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Yamareco

記録ID: 378213
全員に公開
ハイキング
九州・沖縄

宝満山(正面登山口〜うさぎ道〜有智山城跡)

2013年12月02日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
04:35
距離
9.4km
登り
826m
下り
828m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

10:10 竈門神社駐車場
10:20 登山口
10:45 一の鳥居
11:30 百段ガンギ
11:40 中宮跡
12:05 宝満山山頂(15分小休止)
12:25 キャンプセンター(10分小休止)
12:55 仏頂山山頂
13:00 うさぎ道分岐
13:55 林道出合い
14:10 碧雲寺方面分岐
14:25 有智山城跡登山口
14:40 竈門神社駐車場
天候 晴れ(雲多し)
過去天気図(気象庁) 2013年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
竈門神社前の有料駐車場に止めました(400円/終日)
神社前の駐車場が満車でも、竈門神社周辺には複数の有料駐車場があり、ハイシーズン(紅葉時期、年末年始等)以外は特に問題なしと思われます。
コース状況/
危険箇所等
福岡県下の人気の山とあって正面からの登山道は良く整備されており、概ね危険な個所はありません。
ただし、男道のロープは擦れて細くなっているものがあり、体重をかける前に確認する必要があります。(当然ですが)
下山時に通った碧雲寺へ至る林道は登山道として利用して良いか不明です。
乳白色の霧に、紅葉の赤や黄色が色を与えている。
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乳白色の霧に、紅葉の赤や黄色が色を与えている。
怪我なく無事に下山できるようお祈りした。
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怪我なく無事に下山できるようお祈りした。
なんの変哲もない光景だが、霧のお蔭で光の筋がみえる。
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なんの変哲もない光景だが、霧のお蔭で光の筋がみえる。
一の鳥居。この先から石段地獄が始まる。。。
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一の鳥居。この先から石段地獄が始まる。。。
徳弘の井。案外、水量があり、冷たくて気持ち良い。
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徳弘の井。案外、水量があり、冷たくて気持ち良い。
行けども、行けども続く石段。
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行けども、行けども続く石段。
5合目辺りから、眺望が良くなる。
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5合目辺りから、眺望が良くなる。
百段ガンギ。石段の高さ、幅が歩きやすく揃っており、見た目ほどキツくない。
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百段ガンギ。石段の高さ、幅が歩きやすく揃っており、見た目ほどキツくない。
中宮跡。ここが山頂かと勘違いした(苦笑
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中宮跡。ここが山頂かと勘違いした(苦笑
男道の途中。展望が良い場所はこの上に!
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男道の途中。展望が良い場所はこの上に!
岩を登り上がり、宝満山を望む。ここまで来たら後少し。
岩を登り上がり、宝満山を望む。ここまで来たら後少し。
宝満山の山頂には、わんこがいました。
やっぱ、柴犬はかわいい♪
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宝満山の山頂には、わんこがいました。
やっぱ、柴犬はかわいい♪
山頂から東区方面を望む。
晴れているが、少し雲が多いかな。
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山頂から東区方面を望む。
晴れているが、少し雲が多いかな。
山頂でゆっくりした時間が流れている感じ。
ゴロゴロしていたい。
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山頂でゆっくりした時間が流れている感じ。
ゴロゴロしていたい。
キャンプセンター。平らな地面があり、まさにキャンプに打ってつけ。
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キャンプセンター。平らな地面があり、まさにキャンプに打ってつけ。
色とりどりの落葉。一つとして同じものがない。
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色とりどりの落葉。一つとして同じものがない。
秋が落ちてきた。
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秋が落ちてきた。
仏頂山の山頂。
風情がある。
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仏頂山の山頂。
風情がある。
うさぎ道への分岐。
ここからうさぎ道へ入る。
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うさぎ道への分岐。
ここからうさぎ道へ入る。
枯れ木にキノコ(?)がびっしり!
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枯れ木にキノコ(?)がびっしり!
快適なうさぎ道。
土の道は歩いていて気分が良い。
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快適なうさぎ道。
土の道は歩いていて気分が良い。
うさぎ道から出た後、舗装された林道を歩く。
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うさぎ道から出た後、舗装された林道を歩く。
「木うそ」の看板。
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「木うそ」の看板。
承天寺の別院「碧雲寺」の門構え。
なかなか迫力があり、一人では入る勇気が持てませんでした。。。
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承天寺の別院「碧雲寺」の門構え。
なかなか迫力があり、一人では入る勇気が持てませんでした。。。
有智山城跡の登山道。新しい踏み跡はないが、しっかり道になっている。
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有智山城跡の登山道。新しい踏み跡はないが、しっかり道になっている。
有智山城跡への標識。
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有智山城跡への標識。
竈門神社方面に向かって車道を歩く。
やはり車道歩きは楽しくない。
竈門神社方面に向かって車道を歩く。
やはり車道歩きは楽しくない。
竈門神社に到着。この辺りの紅葉はまだ見頃のよう。
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竈門神社に到着。この辺りの紅葉はまだ見頃のよう。

