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記録ID: 377912
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ハイキング
丹沢

富士に鹿に鍋焼うどん・お約束の鍋割山

2013年12月01日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
05:30
距離
12.5km
登り
1,317m
下り
1,312m

コースタイム

12:05寄駐車場−13:14檪山−13:27栗木洞−13:50後沢乗越−14:40鍋割山15:25−
16:00後沢乗越−16:20栗木洞16:25−16:35檪山−17:40寄
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2013年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
寄駐車場(30台ほど)
コース状況/
危険箇所等
・寄−檪山
道を間違えて茶畑の中を歩いてしまった。結果的にショートカット。
檪山まではあまり急な道ではない。
・栗ノ木洞−後沢乗越
栗ノ木洞からは一度下って登り返し。結構下る。
・後沢乗越−鍋割山
道は悪くない。
▼湯花楽(風呂)
渋沢駅の北東方向、コベルコの前の道。普通か。でも汗を流すには格好の場。
今日は寄(やどりぎ)から。奥まで行って雨山峠経由で登りたかったが、時間がなさそうだったので。30台ほど停められる駐車場はちらほら空いていた。
2013年12月01日 12:11撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
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12/1 12:11
今日は寄(やどりぎ)から。奥まで行って雨山峠経由で登りたかったが、時間がなさそうだったので。30台ほど停められる駐車場はちらほら空いていた。
ショートカットを上っているうちに、どうやら登山道に合流。寄の集落が見下ろせた。
2012年12月01日 12:24撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
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12/1 12:24
ショートカットを上っているうちに、どうやら登山道に合流。寄の集落が見下ろせた。
この辺りから本格的に登山道か。土佐原集落からの道の合流点あたり。
2012年12月01日 12:28撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
12/1 12:28
この辺りから本格的に登山道か。土佐原集落からの道の合流点あたり。
すぐに鹿よけの柵と扉。開けたら必ずひもで締める。この先にも何か所かこのような扉が(ただしひもや鍵はなかった)。
2012年12月01日 17:18撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
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12/1 17:18
すぐに鹿よけの柵と扉。開けたら必ずひもで締める。この先にも何か所かこのような扉が(ただしひもや鍵はなかった)。
麓に近い方ではまだ紅葉も見られた。
2012年12月01日 12:37撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
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12/1 12:37
麓に近い方ではまだ紅葉も見られた。
この奥に富士山が見えるのだが…、ほとんどわからないか。
2012年12月01日 12:59撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
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12/1 12:59
この奥に富士山が見えるのだが…、ほとんどわからないか。
檪山の頂上から。眼下に厚木の周辺と、奥に相模湾・江の島が見えた。
2012年12月01日 13:14撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
12/1 13:14
檪山の頂上から。眼下に厚木の周辺と、奥に相模湾・江の島が見えた。
檪(くぬぎ)山だが、背後に立つのは松ではないか。
2012年12月01日 13:14撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
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12/1 13:14
檪(くぬぎ)山だが、背後に立つのは松ではないか。
栗ノ木洞が距離的には中間点か。この後一度ぐっと下りとなり、登り返すことになる。
2012年12月01日 13:27撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
12/1 13:27
栗ノ木洞が距離的には中間点か。この後一度ぐっと下りとなり、登り返すことになる。
塔ノ岳か。迫って見えてきた。濃い青空と秋の山!
2012年12月01日 13:29撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
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12/1 13:29
塔ノ岳か。迫って見えてきた。濃い青空と秋の山!
後沢乗越の近くは、一瞬だがヤセ尾根。
2012年12月01日 13:48撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
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12/1 13:48
後沢乗越の近くは、一瞬だがヤセ尾根。
木々はもう葉が落ちているが、空はあくまでも青くて、初冬の山の風情。好きだな、この景色。
2012年12月01日 14:20撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
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12/1 14:20
木々はもう葉が落ちているが、空はあくまでも青くて、初冬の山の風情。好きだな、この景色。
もう一つ。空に見とれていた。
2012年12月01日 15:28撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
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12/1 15:28
もう一つ。空に見とれていた。
富士山は見えたが、もう雲をかぶっていたし。
2012年12月01日 14:27撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
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12/1 14:27
富士山は見えたが、もう雲をかぶっていたし。
空ばかり見ていたら、いきなりお約束の鹿くん!
10m前方。最初はのんきに、随分でかいヤギだなと思った自分はアホか。
2012年12月01日 14:33撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
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12/1 14:33
空ばかり見ていたら、いきなりお約束の鹿くん!
10m前方。最初はのんきに、随分でかいヤギだなと思った自分はアホか。
鍋割山山頂に到着。相変わらず空は青い、すばらしく。
2012年12月01日 14:40撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
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12/1 14:40
鍋割山山頂に到着。相変わらず空は青い、すばらしく。
頂上に人はちらほら。昼ごろは大混雑だったらしい。
2012年12月01日 14:41撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
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12/1 14:41
頂上に人はちらほら。昼ごろは大混雑だったらしい。
さすがに富士山もはっきりしません。当たり前か、3時だもの。
2012年12月01日 14:42撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
12/1 14:42
さすがに富士山もはっきりしません。当たり前か、3時だもの。
この日、昼までは最高によく見えたようです。
2012年12月01日 14:42撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
12/1 14:42
この日、昼までは最高によく見えたようです。
これもお約束の!七味もばっちり入れて、体温まりまくり。
2012年12月01日 14:53撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
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12/1 14:53
これもお約束の!七味もばっちり入れて、体温まりまくり。
鍋割山荘&鍋焼うどんの幟&食後の鍋。
2012年12月01日 15:09撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
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12/1 15:09
鍋割山荘&鍋焼うどんの幟&食後の鍋。
やっぱり空が抜けるように青い!
2012年12月01日 15:09撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
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12/1 15:09
やっぱり空が抜けるように青い!
午後3時半、日が傾いてきた @後沢乗越
2012年12月01日 15:59撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
12/1 15:59
午後3時半、日が傾いてきた @後沢乗越
塔ノ岳が焼けてきた。秋の夕暮。
2012年12月01日 16:18撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
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12/1 16:18
塔ノ岳が焼けてきた。秋の夕暮。
林に夕日が差し込むのも乙なり。栗ノ木洞にて。
2012年12月01日 16:21撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
12/1 16:21
林に夕日が差し込むのも乙なり。栗ノ木洞にて。
あれだけぼんやりと雲をまとっていた富士山が、日暮れ寸前にすっきりとした姿を現した。
2012年12月01日 16:24撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
12/1 16:24
あれだけぼんやりと雲をまとっていた富士山が、日暮れ寸前にすっきりとした姿を現した。
夕暮の富士山。(ちょっとだけ風呂屋の書き割りチック)
2012年12月01日 16:25撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
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12/1 16:25
夕暮の富士山。(ちょっとだけ風呂屋の書き割りチック)
檪山まで戻ると、日は没した。
2012年12月01日 16:37撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
12/1 16:37
檪山まで戻ると、日は没した。
日没の富士は、少し寂寥感が漂う。
2012年12月01日 16:35撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
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12/1 16:35
日没の富士は、少し寂寥感が漂う。
アップで見ると、神々しいか?
2012年12月01日 16:36撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
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12/1 16:36
アップで見ると、神々しいか?
すすきに紅葉。秋の"深い"夕暮。檪山から東を望む。
2012年12月01日 16:38撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
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12/1 16:38
すすきに紅葉。秋の"深い"夕暮。檪山から東を望む。
そのまま南へpan。
2012年12月01日 16:38撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
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12/1 16:38
そのまま南へpan。
さらに南を向けば、遠く真鶴半島が桃色の残照の中にたたずむのが見えた。
2012年12月01日 16:39撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
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12/1 16:39
さらに南を向けば、遠く真鶴半島が桃色の残照の中にたたずむのが見えた。
麓まで戻るととっぷりと日没。灯りのともった寄の集落と、頭上に宵の一番星。
2012年12月01日 17:28撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
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12/1 17:28
麓まで戻るととっぷりと日没。灯りのともった寄の集落と、頭上に宵の一番星。
無事戻りました。ありがとうございました、と道の神に御礼。
2012年12月01日 17:40撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
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12/1 17:40
無事戻りました。ありがとうございました、と道の神に御礼。
撮影機器:

