那岐山(Bコース〜Cコース)
- GPS
- --:--
- 距離
- 6.8km
- 登り
- 729m
- 下り
- 731m
コースタイム
おそらく11:00前後から登り始め、
下山は17:00過ぎくらいか。
(コース図は手書きです)
また、日付に付いても正確ではありません。
「確か」このくらいの日でした。
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年01月の天気図 |
アクセス | 第3駐車場に駐車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
この回の山行は雪山登山用の装備では無く、 無雪期の登山の格好でした。 故にコース状況、危険個所云々は論外。 登ってはいけなかった。 Bコース五合目標識より上は膝上まで嵌まった。 Cコースは嵌り込みなし。よく踏み固められていた。 |
感想
過去の山行記録。
初めて雪山に登った時の事です。
どういう経緯で行ったのか、
今となっては定かではありませんが、
完全になめていたのは確かです。
この回は初めての那岐山。
なのにコースの下調べも全くせず。
装備は無雪期用のシューズ(一応、ゴアッテックス)、
撥水性も無いパンツ、
バイク用のゴアテックスウェア。
アンダーはユニクロヒートテックという出鱈目な格好。
当然スパッツも無く、靴の中は雪まみれ。
ザックの中には緊急用の装備も無く、
「行ける所まで行ってみる」という甘い考えだけでした。
体力的にも問題がありました。
あまりのしんどさに何度も立ち止まって休憩。
この日の雪の状態はまるで残雪期でした。
何度も踏み抜く。
上から降りて来られた方々はちゃんとした装備。
当たり前でしょうね。
三角点峰からCコースへの下り、
踏み固められていてとても滑る。
しかし滑り止めはない。
ストックもない。
勿論技術もない。
何度も休憩している内に日が暮れ出し焦り出す。
当然ライトも持ちあわせておらず、
日没になれば完全にアウトだったでしょう。
焦燥と疲労で下山した時には
駐車場には誰も居らず、
改めてゾッとしました。
もし無事に降りられなかったら、
どうなっていたんだろう?と。
天候は穏やかで気温も高く、最後まで快晴。
故になんとか無事に下山出来ましたが、
今でもただ単に幸運だっただけだと思います。
この回のコース、
たとえ1月とは言え、この日のコンディションならば
知識と装備と下準備、それなりの体力があれば
それ程難しいコースではありません。
しかしこの日の私にとっては「極難」でした。
これ以降、やりすぎくらいに慎重に計画を立てて
山行をしているように思います。
近頃この日の自分に良く似た方(方々)を見かける事があるので、
改めて記録として残しておこうと思います。
自分への戒めと、備忘録として。
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