ひき岩群と三十三霊場巡り（これはへたなテーマパークより面白い！）

2021年11月19日(金) [日帰り]

• GPS: 04:15
• 距離: 6.8km
• 登り: 347m
• 下り: 370m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:39
• 休憩: 1:36
• 合計: 4:15

7:38 ふるさと自然公園センター
9:41 11:17 岩屋山
11:53 ふるさと自然公園センター

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

ふるさと自然公園センターの駐車場は開場時間前だったのですぐ隣の駐車場を利用！

写真

11/18 21:55

22日に有給取って4連休で信州遠征のつもりが諸事情で急遽金曜振休の3連休で紀伊半島南部のプチ遠征になりました。京奈和道が8時から一部通行止めを知らずに慌てて阪和道へ・・結構時間ロスして紀の川SAで夜空眺める・・明日の晴れは間違いなし！

11/19 7:35

初日は分県登山ガイドの「和歌山県の山」を見て一番行ってみたいと思っていた「ひき岩群」です。

11/19 7:46

この池の向こうがひき岩群のようですが・・

11/19 7:48

左手にも異様な岩山がありますがこれもそうなのかな？

11/19 7:55

公園内にはこんなメッシュの橋が・・これは濡れてたら滑りそうですね！

11/19 8:05

シダの多い遊歩道で雰囲気良いです

11/19 8:07

このステップの切ってある岩を登ると・・

11/19 8:09

大きな岩穴があり10人位は寝転んで雨宿り出来ますね！天井の岩の自然の紋様がスゴくて夜寝てると怖いかも！

11/19 8:08

しかし先ほどの登ったステップは下りる時がメチャ怖いんです

11/19 8:11

もう真上は巨岩壁で・・

11/19 8:15

この上が第1展望台・・

11/19 8:15

展望台に着いて振り返ると・・
思わず「おぉ〜〜〜！なんだこの世界は・・」と声が出ます

11/19 8:17

前をみても・・
やっぱり「おぉ〜〜〜！」と声が出ます
超巨大なカントリーマームのココアのような巨岩は下から見えていたヤツですね〜あれも登るんやろか・・？
ホンマにワクワクします

11/19 8:17

ここもブラタモリが来そうな地形ですが・・それにしても紀伊半島南部は超巨岩の絶景が多いですね！

11/19 8:23

さあ先へ進みますがこの道が何処へ続くのか楽しみです

11/19 8:25

ヘツリみたいなのがあったので一瞬ここを進むのか・・と思いましたがルートは右後方に急下降していきます

11/19 8:29

急下降した遊歩道は迷路のように垂直の巨岩の壁を巻いて下っていきます

11/19 8:30

見上げると・・とにかくデカい！

11/19 8:30

巨岩と巨岩の間を縫うように進みます

11/19 8:32

小さいナメ滝もあったりして・・ジェラシックパークなようにティラノサウルスが目の前に出てきてもおかしくない雰囲気です

11/19 8:42

またまた登って密林を抜けるとティラノサウルスではありませんが大きなイグアナの後ろ姿のような大岩がありました

11/19 8:48

あの上が第2展望台のようで斜めの一枚岩を登って・・

11/19 8:53

第2展望台からの眺めも超素晴らしい！！
遠〜くに田辺湾と白浜の半島も見えています

11/19 8:53

歩いて来た岩々と密林の深い谷

11/19 8:55

左に最初に登った第一展望台が見えます。
右のカントリーマームココアはこっちから見るとちょっと雰囲気が違いますね・・

11/19 8:57

向こうの尖ったピークの方が高いですがピークの間は切れ落ちていて行けません

11/19 9:01

遊歩道は万里の長城みたいに続いています

11/19 9:04

この巨大な岩は森から這い出したオオサンショウウオのよう・・

11/19 9:05

たかだか100mちょっとの山とは思えない存在感

11/19 9:08

ナイフリッジの歯が遊歩道です

11/19 9:11

高度感はたっぷり！

11/19 9:12

えッ・・どこ行くの？

11/19 9:12

斜めってる先の所でヘアピンターンでした

11/19 9:14

ヘアピンの先は・・奈落の底・・この一歩が怖い
ターンしたらどんどん下って下って・・

11/19 9:21

下りきったところから上を見上げたらヘアピンの先が見えてました。
この後は樹林の中を歩いて住宅地に出ます。

11/19 9:27

住宅地からあれに見える岩屋山に登りますがひき岩と同じく岩々ですね

11/19 9:31

車道歩きで「ひきいわ橋」・・ひき岩は右端に見える岩の出っ張りがそうなのかな？
先ほどまで居たひき岩群はヒキガエルの群れが天を仰いでいるように見えることから名付けられたそうです

