【夜行日帰り】長男をたずねて八十里越（母をたずねて三千里風に）

2021年11月06日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 83.9km
• 登り: 1,789m
• 下り: 2,008m

コースタイム

会津川口駅 前日23:36
会津越川駅 0:51
会津大塩駅 1:42
八十里越入口 5:15
木の根峠 7:38
田代平 8:15
鞍掛峠 8:53
番屋乗越 10:52
吉が平山荘 12:07
栃尾（原信） 15:25
栃尾中央公園 15:51

天候

晴れ（早朝ガス）

アクセス

利用交通機関：

電車

コース状況／危険箇所等

泥濘が多い。

その他周辺情報

「母をたずねて三千里」を知らない若い人は↓参照。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AF%8D%E3%82%92%E3%81%9F%E3%81%9A%E3%81%AD%E3%81%A6%E4%B8%89%E5%8D%83%E9%87%8C

写真

11/5 23:35

会津川口駅23:31到着。かなり遅い時間であるが、自分のほかに乗客1名。

11/6 0:03

本名発電所のダムを渡ります。この後スノーシェッドの連続。

11/6 0:52

会津越川駅。平成23年から豪雨災害で列車が走っていない区間。線路がさびてます。

11/6 2:02

滝沢天然炭酸水。少し舐めてみると確かに微炭酸。

11/6 4:21

国道289号のゲート。ここからさらに1時間弱歩きます。

11/6 5:15

八十里越入口。距離は8里だが1里が10里に感じられるほど大変な山道ということで八十里越。

11/6 6:02

ガスの中の森を歩く。

11/6 6:11

前評判通りドロドロ道。闇のドロドロ道は大変だ。6時になると明るくなってきて景色が見える。

11/6 6:12

こんな沢を無数にわたる。

11/6 7:00

道は明瞭だが、下を見て歩かないと泥沼にはまってしまうので注意。

11/6 7:05

歴史を感じる祠もあります。

11/6 7:23

ようやくガスが晴れてきた。

11/6 7:30

やはり青空はいい！

11/6 7:34

もうすぐ木の根峠

11/6 7:39

木の根峠到着。ここから新潟県。

11/6 7:39

新しめの石碑が要所要所に立っている。

11/6 7:44

黒姫（1368m）という山です。いい形しています。

11/6 7:51

なだらかな浅草岳

11/6 7:52

（浅草岳の右側）左は？白い山は越後三山か、燧ケ岳か？

11/6 7:58

細かいアップダウンが多くあります。

11/6 8:08

平は部分も多いので、そこそこ進める。

11/6 8:14

田代平という平坦地に寄ってみます。

11/6 8:29

鞍掛峠に向かいます。

11/6 8:35

小松横手という石碑通過。

11/6 8:54

鞍掛峠到着。登山口では計画よりも少し早めのスタートだったが、オンタイムになってしまった。

11/6 8:54

北側の景色が広がります。右は粟が岳でしょうか？

11/6 9:28

烏帽子山と黄葉。

11/6 9:41

ブナの黄葉もよし。

11/6 10:05

写真で見ると極楽散歩ですが、結構疲れてきました。

11/6 10:39

国道289号の新道が下に見える。全通は5年後の予定らしい。

11/6 10:51

最後の登り。

11/6 10:52

最後の峠、番屋乗越。

11/6 11:14

こちら側の紅葉も見事。

11/6 11:31

番屋山の斜面

11/6 12:11

吉が平山荘到着。崩落迂回も多く、計画より1時間10分遅れ。長岡駅まであと35km。

11/6 13:01

水の木峠を越えると長岡市。しかしここは旧栃尾市（2006年に長岡市に編入）のため、まだまだ先は長い。

11/6 15:25

疲れたので、結局栃尾からバスワープすることにした。原信スーパーでビール購入。

11/6 15:51

まだ16時前なのに暗くなってきた。やはり断念してよかった。

11/6 18:09

バスを乗り継いで、長男と合流。

11/6 18:19

海鮮麺大盛。具だくさんで嬉しい。

撮影機器：

RICOH WG-50 リコー

感想

mnakano

●計画立案
以前、八十里越古道に関するTV番組を見たことがあり、いつかは歩いてみたいと思っていた。また、長男の学生生活も最終年度となり、長岡市にももう一回くらい行っておきたい。この両者を組み合わせるとなかなか良い計画ではないかと自画自賛。以前、御神楽岳に行った際の終着地の会津川口駅への最終は23時半で、田舎にしてはかなり遅い。寒さが気になるが雨さえ降らなければ大丈夫だろう。

●まずは快適深夜ロード35km
国道252号は深夜の交通量はごくわずかで、しかも平坦で走りやすい。途中、不通になっているJR駅や天然炭酸水の見どころに寄り道しながら、只見町の289号には計画よりもかなり早めに到着。暗闇の山道を歩くのももったいないので、289号に入ってからはほぼ歩きで時間調整。浅草岳の入叶津登山口を過ぎるとゲートがあって工事区間。さらに1時間行くと、小さな標識の歩道入口に到着。

●噂通りの泥濘とアップダウン
八十里越は噂通りの泥濘道で、なかなか大変。見かけによらず泥濘がすごいところもあり、ルートファインディングが重要。しかもガスだらけの風景でなかなかに大変。しかし、木の根峠近くまでこれば、ガスは晴れ、周りの山々が見えるようになり、来てよかったと実感。
新潟県側は。福島県側よりはドロドロはましになると書いてあったように、かなり平和になったが油断すると嵌るので安心はできない。靴の中が湿っていることを除けば、抜けるような青空と紅葉で極楽ロード。
鞍掛峠を越えると、登山者にちらほら出会う。5名くらいとすれ違ったが、皆さん只見へ峠を越えるようだ。

●ロード走破は断念
八十里越は思ったよりもハードで、吉が平へは1時間遅れで到着。吉が平から長岡へは残り35kmであるが、結構疲れたし、この後長男にも会うので、19km先の栃尾市街で途中断念することに。越後交通のバス代570円（35円/km）は地方の路線バスにしてはかなり安い部類ではなかろうか？18時前に無事長男と合流して、中華屋で再開を祝した。

●翌日は観光
「やってみせ　言って聞かせて　させてみて　ほめてやらねば　人は動かじ」で有名な山本五十六記念館、S20.8.1の空襲資料を集めた長岡戦災資料館、新潟の隠れ名物「イタリアン」が食べられるフレンド、 ワンコイン（500円）で新潟県の地酒の飲み比べができる「ぽんしゅ館」などを堪能して、只見線（代行バス含む）で帰宅した。