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Yamareco

記録ID: 3763295
全員に公開
ハイキング
奥多摩・高尾

寺下峠〜立野峠〜二十六夜山(尾崎起点で左回り周回)

2021年11月20日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:17
距離
12.4km
登り
1,149m
下り
1,146m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:21
休憩
0:50
合計
6:11
距離 12.4km 登り 1,149m 下り 1,149m
7:17
47
8:04
8:11
19
8:30
8:41
48
9:29
9:32
45
10:17
4
10:21
10:22
36
10:58
11:13
1
12:07
12
12:19
8
12:27
12:38
50
13:28
ゴール地点
天候 はれ
https://tenki.jp/past/2021/11/20/satellite/japan-near/
過去天気図(気象庁) 2021年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
中央道の上野原ICのゲートを出たら、「大月・秋山」方面へ左折して、県道35号を道なりに走ります。三つ目の隧道となる秋山隧道を抜けた先の変則三叉路を右へ。道なりにゆるゆる走って、いくつもの集落を抜けて、下尾崎BS先の十字路(富士東部林道と交叉)を林道(南)線へ左折してY字路を右、すぐ次のY字路を左折してすぐに左に祠と石仏群を見遣って、その奥の集会所空地に駐車します。am715で私で3台目でしたが、ハイカー利用はたぶん私だけ
コース状況/
危険箇所等
●尾崎〜寺下峠〜標高818m峰(舟山)
集会所からさっきの十字路に下って、神妙に県道を横断して、そのまま下尾崎橋を渡って、林道(北)線を登ります。右に旋回して曲沢橋を渡って、すぐ左に佇む道標に従って、山道に入ります。沢沿いの暗い植林帯の荒れた道で、暫く辛抱我慢の時間です

610m圏の登山路は、尾根を右に巻いてほぼ水平に伸びてます。巻道への別れ際で尾根の奥の木に巻かれた褪色テープに気付いて、尾根を登ります(右に巻いてく水平道は、どーせ、作業径路だろ、とふんだわけw)が、労多くして、になりそうな大量落ち葉道、すぐに撤収します。素直に巻道を進むと、道は右に振れた後、思いっきり左に切り返して、寺下峠の方向へ正しく登ってく(笑)、というわけで、私の標高610m〜640mの尾根直登gpxは、無視してください

寺下峠(akiyamasanpoさんの標識が健在です)から左に道が二本伸びてますが、斜め前へ向かうのではなくて、直角に左折して植林帯の幅広の尾根に伸びる登山路をえっちらおっちら登ります。800m圏で植林帯を抜けて、左後方から枝尾根を合わせて、ちょと登ると、紅葉が待ってて、びっくり^^(写真2〜4を参照)最高点に、舟山の山頂標示があります。樹間に富士山も覗いてます

●818m峰(舟山)〜808m峰(鳥屋山)〜838m峰(細野山)〜立野峠〜浜沢
基本、植林帯ですが、雑木黄葉(写真5〜7を参照)に加えて、ぽつぽつと楓も見られます。標高800m圏に紅葉(写真8、9を参照)が次々現れて、ちょとびっくり

鳥屋山〜細野山は露岩を縫うやせ尾根を歩くことも増え、この尾根道の白眉かも(写真10〜14を参照)

さて、立野峠からとっとこ下ると、やがて荒れ気味の沢沿いの道となります。渡渉箇所にはピンクテープがあります。基本、沢床でなくて、左岸だか右岸だか、沢に沿った、ちょとぐずぐずした路面を歩きますが、辛抱我慢、間もなく、浜沢に降り立ちます。薬師堂に畏み畏み拝礼して(写真19を参照)、県道35号を神妙に横断して、野球に興じる声が聞こえてくる運動場へと坂を道なりに右へ上がります。開放感抜群のwcがあります

●浜沢〜二十六夜山〜尾崎
野営場の舗装路を急登(私のgpxは、標高550m圏からあらぬ方向に進んで引き返した軌跡を示してますが、真新しいピンクテープと埋設杭に誘われて、植林帯を斜上する明瞭な踏み跡を追った(いったん道標に従って山道に入った後に、野営場のバンガロー群を貫く舗装路に飛び出てそれを登るのが正解とは、まさか、ね)結果ですので、無視してください。そこのgpx軌跡は、登山路ではありません)して、最上部バンガローを過ぎた後にそのまま山道に転じる急坂をひいひい上ります。「ご冗談を」の直登ですw

