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Yamareco

記録ID: 3708166
全員に公開
ハイキング
奥秩父

お坊山(景徳院から往路208号巡視路帰路大鹿峠みちで左回り周回)

2021年11月05日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:39
距離
14.5km
登り
1,418m
下り
1,422m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:57
休憩
0:36
合計
7:33
距離 14.5km 登り 1,418m 下り 1,427m
10:35
29
11:04
11:05
12
11:17
11:20
8
11:28
11:40
32
12:12
79
13:31
13:49
52
14:41
14:43
0
14:43
ゴール地点
天候 はれ
https://tenki.jp/past/2021/11/05/satellite/japan-near/
過去天気図(気象庁) 2021年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
中央道の大月ICのゲートを下りて、信号交差点を右折して、国道20号を西に向かいます。新笹子隧道、初鹿野洞門を潜って、右に道の駅を見遣って進むと、「景徳院入口」交差点に突き当たるので、右へ。間もなく左にある景徳院前の駐車場に駐めます。am710で二台目。250pmに戻ると、4台に増えてました
コース状況/
危険箇所等
●景徳院〜笹子御殿
県道を下って、丸林の集落を抜けて、人車未分離の国道20号を神妙に歩きます。道の駅の敷地の北端を抜けて、市営林道棚小屋沢線に入り、落石に怯えつつ、北尾根取付に向かいます。「208号に至る」の標柱から「ご冗談を」の黒鉄階段を登りますが、斜度は、階段ってより、梯子です(笑)手当たり次第しがみついて身体を引き上げます。尾根に乗ってからも急登(写真1を参照)が続きます。ガイドすべき道でもない(他人には全く薦めません)ので、以下、略

2日に歩いた日川尾根末端(大天狗とか、ね)を208号から見るのを楽しみにしてた(というか、2日にそちらからこちらを見た(2日の山行記録
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3695785.html
写真2)から、こちらを歩くことにした)んですが、北側の木が育って隠してしまって、ちょと残念。でも、南から東の展望は、得られます(写真6を参照)

標高1,340m圏で縦走路に出会います。南に一登りで、山頂です(一応、ね)

●笹子御殿〜お坊山〜東峰
一般登山路ですが、郡内屈指のMコースです。「いじめて、もっとぉ」って気のない人は、来ない方がいいですw

標高1,240m圏の鞍部まで急下りしてから、やや下り基調のなか、瘤を三つ(写真8を参照)越えます。鞍部から先、基本、ヤセ尾根か、露岩を登るか、です。でもまあ、(昨年11月17日、仏果山の帰路「関ふれ」道の標高720m圏もそうでしたが、)だからこそ、の灌木の黄葉が続きます(写真9、10を参照。)三つ目の瘤を過ぎて屈曲点の右に展望岩(写真11を参照)があります。好休憩地なので、一休み

で、核心部の1,357m峰(「米沢山」)の登りを迎えます。基本、鎖は触らず、三点支持で攀じ登りました。いわゆる「三つ目の長い鎖場」は、本来怖いはずですが、それと気付かずに、途中まで、やせ尾根の右側の雑木黄葉に気を取られて(写真12、13を参照)お助けロープ側を神妙に登ってたせいか、特別なものに感じず通過しました(やれやれ)

瘤を一つ越えた標高1,320m圏以東、普通の山道(写真14を参照)で1,412m峰(「トクモリ」)を越えて、1,370m圏の鞍部から最後のひと頑張り、岩がちの急斜面をへろへろ登って、1,430m圏の最高点にとうちゃこ。ちょと狭い山頂ですが、展望が得られます(写真15〜18を参照)

さて、東にゆるゆる下って、1,400m圏鞍部にある分岐からちょと登ると、東峰です。心が休まります(写真19を参照)

●東峰〜大鹿峠〜景徳院
分岐に戻って、落ち葉道を大鹿峠に下ります。路面はほとんど見えませんが、どこが登山路かはわかります。わかりにくい所は、桃色リボンが誘導してくれます。終盤、西側が切り立ったやせ尾根を神妙に下って、大鹿峠に降り立ちます。「誰か来ないかな」という顔をしたベンチがあります

その後、私のgpxは、帰路と反対方向(笑)の東峰北東面を徘徊して1h20min後に再び大鹿峠に降り立った軌跡を示してますが、めったにない好天のなか、もちょっと山中で遊びたくて、落葉樹林帯(写真23、24を参照)の斜面をテキトーに登り返しただけ(他人には全く薦めません)なので、無視してください。標高1,270m圏で出会う中腹道は比較的明瞭ですが、それより下、ことに、1,200m圏より下、基本、道型は見えません

