世附川散策と森林軌道が通じていた廃村大又部落があった地蔵平


- GPS
- 05:32
- 距離
- 19.3km
- 登り
- 416m
- 下り
- 416m
コースタイム
天候 | 晴れ 行程中最低気温 駐車場出発時2℃くらい |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
世附川林道は芦沢橋先で斜面の土砂が崩れ林道が埋め尽くされていました 地蔵平から信玄平への取付きは分かりにくいです 千鳥橋から二本杉峠への道も道標はありません 下山後小山町まで足を伸ばし足柄の湯に入りました この温泉からの富士山は絶景でした |
写真
感想
前回に続いて今回も渓谷ハイキング
今回はソロで静かなハイクでした
信玄平に行きたかったのですが、浅瀬橋に夕滝400М夕滝橋200М
と書かれていたので、夕滝橋(吊り橋)が落橋と地図に書いてあるので
確認しに行きました
行きは夕滝は見えましたが、吊り橋跡は分かりませんでした
芦沢橋まで行き、不老山の稜線に出る小道入口が確認できました
木に黄色テープが巻かれていました
この先で斜面の土砂が林道をふさいでいました
浅瀬橋に戻る途中、注意深く吊橋跡を探すと、橋のコンクリート基礎らしい
出っ張りがあり、対岸をみると支柱2本と道標も見えました
法行橋の先で林道補修工事の人がユンボで作業していました
大又ダムは土砂が堆積していて水深が浅いようで、水量が少ない感じでした
千鳥橋を渡ると右側に林業の看板があり、道が続いていました
二本杉峠への道でした
地図に載っていない玄橋を渡るとじきに右に地蔵堂があり、地蔵平に出ました
気持ちがよい広場で、正面に大界木山が見えました
時間的に信玄平までは厳しいと思いましたが少しだけ行ってみようとしましたが
道標はなく林道らしい道を北に進み林道が消えたところで渡渉すると樹林帯
の木に白ペンキがありましたが、伸びる方角が違うので引き返し、良く見ると川沿いに林業用の白い看板があり、そこで渡渉すれば信玄平に行く道だと分かりました
今回は、世附川の散策をして時間がなかったので、地蔵平で昼食をとり
帰ることにしました。
でも、良く考えると1時間前に地蔵平に着いていても、信玄平の取付きが見つかったかは分からないと思いました
自宅に帰ってネットで調べて取り付きが分かりました
事前に下調べすべきでした
地蔵平は気持ちが良く、これも後で調べて分かったのですが、明治時代から昭和35年まで大又集落というのがあって数十軒の部落で小学校の分校もあったそうで20人の生徒がいたそうです
史書によると、地蔵平に住んでいた人は水の木の法へ移り住んだそうです
また、森林軌道も大又川沿いに地蔵平までと世附川沿い水の木まであったそうです
地蔵平(大又部落)は昭和35年に廃村となったそうですが、その数年前に
高校生の山岳部員が二本杉峠から地蔵平〜菰釣山へ向かう際テント泊していたら
部落の小学6年生などが物珍しく見に来て、明日三保小学校の本校で運動会がある
から見に来てと言われたが、明日は山に登ると断ったそうです。
この方がその数年後地蔵平に行ったら廃村になったことを知り、それから48年
後に地蔵平にいたその小学生と再会し、地蔵平〜富士見峠を歩いたそうです
なんと微笑ましい話しだと思いました。
この小学生だった人がその後地蔵平の地蔵堂を奇麗にしているとのことです
この辺は廃道が多く、信玄平から大滝峠上までは20数年前まで東海自然歩道
があり、セギノ沢沿いに大滝峠までの道と、地蔵平から二本杉峠北側までの
さかせ古道があります
千鳥橋から二本杉峠への道は現在の地図では赤破線ですが、入口の道標もなく
歩く人が少ないので、上記の3つの道と同様廃道化になるようなことがネットで書かれていました。
前記3つの道は無理として、二本杉峠までの道はいつかは歩いてみたいです
あと、信玄平と富士見峠、大栂、織戸峠、椿丸、水の木周辺も歩いてみたいです
私が、5〜6年前世附権現山からミツマタの花が咲くミツバ岳に登った時は山と
高原の地図には登山道の記載がなかったのですが、今は赤破線ルートになり
滝壺橋にはミツバ岳の道標もあります
今回は土曜日であったにもかかわらず、ハイカーには1人も会いませんでした
人を見かけたのは、法行橋先で工事していた2人と、駐車場付近のバードウオッチの人3人くらいと、帰りに浅瀬ゲート付近でランナーと釣り人がいただけでした
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