徳沢
- GPS
- 24:34
- 距離
- 12.5km
- 登り
- 153m
- 下り
- 142m
過去天気図(気象庁) | 2013年11月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
沢渡からバスで上高地バスターミナルまで |
写真
感想
登山をしない奥ですがテントには泊まってみたいということで、
全行程ほぼ平坦な道の徳沢、うまくいけば横尾まで行って
北アルプスの自然の中で一日のんびりすることに(^.^)
金曜日ということもあり、沢渡、上高地は閑散としていた。
前週でシーズン終了ということもあるのだろう。
上高地から静かな林道を明神、徳沢方面へゆっくりと進む。
天候はまずまず。もともとこの日の日中は曇り空で翌日にかけて回復傾向。
今夜から翌朝にかけての晴れ予報に期待してのこの日程だ。
もう紅葉は最終盤、上高地から先はほとんどの場所ですでに終了といった感じ。
山々の頂は冠雪して冬の様相を呈している。
そんな寒々しく、だからこそ際立つ自然の美しさを堪能しながらゆっくりと進む。
体調のこともあり徳沢でテン泊することに。
思いがけず独占することができた。数張はあるかな、と思っていたので意外だった。
徳沢は初めてだが、とてもいい雰囲気。なぜもっと早く来なかったのだろう、、、
徳澤園の営業は終了しているがまだ小屋締めの作業があるようで、
まだスタッフはいらっしゃった。なのでテントを張る旨声をかけた。
「ごらんのとおりですからどうぞ自由に張ってください。
この時期はもう料金は不要ですから」と小屋番さんに笑顔で対応いただいた。
「よく来てくれました」とも。
こんなやりとりだけでもここに来てよかったと思える。
この後テントを張り終えたころ、山菜の浅漬けをお持ちいただきました。
「今夜は冷え込みそうな雰囲気がぷんぷんしますね〜」と小屋番さん。
確かに、このときまだ15時ごろだったかと思うがかなり冷え込んできた。
初テント泊の奥は若干不安げ。ま、とりあえず日が暮れる前に飯食って落ち着こう。
今回の自分的なテーマは「とにかく北アルプス」、「テン泊」、「星空撮影」。
あと残すは星空撮影のみだが徐々に雲が出てきた。
また日が暮れると月が明るく輝いている。星空撮影にはいずれも悪条件。
しかし、時間がたつにつれ雲は消え、月は沈み、空が星で覆われるという
最高の条件に。
しかし、経験不足だった。
強い冷え込みと地面が芝生、という状況下では露が降りやすくなり
やっぱりレンズが曇ってしまった。。。ここで撮影は終了。
屋外での夜の撮影はレンズヒーターが不可欠だ。
そしてやはり冷え込んだ。奥は寒くてよく眠れなかったようだ。
時計の温度計はマイナス4.1度。
そりゃ寒いわ。外に出るとテントをはじめいろいろなものが凍っていた。
この後徐々に明るくなり、明神、前穂の頂きにぼんやりと日が当たっていることに気付いた。
そして気がつくとモルゲンロートが始まっていた。
空気が澄んでいて快晴の青空をバックに真っ赤に染まる北尾根は素晴らしかった。
朝飯食ってまったりしていると数組の登山者が横尾や蝶ヶ岳方面へと進んでいった。
この日は前半は晴天だが後半から少し崩れる予報。皆さんの安全登山を祈る。
自分たちは10時前に徳沢を後にした。できればまた来たいと心から思う。
ありがとうございました。
星空撮影の動画アップしたが星の動きというよりも
レンズが曇るプロセスを確認する動画になってしまった。
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