大鹿峠からは鉄塔巡視路で、序盤は黒鉄階段を下ります。植林帯かと思ってたら、中盤、標高970m圏鞍部まで黄葉尽くしだったのは、嬉しい驚きでした^^(写真25〜28を参照。)


おはよーございます、朝日と競うように北尾根をわしわし登って、標高940m圏で初めて射し込む日に出会いました。歓喜の瞬間です^^
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おはよーございます、朝日と競うように北尾根をわしわし登って、標高940m圏で初めて射し込む日に出会いました。歓喜の瞬間です^^
漸く傾斜が緩んだ950m圏で尾根の東斜面の紅葉をパチリ
奥は、南大菩薩かしら
こちらを「代表写真」にします
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漸く傾斜が緩んだ950m圏で尾根の東斜面の紅葉をパチリ
奥は、南大菩薩かしら
こちらを「代表写真」にします
日照時間は短いはずだけど、東斜面は健気に色付いてます。紅葉に励まされて、眼前の激坂に挑みます
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日照時間は短いはずだけど、東斜面は健気に色付いてます。紅葉に励まされて、眼前の激坂に挑みます
「ご冗談を」の急登中、小羽団扇楓の紅葉をパチリ
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「ご冗談を」の急登中、小羽団扇楓の紅葉をパチリ
ふう、激坂を登り終えた標高1,080m圏の一コマ
いやはや、紅葉最盛期といってよい色付きです
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ふう、激坂を登り終えた標高1,080m圏の一コマ
いやはや、紅葉最盛期といってよい色付きです
標高1,160m圏で208号に到達
正面に笹子御殿、あと比高200mがんばって、お坊山への縦走路に向かいます
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標高1,160m圏で208号に到達
正面に笹子御殿、あと比高200mがんばって、お坊山への縦走路に向かいます
縦走路一つ目の標高1,260m圏瘤から、富士山が「おはようさん!」
「よっ、日本一」の声が掛かります
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縦走路一つ目の標高1,260m圏瘤から、富士山が「おはようさん!」
「よっ、日本一」の声が掛かります
縦走路の山並がくっきり。中央に「三つ目の瘤」、左上が米沢山、奥に順に、1,340m圏瘤〜トクモリ〜東峰です。尾根筋に黄葉が残ってるように見えるのに励まされて、左手前の「二つ目の瘤」に向かいます
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縦走路の山並がくっきり。中央に「三つ目の瘤」、左上が米沢山、奥に順に、1,340m圏瘤〜トクモリ〜東峰です。尾根筋に黄葉が残ってるように見えるのに励まされて、左手前の「二つ目の瘤」に向かいます
二つ目の瘤の露岩帯を急登中、小楢主体の雑木黄葉をパチリ
6
二つ目の瘤の露岩帯を急登中、小楢主体の雑木黄葉をパチリ
二つ目の瘤を越えたところで、稜線上随一の紅葉に迎えられました
26
二つ目の瘤を越えたところで、稜線上随一の紅葉に迎えられました
三つ目の瘤の展望岩から南東の展望をパチリ
富士山〜御坂黒岳もさることながら、手前の大沢山〜ボッコの頭の稜線が描くプチ馬蹄形に目が釘付けです(笑)
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三つ目の瘤の展望岩から南東の展望をパチリ
富士山〜御坂黒岳もさることながら、手前の大沢山〜ボッコの頭の稜線が描くプチ馬蹄形に目が釘付けです(笑)
標高1,220m圏鞍部から米沢山へ、露岩帯混じりの急登です。でも、灌木の紅葉がきれいで、気持ちいいですw
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標高1,220m圏鞍部から米沢山へ、露岩帯混じりの急登です。でも、灌木の紅葉がきれいで、気持ちいいですw
米沢山「三つ目の鎖場」に取り付く辺りです。とにかく黄葉がきれいで。。
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米沢山「三つ目の鎖場」に取り付く辺りです。とにかく黄葉がきれいで。。
米沢山に続いて、1,340m圏瘤も越えました。足許びっしり落葉した楓紅葉にちょとびっくりしながら、トクモリ越えにかかります
12
米沢山に続いて、1,340m圏瘤も越えました。足許びっしり落葉した楓紅葉にちょとびっくりしながら、トクモリ越えにかかります
トクモリ越えた鞍部から比高60m急登(何度目だよw)して、お坊山最高点にとうちゃこ
歩いてきたもこもこの奥に順に、京戸山〜雲母山、大蔵経寺〜水ヶ森、櫛形山、赤石山脈〜甲斐駒が見えました^^
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トクモリ越えた鞍部から比高60m急登(何度目だよw)して、お坊山最高点にとうちゃこ
歩いてきたもこもこの奥に順に、京戸山〜雲母山、大蔵経寺〜水ヶ森、櫛形山、赤石山脈〜甲斐駒が見えました^^
