鈴鹿/鈴鹿峠から高畑山・那須ヶ原山・油日岳@ようやく訪れることができました


- GPS
- 05:33
- 距離
- 15.6km
- 登り
- 1,151m
- 下り
- 1,095m
コースタイム
- 山行
- 5:02
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 5:32
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
【西大路】6:40発(普通京都行き)→6:43着【京都】6:56発(普通米原行き)→7:20着【草津】7:28発(普通柘植行き)→8:21着【柘植】8:31発(普通亀山行き)→8:48着【関】8:54発(亀山市コミュニティバス西ルート坂下行き\200)→9:20着【坂下】※コミュニティバスは日祝の運行はありません。 <復路> 【柘植】15:01発(普通草津行き)→15:48着【草津】15:51発(新快速播州赤穂行き)→事故で東海道線ストップのため山科駅から地下鉄東西線と市バスに乗り継ぎ帰宅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
道標・テープ多く、迷うような箇所はない。 コース全般に急登・急下降の連続で、地図上の等高線に現れない小ピークも多い。難所や巻道にはロープが設置されている。登山道は急斜面でもジグザグではなく真っ直ぐにつけられている。 |
その他周辺情報 | 柘植駅には飲料の自販機のみ。関駅には売店がある。どちらも駅前に食料品を扱う店はない。 坂下バス停に公衆電話あり、その先すぐに飲料の自販機がある。 |
写真
(カメラのホワイトバランス設定がおかしいまま気づかず最後まで撮影したので、青のかぶりが強く、Photoshopで補正しましたが適当です)
→その後再レベル補正をして写真を一部差し替えました
拍手をいただいて皆さま、拍手が消えてしまいました
すみません
坂下に到着、いよいよ歩き出します
<差し替え画像/拍手+2>
感想
鈴鹿の仙ヶ岳以南は、那須ヶ原山と加太不動滝以外未訪である。この山域はルート取りが難しく、なかなか計画できないでいた。
ただ今回の縦走ルートは、電車とバスを乗り継げば可能なので、随分と前から計画はしていた。しかしバスの日祝の運行がないので、私が可能なのは土曜日に限られる。低山縦走なので季節的にも限られる。公共交通機関利用なのでコロナの宣言が出ている期間も除き、さらに天候、体調、仕事の都合などを考えるとなかなか実行に移せずにいた。
そしてようやく今回土曜日に、仕事のスケジュールが変わり合間ができた。その他の条件も問題ない。これは行かない手はない。
あらかじめ調べていた通り、自宅を出てから電車とバスを4回乗り継ぎ、3時間をかけて鈴鹿峠東側の東海道坂下宿に着いた。
坂下を出発して国道1号線より一段上に付けられる山道を歩くが、起伏も大きく特に見る箇所もなく再び国道1号線に出る。車は多いが国道脇を歩く方が随分と速かったようだが、この山腹道を辿ったのには訳がある。
この道沿いに、むかし東海道をゆく人たちの休憩の場だったとされ、北斎も描いたことのある清滝観音という滝があるからである。これは名所となっていて案内板等が設置されていて、すぐにわかるものだと思っていた。ところがそれらしきものはなく知らない間に通り過ごしてしまったようだ。ああ残念。きちっと下調べしておけばよかったと思うが後の祭り。
再び国道と分かれて鈴鹿峠に登ってゆく。紅葉は終わったのだろうか、麓から遠目に見たところ木々が色づいているように見えたが、実際に美しい色を纏った木はほとんどない。
鈴鹿峠は街道の要所なのに特に何もなく、道しるべと簡単な案内板があるのみ。少し登って鏡岩で小休憩。今日はここまでで結構汗をかいている。快晴なのでこれから気温も上がりそう。薄着になる。
高畑山までも紅葉は終わり。視界が時折開ける箇所で眺望を楽しむ以外はちょっと退屈。
でも登り切った高畑山頂上では360°の大パノラマが楽しめる。ただ今日は晴れているのに霞んでおり、伊勢湾さえ見えない。
溝干山までは穏やかな尾根道だが、その後からはいよいよこのコースの特徴である激しいアップダウンが始まる。
