低山だけどスリル満点 石裂山

2013年12月01日(日) [日帰り]

• GPS: 03:42
• 距離: 5.0km
• 登り: 642m
• 下り: 640m

コースタイム

石裂山神社駐車場6：40-8：40石裂山9：00-10：20駐車場

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

道は明瞭で迷う心配は無い。クサリやハシゴの急斜面が連続し、高所恐怖症の人にはお勧めできません。

写真

まだ暗い駐車場

清滝

事故が多発しているそうです

行者帰しの岩が見えてきました

通過には注意が必要です

こちらの隣は廃道だそうです

シロヤシオかな。紅葉も見事です

嫌な予感がします

快適な稜線歩きにホッとしたのもつかの間でした

!!!　エェッここを降りるんですか??

下から見上げてもクラクラします。
この立派なハシゴをどうやって設置したのだろう

木の根に頼りながらよじ登りました

第一展望台からの眺め

石裂山

石裂山頂から男体山を眺める

月山頂から女峰山を眺める

お茶目

危険個所を無事にクリアしてまずは一安心。
見上げると青空に紅葉がきれい

清滝。明るくなってから見ると印象が違います

感想

miyumiyuu

石裂山（おざくさん）という難読山名に夫が興味を引かれ山行を計画しました。確かに知らなければ絶対オザクサンとは読めません。

この日は暗いうちに駐車場に到着。久し振りに飲み仲間も一緒で賑やかに歩き始めました。しばらくは立派な杉木立とせせらぎの快適な遊歩道です。
周遊コースの分岐から一方通行になります。転落への注意を促す看板がやたらと目につきます。

まずは行者帰しの岩をクサリを使って登ります。予習をして覚悟はしていましたが緊張します。登りはともかく降りるのは怖いだろうなぁ…もう引き返せない
その後しばらくは普通の登山道となり汗をかきつつ登ります。

東剣が峰を過ぎると、心配していた長いハシゴがありました。ハシゴ自体は頑丈な作りでグラつきもありませんが高所恐怖症の私には試練です。軽くめまいがします。しかし今さら引き返せないので覚悟を決めて慎重に下ります。一歩一歩確実に…　すると、上から何か落ちてきた！

上にいた同行者のペットボトルでした。ザック横のポケットから滑り落ちたらしく、瞬く間に谷底に吸い込まれてゆきました。動揺しても決してハシゴから手を離しません。しかしあれが人間だったらと思うとぞっとします。
ザック横のポケットは便利だけど落下防止の対策が必要だと痛感しました。
その後もハシゴやクサリが連続します。

山頂は風もなく静かで男体山がよく見えました。狭いので手短におやつをつまんで下山しました。

下りもなかなか気が抜けません。少しビビり癖がついてしまって膝がガクガクしてしまいました。今回、歩行距離は大したことないですが心身共に消耗しました。

駐車場に戻るとほぼ満車の状態でした。早めに出発したのは賢明でした。