菅で降りたのは自分ひとりであった。
バス停からどっちに歩けば良いのか、地図を見るとすぐ下の川を渡るようなので、そちらに歩く。橋を渡るとすぐに「牛の寝通り方面」の標識が出て来た。まだ歩きだす覚悟ができていないまま、舗装道路をそのまま歩いていて、ふとあの標識はなぜあんなに森側に入っていたのか気になった。それで引き返して標識を見ると、そばに幅が1mもない階段が数段あるではないか。その先は民家の中に入っているように見えるが、良く見ると微妙に森の中に続いているようにも見える。覚悟を決めて入って行くと、これであった。ここからちょっと急坂が続くが、落ち葉に隠れそうになっているところを除けば迷うような道ではない。
1時間半ほどでモロクボ平に着いた。CTより遅れ気味だ。ここからは俄然道が良くなる。平らな道だし幅も1m以上ある。右手の林越しに雲取山を始め奥秩父の山々が連なっているのに慰められながら平らな道を辿って行くと、棚倉の先でようやく一人の人とすれ違った。その後10組近くのパーティとすれ違ったが、大菩薩峠付近の喧騒に比べれば非常に静かなルートである。
榧ノ尾山を過ぎてしばらく行くと、石丸峠の登りが始まる。すぐに昨晩降った雪が出てくるが、5-10cm程度の積雪であまり気になることはない。急坂-平坦-急坂と続け玉蝶山の腹を巻いて行くと稜線に出た。ここから少し下って広い草原に出ると石丸峠である。ここから道は目の前の山に一直線に登っている。疲れた身には結構しんどそうに見えるが、登り始めると意外に簡単に高度を稼ぐことができる。そこから下ると介山荘(大菩薩峠)である。大勢の登山客が休んでいる。私もジュースを1本頼んで標識のところから山を撮影して嶺へ向かって出発する。介山荘から45分で山頂に着いた。山頂で例によって缶ビールを1本飲んで、少し腹ごしらえをして降り始める。山頂が15時前だったので、上日川峠に下るか裂石に直接下るか迷っていたが、バスは18:30なので後者を選ぶ。
丸川荘で名物のコーヒーを頂こうかと思っていたが、丸川荘に着いたころには日没が近かったこと、小屋の中から大宴会の声がしていたので、コーヒーは遠慮してそのまま下ることにした。
丸川峠を下り始めて30分ほど行ったところで5人連れのパーティを追い越した。少し言葉を交わした方からライトを持っていないと聞いて心配になった。そうしたら、その先でまた3人連れに追いついた。この人たちも灯火を持って無いという。幸い急な下りはもう終わっているので問題はないと判断して大菩薩の湯に向かう。
裂石のバス停に着いたのは17時を回っていた。しかし、ここでは寒いし何も無いので、大菩薩の湯に向かう。そして、大菩薩の湯でタクシーを呼んで塩山駅へ帰った。
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