伯耆大山(キリン峠・槍ヶ峰・剣ヶ峰・象ケ鼻・振子沢)


- GPS
- 11:53
- 距離
- 13.2km
- 登り
- 1,430m
- 下り
- 1,415m
コースタイム
- 山行
- 9:07
- 休憩
- 2:12
- 合計
- 11:19
過去天気図(気象庁) | 2015年04月の天気図 |
---|---|
アクセス |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
ライター
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
スマートフォン
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
ヘルメット
携帯トイレ
|
---|
感想
1か月半の無休の激務が終了し、冬登山ができずにむずむずしていたところ、平日に代休が取れたので、2か月振りに魅惑の大山東壁へと向かった。。
雪の状態が全くわからないため、無理をせずに比較的安全なルートを選択し、振子沢から象ヶ鼻をピストンする予定だったが、いつものごとくルートを誤り、藪コキ状態に・・・・
気が付けば、槍尾根の西側の誰も踏み入らない筋違いの尾根を進んでおり、引き返すのも面倒なので、そのまま尾根伝いにショートカットしてキリン峠に直登。
その後、険しいキリン峠を進んでいくうちに、感覚が麻痺して恐怖心も薄れ、滑落の危険性が大きい崩落地帯を今にも崩れそうな岩壁にへばりつきながら、三点支持で無心に登り続けた。
キリン峠の鉄塔前に最大の困難地帯があり、それを乗り越え、一気に槍ヶ峰の頂上へ。ここで昼食をとったわけだが、持ってきたバーナーに火を入れる心の余裕が失せており、コンビニで買ったおにぎりと、山専ボトルの湯を注いだ即席みそ汁でエネルギー補給し、そして、禁止区域である天狗ヶ峰から最高峰の剣ヶ峰に向かった。
剣ヶ峰までは細くて脆いナイフリッジの縦走路が続いたが、キリン峠ほどの危険度はなく、ルンルン気分で通過(^^)v
下山は、当初予定していた振子沢へ入った。駒鳥避難小屋を抜けて、余裕をもって下山する予定だったが、ルートを2度誤り、計1時間のロス。そして、駒鳥小屋から鳥越峠までのルートがよくわからず、険しい残雪の急斜面を滑落の恐怖感を抱きながら迷走(迷歩?)
これで相当の時間と体力を費やし、日が暮れ出したときはビバークも考えた。しかしようやくルートを見つけ、それからは、薄暗くなりつつある林間コースをひたすら降り続け、出発点に到着したとたんに真っ暗に
今回も、内容の思いっきり濃い、心に残る登山となった。
しかし、1年前には、こんな危険度の高いルートを平然と歩くなんて考えられなかった。
登攀技術を得たのか、度胸だけが座ったのか・・・・・、確実に技術を会得したと思いたい。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する