熊野古道紀伊路①(海南~紀伊宮原)



- GPS
- 07:29
- 距離
- 17.3km
- 登り
- 620m
- 下り
- 633m
コースタイム
- 山行
- 5:52
- 休憩
- 1:21
- 合計
- 7:13
天候 | 曇り時々雨(一時霰〈アラレ〉) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
阪神なんば線大阪難波乗換 南海特急サザン1号和歌山市乗換 JR紀勢本線和歌山乗換 JRきのくに線海南下車 復路 JRきのくに線 紀伊宮原→和歌山下車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
藤白坂は思ったより長く路面は石ころだらけであったが、案内看板が充実しており、地図を見なくても迷わず歩けた。峠からの眺望は抜群で、時折見え隠れする紀淡海峡やみかん畑が良いアクセントとなっていた。 特に危険な箇所はないが、これまでの天満橋~海南の熊野街道に比べて山歩きをしている実感が増した気がする。要所にトイレも設置されておりあまり不便は感じない。 |
その他周辺情報 | 藤白神社に隣接して全国鈴木姓の総本家、鈴木屋敷跡があるが現在リニューアル工事中。 紀伊宮原では有田川の向こう側に『くまの古道歴史民俗資料館』がある(入場無料) |
写真
突然の雨で思いの外時間を費やし、日没の時間帯に近づいてきたので糸我峠を越えて湯浅に向かうのは諦めて、紀伊宮原駅を本日のゴールにした。ついでに川向こうにある熊野古道歴史民俗資料館に立ち寄る事にした。
感想
11月最後の土日休みに1泊2日で熊野古道紀伊路を歩いてきた。早朝6時発の電車に飛び乗り9時前にスタート地点の海南駅に降り立った。先ずは駅前の喫茶店ヴァンサンカンでモーニングを頂き、しばしゆっくり寛いだ後、熊野古道の出発点『熊野一ノ鳥居跡』に向かった。
熊野五体王子の1つに数えられ、熊野九十九王子の中でも特に格式の高い藤白神社で先ずは道中安全の祈願と御朱印をお願いした。社務所では以前宮司の吉田昌生氏の書かれた『熊野への道』を購入したのだが、今回は『紀州藤白 鈴木屋敷ものがたり』と子供向けの小冊子『これが鈴木の本家!』を購入した。
境内では定年後古道ボランティアをされてる方に色々とお話を伺い、この後の藤白坂や熊野古道の見所、素晴らしさをお教え頂いた。確かに初めて訪れた藤白坂は中々ダイナミックな景色を堪能でき、又様々な歴史的遺産が点在しているので、ついつい写真撮影等大幅にそこで時間を費やしてしまった。その事がこの後の計画を大きく変えざるを得なくなる一因ともなるのだが、それはまた後の話。
最初の峠である藤白坂を越えた後、みかん畑の中を橘本の集落に下り、再度拝ノ峠を登り返すのだが、予報では今日は曇りのち晴れで降水確率10%のはずなのに、登り始めてしばらくすると突然黒い雨雲に覆われ霰(あられ)混じりの雨が降り出した。運良く本降りになる前に民家の軒先に避難してザックカバーを装着、雨具を着用した。拝ノ峠は暗峠よりきついかと思われる斜度で雨の中延々と登る羽目に…。峠に立つ頃にようやく晴れ間が覗き小降りに変わった。
藤白坂での滞在や拝ノ峠でのアクシデントが重なり、麓の紀伊宮原の集落に下りてきた頃には午後4時近くになっていた。予定ではこの後3つ目の峠、糸我峠を越えて湯浅まで歩くつもりだったが、このままでは山中で日没を迎える事になりかねないため、急遽この日は紀伊宮原駅までとした。明日は御坊まで歩くつもりだったが、それもちょっと厳しくなったかも😅
紀伊宮原駅からはJRきのくに線で和歌山駅まで戻り駅前のビジネスホテルで投宿、近くの居酒屋で打上げた🍺
翌日再度紀伊宮原駅まで電車で戻り御坊を目指す。
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