感想

秋の丹沢を登り損ねて、もう初冬だ。
それでも朝起きて西を見れば、今日も富士山がくっきりと頭を覗かせていた。
やはり行くべしと丹沢に向かう。

寄から登り始めると、昼の時報がなった。急がなくては。
「遊歩道」という看板があったので、こちらか?と進むのだが、茶畑の中を進んでいく。地形を見ながら、どこかで登山道とぶつかるだろうと進むと、何とか登山道入口にぶつかった。結果的にショートカットとなって良かったが。

鹿よけの扉を越えると、やっと山登りの気分に。しかし鍋割山へと登っていく人は当然ながら誰もいない。栗ノ木洞でやっと下山して来る人に会う。
この辺りから塔ノ岳が見えて、迫ってきたなと感じるのも束の間、随分と下っていくではないか。登り返しがあるかと思うと少しげんなりし、果たして鍋割山まで行って戻って来られるのかと、少し弱気になる。でもヘッドランプがあるし、当たって砕けろ。

後沢乗越あたりでまた随分と人が下りてきた。もう下山の時間なのですね。

丹沢主稜を縦走した距離からすれば、鍋割山まではかなり近いとタカを括っていたが、とはいえ麓からは1,000mの登り、決して楽な道ではありません。

何とか鍋割山にたどり着きました。頂上に人はすでにちらほら、そして帰り支度。
富士山は…、南からの雲をしっかりとまとっていました。
早朝から来ていれば、この日は絶好の富士見日和だったのではないか。後悔先に立たず。それでも、雲をまとっているとはいえ、山々の向こうに顔を出しているその姿は素晴らしいと、自分を納得させたのでした。

お約束の鍋焼うどんも売り切れだろうと思っていたが、運良く、あと二人分残っているという。期待していなかっただけに、夕方が迫りうすら寒くなってきた頂上で啜ったうどんの、うまかったこと!

寒かろうが、夕暮が迫ろうが、あくまで空は青く、この清々しい風景の中でのんびりしてたかったのであるが、冷静に考えて日没まで残り一時間。後ろ髪引かれる思いで下山を開始した。

さすがに下山路にも人はいない。あらかた二俣方面へ下ったのだろう。
栗ノ木洞まで戻ると、林に最後の日が差し込んできて赤く染まり、それは美しかった。

下山を急いでいたが、ふと西を見ると、松林のかげから富士山がはっきりと見えるではないか。まとわりついていた雲はどこへやら。夕暮にたたずむ富士。下山のことも忘れて、しばし見とれたのだった。やはり登ってきた意味はあったなと。
昼のくっきりした姿はもちろん素晴らしいのだが、この夕暮の姿はさらなり。

そんなわけで、今回も最後はヘッドランプのお世話になったのでした。
下山完了したら、手がかじかんでいました。


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