装備

個人装備
ザック(35L) レインウェア(上下) ヘッドランプ ハイドレーション(1.5L) コンパス GPSロガー カメラ 行動食
共同装備
救急セット マップ

感想

当初は、福岡県久山町の猪野皇神宮の奥から登る遠見岳に行く予定だったが、何故か宝満山へ車を向かわせていた。
平日月曜の通勤時間帯、かつ、濃霧で高速道路が通行止めになっているせいか一般道の交通量が多い。
お陰で渋滞の中を、ずーっとノロノロ運転(;一_一)
やっとこさ渋滞を抜け、竈門神社に到着!

初の竈門神社は、幻想的な霧の中!
そして、駐車場のトイレはあったか便座&ウォシュレット付き!!で、ちょっと感動!!!
また、竈門神社周辺は、まだ紅葉真っ盛りという感じでとても綺麗!
赤葉、黄葉の紅葉が乳白色の霧に色を添えていた。

竈門神社では、ちょうど祝詞をあげている神主さんの背後で登山の安全をお祈りした。
その後、登山口を探すが見当たらない。。。
ネットで調べた結果、どうも拝殿より左に下り、車道に出て少し登ると登山口があるらしい。
うーむ、、、初めて訪れる場所は事前にしっかり確認しなきゃいかんなぁ(^^ゞ

何とか無事に登山口の取り付き場所も分かり登山開始。
まだ、朝の濃霧が残る中、樹林帯の中を順調に進む。

ただ、一の鳥居手前辺りから徐々に石の階段が現れ、中宮跡まで永遠のように続く。
初めて宝満山へ登ったため、この石段が一体、何処まで続いて行くのか全く分からず、精神的に参る(>_<)

そんな中、3合目の「徳弘の井」の冷たい水が本当に気持ち良かった。
うがいをし、水を飲み、顔を洗って、すっきり!さっぱり!!リフレッシュ!!!
ただ、更に続く石段のお陰で、あっという間にリフレッシュ効果も切れてしまった(苦笑

5〜6合目辺りから徐々に見晴らしが良くなり、その後、噂に名高い「百段ガンギ」の石段に到着。
ただ、百段ガンギは、段の高さや幅が丁度良いため、見た目ほどキツくはなく、さくさく登れる。

百段ガンギを過ぎ、更に石段を登りつめ、中宮跡へ到着。

ここで、何度も宝満山へ登られているという元気の良いご夫婦と少しお話をさせて頂き、奥さんの方が「男一人だったら男道が面白いから行こうよ」という事で、男道へついて行く事に。

最初の正面のロープ場は、「ここは左に巻けるから。だけど元気な人は登っていいよ」ってな感じで、左に華麗にスルー(笑
側面からロープや全身を使いながら、岩を登り上がると展望台のような場所に到着。

旦那さんから「北には宝満山の山頂に建つ竈門神社上宮、南東には砥上山が見えてる。今日は霞んで見えないがその先には古処山も見える」、「宝満山山頂の東側にある断崖でクライミングを行う方がいる」との話を聞いたりしながら、ゆっくり展望を楽しんだ。
また、ご夫婦は年に1度は北や中央アルプスに出かけられておられるとの事!
今の時代、老年になればなるほど元気になるのか?
いやはや、この年代の方のお元気さをちょっとは分けて貰いたいものだなぁ、と思ってしまった。

展望台からの急坂(崖?)を慎重に下り、袖すり岩を越えたら山頂に到着!
ご一緒させて頂いたご夫婦とはここで分れ、まずは、竈門神社へ無事に山頂に立てた事の感謝と下山の安全もお祈りした。
山頂では、10名くらいの登山者が休憩や食事を取っていて、平日である事を忘れてしまいそうになる。
やはり人気の山だ。
ここで小休止し、眼下に広がる景色を堪能した。

