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Yamareco

記録ID: 387811
全員に公開
雪山ハイキング
甲信越

ヘブンスそのはらから萬岳荘(スノーシューハイク)

2013年12月30日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:38
距離
9.4km
登り
564m
下り
570m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

9:40ゴンドラ頂上駅スタート→(リフト利用)→10:10スキー場最高点スタート→10:40恵那山登山道分岐→11:10千両山山頂(ここまでラッセル)→11:40林道へエスケープ→11:55神坂峠→12:07萬岳荘(昼食)12:27→13:50スキー場最高点→(リフト利用)→14:15ゴンドラ山頂駅
天候 晴れ→曇、稜線上は強風
ヘブンスそのはら(2℃)→ゴンドラ頂上駅(△2℃)→萬岳荘(△6℃)
過去天気図(気象庁) 2013年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
中央道・園原IC利用(このICは名古屋方面からしか下りられません。また、名古屋方面へしか乗れません)
ICの取付道路と県道477のT字路を左折、道なりに進みスキーのレンタルショップが左手に見えたらその先を右折です。
コース状況/
危険箇所等
林道はトレースがしっかりあり、また、踏まれているのでスノーシューはなくても大丈夫です。あるいはない方が速く歩けるかも?(スノーシューデビューには最適と思います。)

恵那山登山口からのコースはスノーシューがないと踏抜きが半端じゃないと思われます。今回はトレースも新雪で消えておりルートファインディングも必要でした。

神坂(ミサカ)峠から萬岳荘(バンガクソウ)までは林道コースですが、スノーモービルによって踏み固められています。


ゴンドラ山頂駅です。
2013年12月30日 09:41撮影 by  DMC-FZ200, Panasonic
12/30 9:41
ゴンドラ山頂駅です。
スキー場の最高点(展望台)です。
2013年12月30日 09:59撮影 by  DMC-FZ200, Panasonic
12/30 9:59
スキー場の最高点(展望台)です。
展望台から第二リフト(クワッド)終点を望みます。
2013年12月30日 10:00撮影 by  DMC-FZ200, Panasonic
12/30 10:00
展望台から第二リフト(クワッド)終点を望みます。
パノラマコースのスタート地点です。
2013年12月30日 10:00撮影 by  DMC-FZ200, Panasonic
12/30 10:00
パノラマコースのスタート地点です。
パノラママップの拡大です。
残念ながら展望はありませんでした。
2013年12月30日 10:00撮影 by  DMC-FZ200, Panasonic
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12/30 10:00
パノラママップの拡大です。
残念ながら展望はありませんでした。
展望台から林道へ出たところです。
カラマツ林が迎えてくれます。
2013年12月30日 10:20撮影 by  DMC-FZ200, Panasonic
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12/30 10:20
展望台から林道へ出たところです。
カラマツ林が迎えてくれます。
来た道を振り返ります。
2013年12月30日 10:27撮影 by  DMC-FZ200, Panasonic
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12/30 10:27
来た道を振り返ります。
林道の下りは通行止めです。
恵那山・広河原登山口へ通じていますが、政策的?に通年通行止めです。
2013年12月30日 10:27撮影 by  DMC-FZ200, Panasonic
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12/30 10:27
林道の下りは通行止めです。
恵那山・広河原登山口へ通じていますが、政策的?に通年通行止めです。
こういう道が続きます。
2013年12月30日 10:27撮影 by  DMC-FZ200, Panasonic
12/30 10:27
こういう道が続きます。
指導標もあります。
2013年12月30日 10:31撮影 by  DMC-FZ200, Panasonic
12/30 10:31
指導標もあります。
天気が良ければ絶好のビューポイントなのですが・・・
2013年12月30日 10:44撮影 by  DMC-FZ200, Panasonic
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12/30 10:44
天気が良ければ絶好のビューポイントなのですが・・・
指導標のアップです。
「見晴台」という名前のようです。
2013年12月30日 10:44撮影 by  DMC-FZ200, Panasonic
12/30 10:44
指導標のアップです。
「見晴台」という名前のようです。
恵那山登山口の分岐点です。
2013年12月30日 10:50撮影 by  DMC-FZ200, Panasonic
12/30 10:50
恵那山登山口の分岐点です。
指導標です。恵那山まで6Kmだそうです。
2013年12月30日 11:12撮影 by  DMC-FZ200, Panasonic
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12/30 11:12
指導標です。恵那山まで6Kmだそうです。
パノラマコース山頂(千両山)の指導標です。
2013年12月30日 11:12撮影 by  DMC-FZ200, Panasonic
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12/30 11:12
パノラマコース山頂(千両山)の指導標です。
立木に取り付けられた指導標です。
2013年12月30日 11:28撮影 by  DMC-FZ200, Panasonic
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12/30 11:28
立木に取り付けられた指導標です。
神坂峠が見えてきました。
2013年12月30日 11:58撮影 by  DMC-FZ200, Panasonic
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12/30 11:58
神坂峠が見えてきました。
萬岳荘前にある指導標です。
2013年12月30日 12:29撮影 by  DMC-FZ200, Panasonic
12/30 12:29
萬岳荘前にある指導標です。
萬岳荘(バンガクソウ)です。
左端の駐車場を拝借して食事しました。
2013年12月30日 12:29撮影 by  DMC-FZ200, Panasonic
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12/30 12:29
萬岳荘(バンガクソウ)です。
左端の駐車場を拝借して食事しました。
登山道から林道へエスケープした地点です。
2013年12月30日 12:58撮影 by  DMC-FZ200, Panasonic
12/30 12:58
登山道から林道へエスケープした地点です。
ガードレールとの比較で積雪量がわかります。
2013年12月30日 13:21撮影 by  DMC-FZ200, Panasonic
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12/30 13:21
ガードレールとの比較で積雪量がわかります。

