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Yamareco

記録ID: 372350 全員に公開 無雪期ピークハント/縦走 九州・沖縄

(福岡)晩秋の井原山から雷山へ縦走(1981)

情報量の目安: B
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日程 1981年10月25日(日) [日帰り]
メンバー
天候曇りときどき雨
アクセス
利用交通機関
電車バス
【行き】福岡市内−(西鉄バス)−野河内バス停
【帰り】雷山入口バス停ー(西鉄バス)−前原ー(JR)−福岡
経路を調べる(Google Transit)
GPS
07:50
距離
13.3 km
登り
928 m
下り
961 m

地図/標高グラフ


標高グラフを読み込み中です...

コースタイム [注]

9:30-10:00野河内登山口−10:40水無−12:40-13:10井原山山頂−14:50-15:40雷山山頂−17:20雷山入口バス停
コース状況/
危険箇所等
道は全般に特に問題はなかった

感想/記録

【山行No 9】

※ 今日は山登りに行こう、と朝、割と早く起きる。
  少し冬型の気圧配置になっていようだが、福岡市内の上空は晴れているので、
  予定どおり、脊振山地の井原山から雷山への縦走を決行しよう。

・福岡市内から、西鉄バスに乗って、脊振山地のふもとへと向かう。
 今日は青空が広がっているのでバスの中も登山者が多い。
 金山入口でも20人ほどが降りた。

9:30-10:00 野河内
 ・ここが登山口なので下車する。
  市内は天気が良かったのに、この山中に入ると、上空はドンヨリしている。
  見ると、「井原山自然遊歩道」という看板があった。遊歩道を経由して
  登れるのかな、と思い、遊歩道を歩いてみたが、残念なことに途中で行き止まりだった。
  結局、往復で30分ほどロスしたが、気を取り直して、正規の登山道を出発。

 ・最初の数キロは、登山道といっても半分は林道の状態で、ちょっと味気ない道だ。
  歩いているうちに、とうとうにわか雨が降ってきた。
  (この当時、雨具としてはポンチョしかなかったので)、ポンチョを着て登る。
10-40-50 水無
 ・ここで登り道のほほ中間点、先の遊歩道で30分ほどロスしたが、
  その後はペースを上げて歩いたので、先行していた10人ほどのパーティにここで追いついた。
 
 ・その後は本格的な山道の登りとなった。冷たい雨は相変わらず降り、
  上空は低い灰色の雲が、北風にのってどんどんと流れてきている。
  ポンチョは着ているが、足元は濡れた草で濡れてしまい、不快な気分だ。
12:10 谷と別れる。
 ・野河内渓谷の谷筋の道が終わり、稜線への急登となった。
  このあたりでようやく雨が小降りとなり、少しほっとする。

12:40-13:10 井原山山頂(標高=983m)
 ・ここは熊笹に覆われた山頂で、展望は良い。
  が、体が雨に濡れたうえに、北風が寒くて震えてしまう。
  すると、山頂には単独行のおじさんが登ってきていて、挨拶をすると、
  ガスコンロで沸かしたスープを飲ませてもらった。
  そして、(いかにも初心者風の自分に教え諭すように)
  「寒い山ではコンロで暖かいものを飲むと良いよ」と教えてくれた。
   (・・・これでガスコンロのありがたさを実感したので、その後すぐ購入)

 ・さて、暖かいスープで元気が出たし、天気も回復傾向なので、予定通り雷山へと縦走を開始する。
  縦走路の前半部は、熊笹が深く、また道も、今日の雨でぬかるんでしまい、
  少し歩きにくかった。
  雷山に近い後半は、熊笹も浅くて灌木が中心だったので歩きやすかった。
  雲の高さが上がってきたせいで展望も出てきて、前原平野が良く見える縦走路だった。

14:50-15:40 雷山山頂(標高=955m)
 ・だいぶ時刻はおそくなったが、ようやく今日2個目の山頂に到着。
  この山頂は、巨岩が2つ転がっている山頂で、いかにも山の頂きっぽくていい感じがする。
  展望も、天気が回復してきたせいで、360度の展望が広がり、
  北は前原平野、福岡平野、東は稜線伝いに、井原山、金山、脊振山、
  南は佐賀県側に天山も見える。
  展望を楽しみゆっくりしたが、北風は冷たくて、セーター+ウインドブレーカーを着てちょうど良い感じだった。

 ・下りは、雷山の正面登山道を下る。この道は整備も良くて道も広く、
  またブナだろうか?自然林も多くていい感じの道だった。
  ただし、後半は薄暗い杉林の中。

17:20 雷山入口バス停
 ・夕方で日も沈みかけたころ、ようやくバス停に到着した。


※ 本格的に山歩きを初めて半年だが、初めて、山で本格的な雨に出会った。
  雨具はやはりちゃんとしたものが必要だな、とようやく実感した。
  また、コンロなどもっと装備もそろえなくては、と考えさせられる山だった。
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