富士に鹿に鍋焼うどん・お約束の鍋割山
- GPS
- 05:30
- 距離
- 12.5km
- 登り
- 1,317m
- 下り
- 1,312m
コースタイム
16:00後沢乗越−16:20栗木洞16:25−16:35檪山−17:40寄
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・寄−檪山 道を間違えて茶畑の中を歩いてしまった。結果的にショートカット。 檪山まではあまり急な道ではない。 ・栗ノ木洞−後沢乗越 栗ノ木洞からは一度下って登り返し。結構下る。 ・後沢乗越−鍋割山 道は悪くない。 ▼湯花楽(風呂) 渋沢駅の北東方向、コベルコの前の道。普通か。でも汗を流すには格好の場。 |
写真
感想
秋の丹沢を登り損ねて、もう初冬だ。
それでも朝起きて西を見れば、今日も富士山がくっきりと頭を覗かせていた。
やはり行くべしと丹沢に向かう。
寄から登り始めると、昼の時報がなった。急がなくては。
「遊歩道」という看板があったので、こちらか?と進むのだが、茶畑の中を進んでいく。地形を見ながら、どこかで登山道とぶつかるだろうと進むと、何とか登山道入口にぶつかった。結果的にショートカットとなって良かったが。
鹿よけの扉を越えると、やっと山登りの気分に。しかし鍋割山へと登っていく人は当然ながら誰もいない。栗ノ木洞でやっと下山して来る人に会う。
この辺りから塔ノ岳が見えて、迫ってきたなと感じるのも束の間、随分と下っていくではないか。登り返しがあるかと思うと少しげんなりし、果たして鍋割山まで行って戻って来られるのかと、少し弱気になる。でもヘッドランプがあるし、当たって砕けろ。
後沢乗越あたりでまた随分と人が下りてきた。もう下山の時間なのですね。
丹沢主稜を縦走した距離からすれば、鍋割山まではかなり近いとタカを括っていたが、とはいえ麓からは1,000mの登り、決して楽な道ではありません。
何とか鍋割山にたどり着きました。頂上に人はすでにちらほら、そして帰り支度。
富士山は…、南からの雲をしっかりとまとっていました。
早朝から来ていれば、この日は絶好の富士見日和だったのではないか。後悔先に立たず。それでも、雲をまとっているとはいえ、山々の向こうに顔を出しているその姿は素晴らしいと、自分を納得させたのでした。
お約束の鍋焼うどんも売り切れだろうと思っていたが、運良く、あと二人分残っているという。期待していなかっただけに、夕方が迫りうすら寒くなってきた頂上で啜ったうどんの、うまかったこと!
寒かろうが、夕暮が迫ろうが、あくまで空は青く、この清々しい風景の中でのんびりしてたかったのであるが、冷静に考えて日没まで残り一時間。後ろ髪引かれる思いで下山を開始した。
さすがに下山路にも人はいない。あらかた二俣方面へ下ったのだろう。
栗ノ木洞まで戻ると、林に最後の日が差し込んできて赤く染まり、それは美しかった。
下山を急いでいたが、ふと西を見ると、松林のかげから富士山がはっきりと見えるではないか。まとわりついていた雲はどこへやら。夕暮にたたずむ富士。下山のことも忘れて、しばし見とれたのだった。やはり登ってきた意味はあったなと。
昼のくっきりした姿はもちろん素晴らしいのだが、この夕暮の姿はさらなり。
そんなわけで、今回も最後はヘッドランプのお世話になったのでした。
下山完了したら、手がかじかんでいました。
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