11/19 9:38

さて次の岩屋山の登山口の岩屋観音の参道入口に着きました！

11/19 9:45

岩屋観音には新西国三十三番霊場巡りで山頂に向かいます

11/19 9:47

このような険しい巡回道に三十三霊場がありご高齢の方にはちょっとお参りは難しいのではと思う・・

11/19 9:57

12番霊場まで木々に覆われた険しい道を登りきるとやっと開けたところに出ました。
ここから先ほど居たひき岩群が目の前に見えます

11/19 9:59

一番眺めの良い13番霊場はあの先の・・

11/19 10:00

こんな所にあるんです

11/19 10:09

13番霊場付近は眺めが一番良いので一段下がった傾斜の緩い所でこの景色を見ながらお昼をいただきます

11/19 10:30

住宅地のすぐ横にこんな絶景があるなんて・・

11/19 10:30

飽きない景色の特等席ですがそろそろ先へ進みます

11/19 10:37

滑りにくい岩ですが安心ですが躓いて転がったら下まで・・

11/19 10:42

やっと岩屋山山頂〜！
山名標識はありませんが四等三角点がありました

11/19 10:46

順路はこの先に続いていますが・・更に凄いですねぇ〜24番はあの天辺！

11/19 10:52

振り返っても・・やっぱりスゴイ！

11/19 10:56

巡路の先が判らなくなり周りをちょっとウロウロ・・

11/19 10:56

ホンマにウロウロしてたら危ないんやけど・・

11/19 11:03

気付きませんでしたが・・24番横の絶壁に急下降するルートがありました

11/19 11:05

25番から先は屋根付きの岩穴の中が多いですね

11/19 11:13

岩屋観音も大岩のくぼみに建てられています。
最後にお参りして終了です。
この後は林道をテクテク歩いて駐車地へ戻ります

11/19 11:25

テクテク車道を歩いていると・・和歌山県田辺市と言えば・・そうこのお方

11/19 11:45

公園内は少し紅葉がありました

11/19 11:50

駐車地に戻って次へ移動・・

11/19 12:24

次は奇絶峡にちょっと寄り道

11/19 12:28

急な山腹に磨崖三尊大石仏が見えます

11/19 12:30

不動の滝です

11/19 12:40

淵の色が綺麗です

11/19 12:42

穴の窪みが大人（おおびと）の足跡だそうです！

11/19 12:45

奇絶峡はそそり立つ岩壁と渓流の大岩が「奇絶」そのものですね！

11/19 12:51

オーバーハングの巨岩にはアンカーが打ち込まれています

11/19 12:56

この紅葉が一番赤かった・・

11/19 13:51

久しぶりに白浜へ・・
白浜と言えばまずは円月島・・

11/19 14:02

千畳敷と・・

11/19 14:30

三段壁と足早に回りました
コロナが落ち着きだしてどの観光地も平日なのに人は多いですね！

11/19 15:14

今日は白浜温泉の「とれとれの湯」でたっぷり温冷浴してたら・・

11/19 16:45

湯上りはもう夕景でした
急いで今日の車中泊地の串本に向かい・・

11/19 18:43

道の駅橋杭岩から月食観察！
残念ながらこちらは雲がかかりよく見えず！瞬間雲が抜けたタイミング狙い・・この後に朝日放送のインタビューを受けましたがまあボツになりますよね・・

11/19 19:02

もう終わりというところでやっと雲が取れた！
海面に月の光も映っています。

11/19 19:22

アップするとまだちょっと欠けてましたねね！

11/19 19:51

いつもながらの缶ビールと缶酎ハイを飲んで明日の晴れを期待しながら眠りにつきました

撮影機器：

D5000 ニコン

AQUOS sense4 SH-M15 SIMフリー シャープ

感想

よしまい

月曜に休みを取り4連休で信州遠征を予定してましたが休みも取りづらい状況になり天候も悪いので直前ドタバタで金曜振休の三連休で紀伊半島南部でプチ遠征することにしました。
急な変更で準備不足なので前から温存（？）していた山々を登りますが初日は以前からガイドブックやネットで興味津々だった「ひき岩群」です。
これまで実際に現場に行ってみたら「あれっ？イメージと違うやん・・」と期待を裏切るところがそこそこあって今回もちょっと疑いの目で見てましたが・・いざ展望台に着いたら天候に恵まれたこともありイメージ以上の絶景が待っていました。
公園なみのエリアで遊歩道も短いながらもナイフリッジあり、密林感あり、アップダウンあり、スリルありとワクワクドキドキさせてくれて大満足でした。

岩屋山の三十三霊場巡りも狭いエリアにぎゅ〜と詰め込まれていて軽い気持ちでお参りに来たおじいちゃん、おばあちゃんは絶対遭難してしまうやんと思いました！

この日は平日ということもあり両方とも人の気配も全く無く貸し切りで楽しめたことも良かったです！

コメント

kojicoon

こんにちは　yoshimaiさん！
平日含めた三連休和歌山遠征ですか。
ひき岩群はアスレチック感満載ですね。しかし遊歩道として取り付けられたポールと鎖がなかったら、ちとデンジャラスですね。
各ピークからは眺望よく100メートル前後の標高とは考えられないですね。今回の分県の山は当たりでしたね。
三十三霊場はとんでもない場所に設置されているようですが、それだけご利益がありそうです。
今回も月食見ながらの車中泊ですか。二日目も期待していますよ。
日程変更になっても柔軟に計画をこなされる流石の山行、大変お疲れ様でした。

よしまい

kojicoonさん　こんにちは！
分県登山ガイドはやっぱり役に立ちますねぇ！
あんまりメジャーで無いのが不思議なくらいにエエとこでした。
標高100mちょいでしたら公園感覚ですよね！岩はグリップがよく効きますが鎖やポールが無かったらホンマに超危険ですね！
他で見たミニ霊場巡りは高齢者も気軽に全霊場を巡ったことになるはずですがここはちょっとした修行場で気軽とは行かないですね！
紀伊半島南部は巨岩、奇岩が多くて隠れた絶景がまだありそうで楽しみです！
まあいつもながらの急な行き先変更でドタバタですが２日目に移りますがお暇なときに見てやって下さい！

ヤマアリ

yoshimaiさん。こんばんわ！！
岩屋山＆三十三霊場巡り楽しそうですね。また南紀を訪れる目標ができました。
いいレコありがとうございました。

よしまい

yama-ariさん こんばんは！
いやぁ〜！ここは私みたいな者は十分楽しめましたがyama-ariさんの登山スキル、体力では絶対物足りないと思いますよ（笑）
お得意の電チャリ、ロングラン周回の箸休めにでもどうぞ！