千葉にはやはり山はなかったのか? 伊予ケ岳・富山(とみさん)


- GPS
- 04:40
- 距離
- 9.5km
- 登り
- 654m
- 下り
- 698m
コースタイム
−伊予ケ岳展望台−伊予ケ岳南峰−伊予ケ岳北峰−富山北峰−富山南峰−
伏姫籠穴(ふせひめろうけつ)−JR岩井駅
天候 | 貼れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
(復路)JR内房線岩井駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
まったくもって問題なしの舗装道路、階段、広い登山道 伊予ケ岳手前のロープ場だけ下山の際に注意のこと。 |
写真
感想
いつもの駅のホームで電車を待っていると
向かい側のホームから視線を感じて目をやると
山の格好をした女性がチラッとこちらを見ている。
ほかにも数人が山の服装で電車を待っている。
(そっちは違うわよ! 山に行くならこっち側のホームよ。)
「えっ? 良いんです。今日はこちら側なんです。」
(そっちに山は無いわよ!)
「でも千葉にも山があるって聞いたので。」
(あの人、ホーム間違ってるけど気づかないのかしら?)
そんな視線と念を送ってきた女性はやってきた向かい側の電車に乗っていきました。
こちら側のホームにやってきた電車に乗り込み車内を見渡しても
乗換駅で探しても登山者は皆無。
「本当にいいのだろうか?こんな格好で!」
「本当に千葉に山はあるのだろうか?」
右手に東京湾、さらに三浦半島、先には富士山が見える。
でも山並みはみんな海の向こうだ。
天気は最高!
不安も最高!
いやー遠かった!
家を出て3時間半もかかって内房線の岩井駅にやっと到着でした。
会のみんなが到着する電車より30分早かったので
改札を出て右手にある観光案内所に入り、女性スタッフと話をしながら
伊予ケ岳と富山のハイキングルートを確認し案内図にルートを書いていた。
2万5千分の1の地図をコピーしてきたが案内図の方が、とてもわかりやすい。
みんなが次の特急でどやどやと到着し駅前がにぎやかになった。
やっと浮いた格好ではなくなったのでホッとしたところで
かわいいバスに乗り込み、天神郷BSで下車し平群(へぐり)天神社脇を歩いていく。
登山道というよりちゃんとした道を2列になっておしゃべりしながら歩く。
そう、2列でも十分過ぎる道幅なのです。
伊予ケ岳中腹の展望台に到着。
いい眺めだ! 快晴だ!
東京湾、房総半島の鋸山に鹿野山、三浦半島、遠く静岡の真鶴半島と富士山!
伊予ケ岳の南峰にのぼる。岩場が続きロープがある。
登りはつかまなくても登れるが、下りは使ったほうが良い。
よく写真でみる切り立った崖の南峰に到着。
ここからの展望もすばらしい。
しかし少し狭いので、長居をしては迷惑なので北峰へと向かう。
北峰は何の変哲も無いが、南峰の切り立った先端を撮影するには
手前の展望が開けたところの方が絶好なポイントだ。
さて伊予ケ岳を降り富山への分岐を下っていく。
富山への取り付きまでは、みかんがたくさんなった舗装された農道を
歩く。これが長い!。登りが延々続く。
なんとこのアスファルト道はそのまま双峰の富山のコルまで続いていた。
東屋から5分ほどで北峰の展望台に到着。
南峰はパスし岩井駅方面に整備された階段を下り
あとは車にひかれないように岩井駅へ。
さーて 千葉に山はあったのか?
結論は?
もちろん山はあった。
ひとたび雨が降れば、濡れた岩場は滑りやすく、関東ローム層に覆われた
登山道はとても良く滑ってくれる。
階段でずっこけることもある。
甘く見てはいけないよ。
でも今日みたいな天気の良い日には絶好なハイキングコースかな!
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