風不死岳 2013/12/29 登れず断念

2013年12月29日(日) [日帰り]

• GPS: 05:07
• 距離: 5.5km
• 登り: 663m
• 下り: 645m

コースタイム

8:29国道脇登山道入り口
8:37入山ボックス
8:47一合目
8:58二合目
9:13三合目
9:29四合目
9:57五合目
10:29六合目
11:02七合目
11:44八合目
11:59ロープ場
12:13急登登れず断念

休憩

12:35下山開始
13:03五合目
13:38国道脇登山口

登り3時間44分＠八合目過ぎロープ場急登まで

下り1時間3分＠尻滑りボード＆ツボ

天候

晴れ時々曇りと雪

アクセス

利用交通機関：

自家用車

ちょっと見つけづらいですが国道沿いに登山口があるのでアクセスは簡単。
ただし駐車場など無いので歩道や道路脇等交通の邪魔にならないところに止められなければ、3キロほど苫小牧よりのモーラップ付近に止めて歩くしかないので注意。
スコップ持って行った方がいいかも。

コース状況／危険箇所等

僕が行った日は雪が降った後で、始終ラッセルでした、かなりきつかったf^_^;)
8合目過ぎの急登は道が凍っていて、アイゼン、ピッケルが欲しいです。
僕は登れませんでした(T_T)
帰りはソリか尻滑りボードが楽です。

写真

12/29 8:27

国道脇の登山口看板
よく見ないと見つけられないかもー
ピンクのテープがあるのでかろうじて見つけられるかな？

12/29 8:30

その入り口から林道を望む、のっけからこの雪の量f^_^;)
キツイラッセルひとり旅の始まりです

12/29 8:32

スタート直後にこのどでかい倒木！
どうにも渡れず、折れた枝が幹に立てかけてあったので、グラグラするそれを踏み台にして何とか通過

12/29 8:36

あのー、つい四日前に登ってた人の足跡ってどこにあるんですか？

12/29 8:37

入山ボックス
まだふもと付近、2〜30センチこの三日で降ったんでしょうね。

12/29 8:42

ラッセルラッセルー
もうすでに暑かったw

12/29 8:47

一合目
鹿でもいそうな感じなのに足跡が無いと言う事は、まだ積もってからそんなに立ってないと言う事か？

12/29 8:58

二合目
思えばまだこの辺はサクサク歩けました。

12/29 8:58

振り返るとこんな感じ
まだまだ普通

12/29 9:05

ここから林道を離れ登山道へ

12/29 9:13

三合目、だんだんときつくなっております

12/29 9:29

四合目、もうこの辺で膝ぐらいの雪。
一歩一歩が重くなってます。

12/29 9:41

天候はまぁまぁ晴れ
写真じゃよくわからないけど、支笏湖を眺めながら歩くのは気持ちが良かったです。

12/29 9:57

五合目、ここからは数歩進むと息が上がるほどにキツイ、どんどんキツくなっていくシステムのようですf^_^;)

12/29 10:29

六合目、大した距離じゃないのに時間かかるf^_^;)
新雪切り開くってこんなにも大変なのね。

12/29 11:02

七合目、このペースで登れるのか？と不安に思い始めています。

12/29 11:34

振り返るとこんな感じ。
帰りはツボでしたが、軽く膝まで埋まる状態ー(＠_＠;)

12/29 11:44

若干迷いながら、何とか八合目に到着
七合目あたりから吹きだまりが凄く、何度も手で雪を崩しながらスノーシューを蹴り込んでここまで来ました。

12/29 11:52

道なんかありません。
一番ひどい吹きだまりは、自分の胸くらいまでありましたよ。
山と遊ぶ、というより雪遊び状態ヽ(^。^)ノ

12/29 11:55

そんで、これが噂の最後の急登
頑張って、、、登れるのか？？f^_^;)

12/29 11:59

ロープ発見、しかし足場見つからず、それまで三歩進んで二歩下がる状態だったのが、一歩進めず二歩下がる状態に、、、

12/29 12:13

何度か挑戦しましたが、スノーシューでもツボでも無理ーーー（＾◇＾）
断念し滑って降りてきてパチリ
アイゼンとピッケルが本気でほしいと初めて思いました。

さて帰るか。

12/29 12:32

帰りは必殺尻滑り！
これの為に来たと言っても過言ではない！
非常に楽しみである！
(`・ω・́)ゝ

12/29 13:03

もう滑り放題w
あんなにも苦労し時間もかけて登ったのに帰りは一瞬w
ここまで30分

12/29 13:16

途中、山の父さんのサインを発見しました。
今頃は夢の中かな？

12/29 13:38

下山、お疲れ様でしたー＼(^○^)／
色々と経験し、沢山の課題を貰った登山でした。
山頂までいけなかったのは悔しいし、体もボロボロですが楽しい登山でした！また来るぜ！！

撮影機器：

iPhone 5s Apple

感想

hyo-chan

今年から本格的に登山を始めた僕としては、もちろん冬山も今年が初めて。
雪の降る山は今回が4度目ですが、これほどまでにラッセルがきついのか！と思いながらもいい経験させて頂いたと思っています。

夏道コースをたどるならスノーシューだけでいいよ、そんなセリフもどこかで聞いたような気がしながらの山行でしたが、最後の急登、何度チャレンジしても体を保持できず、ずるずると滑ってしまうのでアイゼン、ピッケル必須でしょう。

確かにここ数日雪は降っていました。しかし自分の住んでいる街は雪の少ない新ひだか町という事もあり、そんなにたくさん降ったか？という軽い気持ちで今回風不死岳にチャレンジしました。
人気の山ですし、夏道なら2時間程度で山頂までいけるらしいなどと聞いていたこともあり、まぁ雪だけど3時間半くらいで登れるんじゃない？と思っていたんです。ところがどっこいw

3時間たってもまだ8合目w自分の体力が無いのか雪のせいなのかはわかりません。
ただ、冬山ではこういうケースもあるのだと言う事を踏まえて考えると、もっと早くラッセルしていける体力は身に付けなくてはいけないのかもしれません。

当然今年スノーシューを初めて履いたのですが、舐めてましたね。普通の靴プラスアルファくらいの間隔で考えていたのです、それほど雪のないところならそんな感じで歩いて行けるのでしょうが、傾斜がきつくなり、積雪が多くなってくると、そんな考えは温いと言うのを身にしみて感じました。
八の字にして歩いたり、スキーで横向きで登っていくような歩き方、そう言ったことを練習しなくては使いこなせない道具なのですね。ただツボで歩いて行くのとはまた違う感じがしました、そうか、だからスノーシューは楽しいのか？とも。

あと帰り尻滑りはすっごく楽しかった！ただ尻滑りボードは沢山の雪を巻き込んでしまうので、時折雪まみれになってしまう事を考えるとソリの方が快適で早いでしょうね。次行くとしたらソリを持って行こうと思います。

おにぎりが凍ると言う事も知りました、水よりもジュースの方が凍らないですよね？

ちょっとづつ、自分が楽しいと思える範囲の中でステップアップで来たらいいなと思っているので、いろんな意味で今回は充実した登山でした。