京戸山の奥に浮かぶ赤石岳をパチリ、遠目にも凄い貫禄です
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京戸山の奥に浮かぶ赤石岳をパチリ、遠目にも凄い貫禄です
甲斐駒から入笠山に下る長ーい稜線と盆地から右へ立ち上がる大蔵経寺〜水ヶ森の稜線が交錯する景、結構好きです。拡大すると、右奥に編笠山と黒富士火山群が見えます
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甲斐駒から入笠山に下る長ーい稜線と盆地から右へ立ち上がる大蔵経寺〜水ヶ森の稜線が交錯する景、結構好きです。拡大すると、右奥に編笠山と黒富士火山群が見えます
本日最高点から撮影、ということで、一応、ね
am11過ぎましたが、今日は、東斜面から沸き立つ雲に隠れずに見守ってくれてます
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本日最高点から撮影、ということで、一応、ね
am11過ぎましたが、今日は、東斜面から沸き立つ雲に隠れずに見守ってくれてます
で、とーぜん、東峰に寄って、休憩します。ベンチが朽ちてしまったので、立ったまま羊羹を食ったり、身体を伸ばしたり(笑)
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で、とーぜん、東峰に寄って、休憩します。ベンチが朽ちてしまったので、立ったまま羊羹を食ったり、身体を伸ばしたり(笑)
落ち葉をさくさく踏んで、大鹿峠に降り立ちました
紅葉に誘われて、帰路と反対方向にふらふら〜と禁断の一歩wを踏み出します
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落ち葉をさくさく踏んで、大鹿峠に降り立ちました
紅葉に誘われて、帰路と反対方向にふらふら〜と禁断の一歩wを踏み出します
うをっ、手前の橙色の楓よりも紅く染まった目薬の木に目を奪われます
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うをっ、手前の橙色の楓よりも紅く染まった目薬の木に目を奪われます
一年前撮影したのと同じ木をパチリ
枝の一部でなく木全体が紅いところが凄いかも
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一年前撮影したのと同じ木をパチリ
枝の一部でなく木全体が紅いところが凄いかも
毒を喰らわば(笑)で、落葉せずにふんばる梶楓、水楢主体の黄葉を愛でつつ、標高1,135m標高点の西側斜面をテキトーに登り返します
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毒を喰らわば(笑)で、落葉せずにふんばる梶楓、水楢主体の黄葉を愛でつつ、標高1,135m標高点の西側斜面をテキトーに登り返します
濃い橙色に染まった大紅葉らしき高木もありました^^
斜面上部は基本、落葉してるし、谷筋は早くも日が影ったので、徘徊を切り上げて、再び大鹿峠に降り立ち、景徳院に下ります
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濃い橙色に染まった大紅葉らしき高木もありました^^
斜面上部は基本、落葉してるし、谷筋は早くも日が影ったので、徘徊を切り上げて、再び大鹿峠に降り立ち、景徳院に下ります
うはっ、景徳院に下る大鹿峠みち(鉄塔巡視路)って植林帯かと思ってたら、尾根最上部の雑木黄葉が凄い
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うはっ、景徳院に下る大鹿峠みち(鉄塔巡視路)って植林帯かと思ってたら、尾根最上部の雑木黄葉が凄い
黄葉最盛期の濾油、何本もあります
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黄葉最盛期の濾油、何本もあります
尾根の中盤、標高970m圏まで下ってきましたが、南斜面の楓紅葉が傾いた日に燦いて
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尾根の中盤、標高970m圏まで下ってきましたが、南斜面の楓紅葉が傾いた日に燦いて
京都の名刹かよ、って見事さでした
お坊山、最高でした、ありがとねっ
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京都の名刹かよ、って見事さでした
お坊山、最高でした、ありがとねっ

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 ゲイター 日よけ帽子 ザック 行動食 地図(地形図) ヘッドランプ GPS 筆記用具 日焼け止め 携帯 ストック ナイフ カメラ

感想

前日夜、中二日で山行って、どうなのよ、という気もちらとしてたんですが、かみさんが「晴れ予報なら行ってきたらぁ」と優しく背中を押してくれた(笑)ので、わくわくとやりたいことをやってきました。脚力も復旧しつつあるようで、めでたし、めでたし^^

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2/5
体力レベル
3/5

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