標高850m圏の旧登山路に大岩(写真22を参照。大岩の基部は狭くて、撮影のため踏ん張った右足は、崖際です)が立ちはだかります。現登山路は、大岩を東に巻いてつけられ、道標も上り下り双方で親切に巻道に誘導してるので、大岩に気付く人は少ないかも。敢えて巻かずに尾根を辿る人は、nostalgiaを楽しみたい少数者くらいかも。私は、その少数派なので、大岩をふんがっ、と乗り越えました。とはいえ、もし次があれば、躊躇なく巻道を選びます。下りは、殊にありえん(墜落します、たぶん、ね。)他人には全く勧めません

峠分岐を「←二十六夜山」道標に従って左折して、標高920m圏から前衛峰の露岩を縫うやせ尾根(写真23を参照)登りを楽しみます。植林帯をとことこ歩いて、間もなく現れる分岐道標「二十六夜山→」に従って右折すると、かつてのスズタケもすっかり枯れて、すぐに静かな山頂に到着します

分岐に戻り、とーぜん、二十六夜塔に畏み畏み拝礼(写真25を参照)して、尾根の右側に付けられた尾崎への登山路をとっとこ下ります。上部は冬枯れですが、中盤には黄葉が残ってます(写真26、27を参照)

標高690m圏で登山路は左の沢へ下りますが、暗い植林帯の荒れた沢道を歩かされる(そうなったら、この日三度目です。。)のは、流石に勘弁して、ね、という心境で、地図のうえでも見た目でも、一応、下れそうな北尾根に、禁断の一歩を踏み出します。ずぶずぶでない路面です

当初踏み跡と思ってたものが、相当下って路面の柔らかい所で、四足であったことが判明したり、といった笑えないepisodeもありましたが、やがて左足許に石祠を発見、畏み畏み拝礼します。ちょと下ると、さらに立派な石祠を発見、畏み畏み拝礼します。振り向くと、展望台でした(写真28を参照。)地図上、そこから北西に下るんだろうと予想してましたが、道は九十九を切って北東に向かいます。半信半疑に下ると、先月までは通行不可だったろう夏草の藪を抜けて、道は西に向きを変えて、無事に本来の登山路に遊具広場で合流しました。防獣柵を開閉して舗装路を下り、送電線を潜って、さらに急坂を下って、間もなく集会所に帰着します