景色を楽しんだ後、キャンプセンター・仏頂山に寄り道し、うさぎ道経由で竈門神社へ下山するため、山頂東側の階段+鎖場を慎重に下る。

キャンプセンターに到着すると、既に7〜8名ほどの方が休憩中。
平らな場所で、広さも充分にあり、山陰になっているため風も強くなく、さらにトイレも完備!
いつかテントを手に入れたら、まずはここで試運転するかなぁと妄想したり(^^♪
妄想を10分程度で切り上げ、仏頂山を目指す。

三郡山への縦走路へ入り、うさぎ道への分岐を過ぎたら直ぐに仏頂山の山頂に到着。
樹木に覆われており眺望はないが、良い雰囲気を醸している。
ここでも帰路の安全をお参りし、先ほど通り過ぎたうさぎ道分岐へ戻る。

うさぎ道は、石段のハードな正面登山道と違い、土の上を歩くため膝や腰に優しい。
やっぱ、こういう登山道の方が好きだなぁ(^−^)
踏み跡もしっかりしており、迷うようなところはない。
樹林帯のため眺望は良くないが、急坂やロープ場もなく、さくさく歩ける。

うさぎ道を下ると舗装された林道に出る。
舗装林道を渡った向こうにオレンジ色の鉄塔が見え、その鉄塔方向へ伸びる脇道に正面登山口の標識があった。

ここで携帯の国土地理院の地図を確認したところ、林道を少し下ったら登山道らしきルートに行けることが分かった。
んで、急遽、ルートを変更。

舗装林道をてくてく歩く。
「内山辛野遺跡」の門扉前を過ぎ、左側に地図上に表示されていた登山道らしきルートに出合う。
目指した登山道らしき道の入り口には、「木うその木を育てています」との看板が。
この時点では「木うそ」って何??だったが、帰宅後、調べてみて「大宰府の伝統的民芸品」らしい事が分かった。
昔、菅原道真公が蜂に襲われた際、「うそ」という鳥の大群が飛んできて助かったという伝承があるらしい(wikipediaより)

更に登山道らしき道を歩くと、左手に黒く大きな門が出現!
立派な門だったが、誰もおらず、杉林の中のため雰囲気が暗い(;一_一)
一種、異様な雰囲気を醸し出してる。
門をくぐり、奥を見ると建物らしきものが見えたが、一人ではちょっと怖くなり、そのまま退散!
帰宅後、この門について調べると、うどん発祥の地で有名な承天寺の別院で「碧雲寺」という名前の寺院らしい。
行っておけば良かったかなぁ、とちょっと後悔。

門から数分で田畑の中の舗装路に出た。
出口で気が付いたが「有智山(うちやま)城跡」ルートを通っていた模様。

このルートはあまり人気がないようで、全くと言って良いくらい靴の踏み跡がなかったが、その割に不明瞭な登山道ではなく迷うようなことはない。

有智山城跡ルートから車道に出て、舗装路を15分程度歩き、竈門神社駐車場に戻った。

宝満山は、人気の山だけあって、平日にも関わらず登山道でたくさんの人とすれ違い、一人でも安心して登れる山だと感じた。
また、登山ルートが四方から伸びており、若杉〜三郡山からの縦走路も整備されている。
今回は正面登山口から登ったが、次は三郡山までの縦走や別ルートから登ってみたい。


〜追記〜
急遽、登る山を変えてしまったため、相方のcafe_mocha氏に余計な心配をかけてしまい、下山後、教育的指導を受ける羽目に(^^ゞ
登山は計画的に!!

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コメント

maltenさん
こんばんは〜
よく行く、お山
こんなに幻想的だったかな〜っと、拝見しました
2013/12/5 21:59
113さん
コメントありがとうございますnote

感想にも書きましたが、宝満山には初めて登りましたが、正面登山道は石段が多くて辛いですね
良く行かれる山という事で、素直に凄いなぁと思っています!

また、113さんの写真はいつも楽しく拝見させて頂いています
いつかは、あんな素敵な写真を撮ってみたいんですが、なかなか難しい(^^ゞ

お山も写真も精進します!!
2013/12/6 8:10
プロフィール画像
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