坂下峠へ急下降後小笹山への急登、そして唐木のキレットと、のんびりと歩けるところはない。ほぼ全てにおいて急斜面であっても、登山道はジグザグに刻むのではなく真っ直ぐに取り付けられている。
さらに何度もアップダウンを繰り返す。
途中で小学低学年であろう子ども10人以上を引率したグループと行き違う。
那須ヶ原山からここまでの間で、すでにいくつもの急坂ポイントを通過してきているので、この先も慎重に行けば問題ないだろうが、ちょっと大丈夫だろうかと気になる。まだまだ岩場や難所があるので、充分気をつけてくださいよと引率の方に伝えておく。
アップダウンが落ち着き植林となると那須ヶ原山は近い。
那須ヶ原山は14年ぶり。ここで腹ごしらえをしてさらに縦走を続ける。
この辺りになってくるとほとんど眺望はなく、またちょっと退屈気味であるので、直下降直登アトラクションを楽しむことにする。
三国山を過ぎると強烈なダウンとアップが待ち構えている。これを越え忍者岳を過ぎたあたりからはややアップダウンも落ち着き油日岳に到着。
ここで縦走は終わり。三馬谷の滝(上流から天竜の滝=一の滝・雲竜の滝=二の滝・水竜の滝=三の滝・昇竜の滝=五の滝と名付けられているのはあまり知られていない。ちなみに四の滝はない)を見ながら柘植駅へ。
今回は公共交通機関利用なので、本数の少ない草津線の電車時間に合わせて、要所要所の通過時間設定をしていたのだが、すべてのポイントでに±5分以内で通過。
車中でこうやって感想も書けるのだから、電車でのんびり帰るのも悪くないと思う山旅であった。(事故で山科駅で降りることになるのだが)
ところが今回は写真が大失敗。前日暗闇でほぼ皆既月食を撮影していた時に、老眼鏡をつけてなく、あまり慣れていないカメラだったこともあり、各種設定時に知らぬ間に間違ってホワイトバランスをいじってしまっていたようだ。全部が青くかぶってしまっていた。さらにレンズにゴミまでついていたとは。
Photoshopで補正しています。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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公共交通機関を最大利用したアクセスですね。
柘植行き普通電車は久しぶりに見ました。京都駅にもいたかな? その車両で赤っぽいのが嵯峨野線に走ってました。
亀山行のワンマンは一番前のドアからしか降りられなかったのと違ったかな〜 2両目に乗っていると降りるときに焦っちゃいます。まあ、私は特等席の運転席の反対側に立ってますけどね。
鈴鹿南部は面白いけど小さなアップダウンがたくさんあり、結構リスキーなところもあったりと疲れますよね。
このルートの逆方向ですが、鈴鹿山脈最南端からと称して奥余野森林公園のずっと手前から尾根に乗ったので時間と体力を食ってしまいタイムアウトで二つに分けちゃいました。
なので「三馬谷の滝」って知らないんですよ。奥余野森林公園のルートに有ったのですか?
no2さんは鉄ちゃんなんですね。わたしは電車から景色を見るのが好きなので
電車でもバスでも眠ることはできません。今回帰りの電車ではレコの感想書いてましたけど。
確かにこのコースアップダウンがキツかったです。珍しく今日もまだ筋肉痛が残っています。
大きく足をあげたり踏ん張ったりして、普段より腿の筋肉に負担がかかったようです。
森林公園奥の三馬谷は短い間ですが滝が連続してしています。名前はレコ通り。
ちなみに東海自然歩道でゾロ峠に登る途中には不動滝もあります。
三重県の滝友のHP紹介しておきますね。
http://mienotaki.raindrop.jp/text/top.htm
来年是非歩いてみたいコースです。
3回くらい繋いで新名神高速道路まで出来れば?と思います。
低山ながら甘くみたらだめですね!
レコは大変参考になります。
あちらこちらで初冠雪の便りが聞かれるようになりました。
このコースも冠雪したようです。
歩いているようで、地図で見るとなかなか進んでいない。そんなコースです。
私も鈴鹿峠から北へ仙ヶ岳まで未到なので、ここも2回に分けていきたいところです。
鈴鹿は深いですね。まだまだいきたいところがいっぱいです。
来年ぜひチャレンジしてみてください。
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