このバリがCT巻くのに貢献したかは微妙ですが、荒れた暗い沢道を短日に北に下りたくはなかったので、自分的には、risk averse(藪、防獣柵、溝、法面など、登山路復帰を阻まれるriskはありましたが、比高170m登り返す脚もmentalも残ってたし、そのうえで本来の沢道を下っても、真っ暗にならんうちに抜けられるので)のつもり、とはいえ、偶々下りれただけだし、自己記録(自省)のため記述しただけで、他人には全く勧めません
おはよーございます、標高570m圏で、暗い沢を離れて、西へ斜上します。植林帯のなか紅一点の楓に、漸く差した朝日が当たったところ
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おはよーございます、標高570m圏で、暗い沢を離れて、西へ斜上します。植林帯のなか紅一点の楓に、漸く差した朝日が当たったところ
ふう、尾根に上がりました。青空が嬉しい^^
舟山にて、大紅葉と小楢の黄葉をパチリ
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ふう、尾根に上がりました。青空が嬉しい^^
舟山にて、大紅葉と小楢の黄葉をパチリ
標高800m圏に紅葉が残ってると思わなかったので、ちょとびっくり
小羽団扇楓かしら、暫し、仰ぎます
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標高800m圏に紅葉が残ってると思わなかったので、ちょとびっくり
小羽団扇楓かしら、暫し、仰ぎます
名刹の日本庭園にありそうな整った樹形の大紅葉も
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名刹の日本庭園にありそうな整った樹形の大紅葉も
舟山から急降下して、狭まった尾根の瘤を越えていきます。南側に黄葉が増えてきました
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舟山から急降下して、狭まった尾根の瘤を越えていきます。南側に黄葉が増えてきました
舟山山頂以降、南側に富士山を意識しますが、撮影できたのは、これくらい(笑)でも、嬉しいです
「よっ、日本一」
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舟山山頂以降、南側に富士山を意識しますが、撮影できたのは、これくらい(笑)でも、嬉しいです
「よっ、日本一」
尾根で雑木黄葉の基調を成すのは、小楢の黄と柏の赤銅色でした
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尾根で雑木黄葉の基調を成すのは、小楢の黄と柏の赤銅色でした
雑木黄葉に混じって、斜面、殊に南側に楓がぽつぽつ現れます、この大紅葉は、まだ赤くなりそう
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雑木黄葉に混じって、斜面、殊に南側に楓がぽつぽつ現れます、この大紅葉は、まだ赤くなりそう
登山路からちょと斜面を下りて、紅葉の進んだ枝をパチリ
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登山路からちょと斜面を下りて、紅葉の進んだ枝をパチリ
尾根が狭まる鳥屋山辺り、露岩を縫う痩せ尾根もあって、神妙に歩きますが、黄葉が視線の高さで、一番見応えあったかも
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尾根が狭まる鳥屋山辺り、露岩を縫う痩せ尾根もあって、神妙に歩きますが、黄葉が視線の高さで、一番見応えあったかも
南側斜面、壇香梅の黄葉の奥に、紅葉が煌めきます
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南側斜面、壇香梅の黄葉の奥に、紅葉が煌めきます
登山路脇の赤みが次第に増して
3
登山路脇の赤みが次第に増して
遂に、紅葉のpromenade^^
こちらを「代表写真」にします
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遂に、紅葉のpromenade^^
こちらを「代表写真」にします
道を踏み外して(笑)一番赤かった大紅葉を見に下りました。見上げてる間にも、風にはらはら散ってゆきます
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道を踏み外して(笑)一番赤かった大紅葉を見に下りました。見上げてる間にも、風にはらはら散ってゆきます
イケメン倉岳山をパチリ
だいぶ近づきました
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イケメン倉岳山をパチリ
だいぶ近づきました
細野山手前にて、既にCT大幅超過に気付いてますが、真っ赤な大紅葉に足を止められます
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細野山手前にて、既にCT大幅超過に気付いてますが、真っ赤な大紅葉に足を止められます
ちょと道を踏み外して、仰ぎ見ます、大紅葉のようです。
この先には、いろは紅葉もありました
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ちょと道を踏み外して、仰ぎ見ます、大紅葉のようです。
この先には、いろは紅葉もありました
浜沢に向けてとっとこ下ります。美肌欅が健在でした
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浜沢に向けてとっとこ下ります。美肌欅が健在でした
浜沢に降り立ちました。薬師堂に畏み畏み拝礼して、大欅をパチリ
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浜沢に降り立ちました。薬師堂に畏み畏み拝礼して、大欅をパチリ
野営場では、開きたての花をわんさかつけた山茶花が見事でした。励まされて、登山路に向かいます
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野営場では、開きたての花をわんさかつけた山茶花が見事でした。励まされて、登山路に向かいます
急登が漸く終わって、平和な820m圏の一コマ。でも、この先に、大岩越えが控えてます。武者震いがするのぅ
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急登が漸く終わって、平和な820m圏の一コマ。でも、この先に、大岩越えが控えてます。武者震いがするのぅ
うわっ、出たっ
かつて下りでこれ越えたときは、ホント、怖かった。今日は、上りです。気合入れて、ふんがっ、と越えます
3
うわっ、出たっ
かつて下りでこれ越えたときは、ホント、怖かった。今日は、上りです。気合入れて、ふんがっ、と越えます
前衛峰に向かう露岩帯、この尾根で一番楽しい時間かもw
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前衛峰に向かう露岩帯、この尾根で一番楽しい時間かもw
ふう、二十六夜山とうちゃこ、冬枯れの標高960m圏、名残の紅葉を愛でます
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ふう、二十六夜山とうちゃこ、冬枯れの標高960m圏、名残の紅葉を愛でます
畏み畏み二十六夜塔に拝礼します
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畏み畏み二十六夜塔に拝礼します
1pm前というに、冬日ははや、夕方のような優しい光
とっとこ下らないと、ね
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1pm前というに、冬日ははや、夕方のような優しい光
とっとこ下らないと、ね
CT巻きに入ってます。倉岳山、楽しかったです、って、今日は登ってないかw
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CT巻きに入ってます。倉岳山、楽しかったです、って、今日は登ってないかw
北尾根末端に立つと、尾崎の集落越しに、今日歩いた鳥屋山〜舟山の展望が得られます、お疲れさまでしたっ
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北尾根末端に立つと、尾崎の集落越しに、今日歩いた鳥屋山〜舟山の展望が得られます、お疲れさまでしたっ

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 ゲイター 日よけ帽子 ザック 行動食 地図(地形図) ヘッドランプ GPS 筆記用具 日焼け止め 携帯 ストック ナイフ カメラ

感想

山行って、何度も計画の変更重ねて実行することの方が多い(お蔵入りはさらに多いw)けど、今回は、地図見てて、ぱっと思いついて、即実行しました。一般登山路の登りが二度あって、二度とも序盤で道踏み外したのはご愛嬌でしたが、終わりよければすべてよし

ってか、反省もします

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利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
2/5

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