記録ID: 3774767
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無雪期ピークハント／縦走
大台ケ原・大杉谷・高見山
【日本百名山】大台ヶ原山（日出ヶ岳） 〜ビジターセンターから周回〜
2021年11月23日(火) [日帰り]
SHAKATAK
体力度
2
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 02:56
- 距離
- 7.4km
- 登り
- 419m
- 下り
- 415m
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| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2021年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
◆大台ヶ原ビジターセンター駐車場 （無料） ・200台停められる大きな観光用駐車場です。 ・キレイなトイレが利用可能です。 ・携帯（au）は電波1〜2本と弱く、繋がらないこともあります。 ・大台ヶ原ドライブウェイは通行止めの期間があるので注意。 ※冬季通行止め：2022/12/1〜2023/4/18 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
・危険個所、不明瞭箇所はありません。 ・アイゼン等は不要ですが、木道（木の階段）が凍結しているので早朝は注意が必要です。 |
| その他周辺情報 | ※汗をかかなかったので、温泉には寄りませんでした。 |
写真
大台ヶ原ビジターセンターの駐車場に来ました。朝の7時の時点で気温がマイナス4度！しかもかなりの強風が吹き荒れています。
周回する予定ですが、先ずは大台ケ原山（日出ヶ岳）方面へ向かいます。「寒さ対策」はして来ましたが、不安を抱えながらのスタートです。
11/23 7:26
周回する予定ですが、先ずは大台ケ原山（日出ヶ岳）方面へ向かいます。「寒さ対策」はして来ましたが、不安を抱えながらのスタートです。
日出ヶ岳の山頂まで標高差が120mしかないので、ほぼ平坦路です。歩くのは楽ですが、身体が温まりません…。
30分ほどで日出ヶ岳（1695m）の山頂に到着しました。樹林帯の庇護がない山頂は吹きっ晒しで極寒状態です。
山頂にある展望台からの景色。快晴とはいきませんが、良く晴れています。
逆光ですが、遠くに熊野湾が見えます。ひたすら山深いエリアなので、海が見えたのは意外でした。
大杉谷方面への警告看板。大杉谷に迷い込んで遭難するケースが頻出しているそうなので、強めの警告文になっています。いつか大杉谷から縦走してみたいところです。
11/23 8:02
大杉谷方面への警告看板。大杉谷に迷い込んで遭難するケースが頻出しているそうなので、強めの警告文になっています。いつか大杉谷から縦走してみたいところです。
耐えられない程の寒さではないので、予定とおり周回コース（大蛇�瑤諒�面）に向かいます。
木道歩きは気持ち良いですが、表面が凍結しているのでスリップに注意が必要です。
この辺りはトウヒの立ち枯れが目立ちます。昔は高木が生い茂り、苔むした森だったそうですが…。
1959年の伊勢湾台風の直撃で木が根こそぎ倒され、今では笹原に変わっています。
「鹿のコミュニケーション」の案内板。この日は「フィー」という鳴き声が時々聞こえてましたが、繁殖期の鳴き声だったのでしょうか…？
11/23 8:39
「鹿のコミュニケーション」の案内板。この日は「フィー」という鳴き声が時々聞こえてましたが、繁殖期の鳴き声だったのでしょうか…？
「牛石ヶ原」には神武天皇の銅像が建っています。神道系の大台教会が人力で担ぎ上げて1928年に建立したそうです。ちなみに、弓の上にとまっているのは八咫烏ではなく金鵄（金色のトビ）だとか…。
11/23 8:59
「牛石ヶ原」には神武天皇の銅像が建っています。神道系の大台教会が人力で担ぎ上げて1928年に建立したそうです。ちなみに、弓の上にとまっているのは八咫烏ではなく金鵄（金色のトビ）だとか…。
何故この地に神武天皇？と疑問に感じますが、東征の際に大台ヶ原を越えたと言わてれおり、この岩の上に腰掛けたそうです。
「牛石ヶ原」の標識。牛の放牧でもしていそうな景色ですが、当然牛はいません。
大蛇�堯覆世い犬磴阿蕁砲謀�着しました。その先は切れ落ちているので、柵が無ければとても先端まで近付けません…。
ここまでなだらかな草原を歩いて来ましたが、ここは大台ヶ原の荒々しい一面が垣間見えます。
正面に「中の滝」と「西の滝」が見えるはずなのですが、水量が少ないせいか分かりませんでした。
全然山名が分かりませんが、方角的には台高山脈の向こうに大峰山脈が見える感じでしょうか？
大蛇�瑤�ら一気に下ってシオカラ谷吊橋に到着しました。この地点はビジターセンターより200m近く低いので、最後は登りが待っています。
2
11/23 9:52
大蛇�瑤�ら一気に下ってシオカラ谷吊橋に到着しました。この地点はビジターセンターより200m近く低いので、最後は登りが待っています。
ビジターセンター駐車場に戻って来ました。10時過ぎでも駐車スペースは7割方空いています。祝日なのでもっと混むかと思ってました。
11/23 10:19
ビジターセンター駐車場に戻って来ました。10時過ぎでも駐車スペースは7割方空いています。祝日なのでもっと混むかと思ってました。
少し気温は上がりましたが、それでも1度。この日は非常に寒い一日となりました。
こちらは事前申請が必要な西大台地区への登山道です。なかなかハードルは高いですが、機会があれば歩いてみたい…。
拡大しないと見えないと思いますが、下の方が東京や大阪の降水量で、一番上が大台ヶ原です。屋久島よりも全然上なんですね…。
感想
「日本の秘境」の一つである「大台ヶ原」は、そのアクセスの悪さと「雨が多い」環境から、なかなか行く機会がありませんでしたが、比較的雨が少ないこの時期にようやく訪れることが出来ました。
大台ヶ原ドライブウェイが12/1に通行止となるので、閉鎖前に駆け込んだ感じですが、シーズンオフだけあって寒さへの備えは必須でした。
朝7時の時点で駐車場の外気温はマイナス4度。また、かなりの強風が吹き荒れ、体感温度はマイナス10度以下だったと思います。（閉山後の富士山山頂のような感覚）
この日は一日中晴れの予報でしたが、「てんくら」の判定がC（登山不適）なのも頷けます。
（山域の近い）一昨日の大峰山（八経ヶ岳）では暑いくらいでしたが、この気候の激変ぶりに「山の怖さ」を改めて実感しました。
大台ヶ原は世界でも有数の「雨が多い」地域であることから、湿原とか苔の生した鬱蒼とした森をイメージしていましたが、気持ちの良い草原が広がっていたのは意外でした。
しかし、この日歩いたのは大台ヶ原のほんの一部。事前申請の必要な西大台地区や秘境感溢れる大杉谷にも、いつか行ってみたいと思います。
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利用交通機関：
車・バイク、 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
2/5
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