感想

お手軽(名古屋から1時間)にスノーシューハイクができる「ヘブンスそのはら」から富士見台高原を目指しました。

中央道・園原ICを下りてすぐなのですが、この園原ICは名古屋方面からしか下りられません。また、名古屋方面へしか乗れません。反対方向は「飯田山本IC」を利用することになります。

ゴンドラ&リフトを利用しますが、ゴンドラ往復と第二(クワッド)リフトの往復と最後の山頂駅への第四リフトの片道のセットで2800円です。

リフト券売場で入山届けの記入を求められる筈(過去3回はそうでした)ですが、今回は求められません。

係りの人に聞くと「今シーズンも必要」とのことで、数分待たされてようやく用紙が出てきました。「ひょっとして、私が今シーズン初めてのスノーシューの客ですか?」と聞くと、「そうです。」との返事でした。

しかし、山頂駅へ上がるとスノーシューをザックに付けた方がお一人、展望台ではガイドに引率された3人組がいました。

ゴンドラ山頂駅からリフトで展望台(スキー場最高地点)まで行きますが、まずはゲレンデ(最近はピステ)を歩いて第二リフトまで進みます。

第二リフトはクワッドですが、セーフティバーを下ろすため、大きなザックは下ろすことを勧められます。一人乗車なら斜(ハス)に構えれば、ザック装着のままでも大丈夫です。(少々コツが要ります)

過去2回はリフトを降りた地点でスノーシューを履きましたが、スキーヤーの迷惑になるといけないし、展望台で履けば十分との経験値もあったので、今回はそのようにしました。

スキー場までは晴れていましたが、展望台で既に曇っており南アルプスは全く見えません。ここから先、コース全体を通じて展望はありませんでした。

林道歩きは積雪量からスノーシューが必要ないくらいでしたが、せっかく持ってきたからには使わない手はありません。さすがにアイゼンは使いませんでした・・・

過去2回は林道コースで萬岳荘まで行きましたが、今回は恵那山登山口の分岐から入って、萬岳荘を経由しないで富士見台を目指すことにしました。(ちなみに、過去3回ここに来ていますが、その内1回は吹雪いていてスノーシューハイクには不向きだったので、レンタルスキーを借りて約20年振りにスキーをしました)

