岩菅山登頂目指して準備登山:中間点手前まで、発見も!
- GPS
- --:--
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 383m
- 下り
- 397m
コースタイム
- 山行
- 6:43
- 休憩
- 2:02
- 合計
- 8:45
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
聖平登山口から50cm位の積雪があり、ツボ足では歩行困難です。そこまでの道路は一応除雪されていましたが、前日の降雪で10cm位積雪はありました。途中で登山を断念して戻る2人連れに会い、ワカンかスノーシューが必要と言われました。迷いましたが、聖平登山口までそのまま進み自分で確認し、スノーシューを取りに車まで戻りました。 聖平登山口から、一部凍って締まっている所もありましたが、基本50cm前後の雪のラッセルでした。上条用水路沿いの夏道は4〜5個所雪が載った木や灌木が邪魔をしていて、左側を巻いて迂回せざるをえませんでした。 武右衛門沢を渡る木橋が2個所ありますが、幅が50cm足らずで積雪があると渡るのに危険を伴います。1つ目は、行きは木橋があることに気付かない程雪が載っていてスノーシューのまま通過していました。無事渡れたのは運が良かっただけです。帰りに、木橋の両サイドの雪が2m近く下の沢に落ちていて、木橋の存在が分かりました。私が渡った後雪が落ちたようです。木橋の上、雪面の中央を通過していたので沢に落ちずに済みました。2つ目は長さも3m近くあり、木橋の上に幅60〜70cm、深さ40〜50cm位の雪が載っていました。最初スノーシューのまま渡ろうとしましたが、雪庇のような両サイドの雪が落ち、とても両脚を載せられるような幅はありませんでした。なので、スノーシューを外し、木橋の雪を少し落とし、最初は空身でツボ足で踏みしめながら渡り往復しました。それからスノーシューを付けたザックを背負って渡りました。 アライタ沢沿いは左にアライタ沢、右に用水路があり、雪道は幅が1m一寸位で狭いです。アライタ沢を渡る小橋は幅が70cm位あったのでスノーシューのまま渡りました。 時間があればノッキリまで行きたかったのですが、その先の登山道は急登もあり、50cm位の深いラッセルが必要な所もあり、時間が掛かりました。笹がない雪面や窪みを辿ることによって、夏道に沿って進みました。今回の準備登山の目的だった道しるべとして、予め用意していたスズランテープを要所要所の木に結びました。タイムリミットを12時半とし、中間点までは行きたかったのですが、13時近くまで頑張ったものの無理でした。寺小屋山が見えるポイントをこの日の最終到達点にしました。 今回のラッセルが生かされると良いなと思ったのですが、翌々日熊の湯スキー場で見えた岩菅山に、登頂した人のものと思われるトレースが確認できたので、役に立てたかなと思いました。 |
その他周辺情報 | 今回は熊の湯の志賀高原ホテル一望閣に宿を取っていたので、そこで入浴しました。日帰り入浴もできます。800円。緑がかった硫黄の温泉です。源泉は硯川ホテルと同様のもののようです。熊の湯ホテルは入浴料1200円です。 |
写真
感想
来年3月の積雪期に今度こそ岩菅山の山頂に立ちたいと思い、初冬に準備登山をする予定で12月を設定していました。しかし、積雪が多い所で60〜70cm位あり、一寸遅かったようです。既に積雪期の雪山でした。
その山のヤマレコは山頂を踏んだレコしか載せられていないので、私のように、多分途中までで下山している人のレコはあるかもしれませんが、
11/7に岩菅山に登頂したy myochinさんのレコを最後に新しいレコは更新されていません。(ヤマレコをやっていない人で登頂した人はいるかと思います。)
今回この時期に準備登山をしてみて、何故この時期に岩菅山に登っている人が殆どいないのかが分かった気がしました。日が短くなっていますし、武右衛門沢に2個所、アライタ沢出合に1個所細い木橋があることも一因かと思いました。厳冬期は沢も埋める程の積雪がありますが、初冬は
そこまでの積雪量ではないので木橋を渡るのは簡単ではありませんでした。不可能ではありませんがそれなりの対処が必要でした。
また、登山者がいないか少ないので、積雪後はラッセルが必要になるかもしれません。今回は1日しか予定していなかったのですが、1日目に途中までラッセルしておくと翌日登頂できるチャンスは上がると思いました。また、山頂に避難小屋があるので、それを利用する手もあるかなと思いましたが、その場合はシュラフや防寒対策、食糧を運ばなければならないのでザックの重量がそれなりに増えることになるのでそちらの覚悟も必要です。多分私は前者で挑戦すると思いますが、それに備えて体力や脚力の維持に努めたいと思います。
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