【過去の記録】 あぁ、思い出の筑波山
- GPS
- --:--
- 距離
- 3.2km
- 登り
- 662m
- 下り
- 157m
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2005年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
基本的に何も問題はない。私は下りはケーブルカーで下ってきた。 登山道も、ケーブルカーもある。往復ケーブルカーならば数分で山頂に着く。せめて、登りは登山道で登ってみたいものだ。 |
写真
感想
もう、あまり記憶にも残っておりません。残っている写真が記憶を思い起こしてくれます。そして、この山が日本百名山に選ばれているということも・・・。
故深田久弥翁がこの山を日本百名山にいれたこと。確かにこの関東平野の中では目立つ山であり、山としての品格は十分であること、麓の人たちの信仰になっていることなど、本当に素晴らしい。しかしながら、この山が日本泊名山としてふさわしいかどうかはいまだに議論が伯仲する点であろうと思う。
日本百名山がたった一人の随筆により決まってしまった、そこに議論の余地がなかった、著者自体も後年10峰ほどの入れ替えを考えていただその前に亡くなってしまったこともあり、いまだに日本百名山としてこの山は入っている。
入れ替えられていたのだろうか、それともこの品格と信仰の山として、標高がなくても大丈夫であったのかは定かではない。
それにしても、登りやすい山になってしまった感は否めない。ロープウェーやケーブルカーができ、山頂まで数分で行けるようになってしまった。車いすでも登れるであろう。
簡単に登れる筑波山だが、私は3点に関してこの山の面白さを語りたいと思う。
一つは、やはり信仰の山としてである。筑波山神社を筆頭として霊山としての筑波山、これは、登ればわかる!!としか言いようがない。そしてそこには、文化がある、蝦蟇の油売りを筆頭とする筑波山由来の文化は数多い、そのれが本場で見られることも合わせて筑波山の魅力と考えたい。
二つ目は、斑糲岩を中心として深成岩の風化によりできた山であるということだ。つまり、この近くに火山があったということであり、その時の溶岩が深成岩となって隆起し、その後浸食されたというのが真相である。その様子を見てみるのも楽しい。
最後は、やはり風景である。晴れた日には富士山やスカイツリーまで見える展望。この地柿にはこの山より高い山は少なく、東京までは何も遮るものがない、したがって霧や雲さえなけれが、関東平野一望である。だからこそ、ここに祠ができ、信仰の山となったのであろう。万葉のころからこの山は題材として取り入れられている。
さて、私は山頂に到着したあとケーブルカーで下山したわけだが、その途中トカゲ?イモリ?に出会った。逃げようとしないので、写真に撮ってやった。それから10年以上にもなってインターネット上のページに載せられるわけだ。もうこの個体は生きている可能性は少ないが、この個体が生きていたという記録は今後永久?にネット上に残ることになる。まあ、おめでとうございます。私に撮られたのが運のつきでございました。
そんな中、私は下山を終了し、次の目的地「袋田の滝」に向かうのである。
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