最初のうちはトレースがあったのですが、暫くして新雪のためトレースがなくなりました。地形的にルートは推測されるのでラッセルしながら進みましたが、木立に行き当たった辺りで不安になり、GPSを取り出しました。

メジャーなルートなのか登山道が表示されているので、チョッと進んではGPSと見比べてまた進むの繰り返しです。貴重なラッセル経験が出来ました。

しかし、軟弱な私は林道が見えた時点で林道へのエスケープを即決しました。

林道まで目視で10数メートルしかないのですが、谷になっており本来は笹薮なのでしょう、積雪量が少ないこともあってスノーシューでも踏抜いてしまい腰あたりまで埋没してしまいます。

こうなるとスノーシューが却って邪魔なくらいです。前につんのめってしまい見事に転倒しました。こうなるとリカバリーはスキー場で新雪の中に転んだ以上に大変です。

ザックを支点に一回転しスノーシューを平行にし、ストックを支えに起き上がろうとしましたが、笹原に吸い込まれてストックが効きません。何とか大きな段差まで進み、立つ形でリカバリー出来ました。

ちょうどその時、林道をスノーモービルが都合3台通り過ぎて行きました。彼らから私はどのように見えたでしょうか?

林道上は混合油の排気ガスの臭いが充満していました。雪の中(大自然の中)で出会いたくない人工的な香りです。

林道に復帰した後、反対方向からのソロの男性にお会いしたので、「富士見台まで行かれたのですか?」とお聞きしましたが、「途中まで行って引き返しました。」との回答でした。

私も萬岳荘までと思い始めていたので将に「わが意を得たり」の心境になりました。

萬岳荘では遠く離れた位置に3名ほど先行者がおられましたが、その内お二人は先に出発されました。ローソンで仕入れた菓子パンとカルシウムの多いミルク、同じくローソンでテルモスに入れてもらったコーヒーで昼食としました。

氷点下ではおにぎりは凍ってしまうことを考慮して、パンにしています。今回はザックを支点に一回転したせいで菓子パンは変形していましたが、無事でした。

富士見台を諦めたら、後は帰るだけです。珍しく先行された方をお一人追い抜かせて頂き、それ以後は誰にも会うことなく展望台まで戻り、スノーシューを脱いでリフトで下山です。

最後の第4リフトに並んでいると、小学生の男の子が私の3つ前に割り込みました。母親と弟が並んでいたようでしたが、「おいこら!ちゃんと並べ!!」と注意してしまいました。20数年前もそうでしたがスキー場では公徳心が薄れるものなのでしょうか?

下山後は月川(ツキカワ)温泉・月川(ゲッセン)で日帰り入浴(600円)しました。
午後3時だったので、完全な貸切状態で30分楽しませてもらいました。

その後、平日なので「通勤時間帯割引」を使うため時間調整しながら中央道を走りました。そして、午後5時半にバターどら焼きを買うために寄った多治見の「梅園(ウメゾノ)」には「本日分のバターどら焼きは売り切れました」の張り紙がしてあり、残念でした。

本年の山行はこれにて「打ち止め」です。

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コメント

お疲れ様です
林道ですれ違ったソロ男性です。
あのとき、ずいぶん雪が付着しているからスキー場はもっと雪が降っているのかなぁと思いました。
雪上で回転したとは思いませんでした。

あの2ストロークのオイルが燃える排ガスの匂いは、いただけませんね!
楽しそうでしたが

今回は、視界が悪く 富士見台に行けなかったので、リベンジしたいと思ってます。

よい年をお迎えください。
2013/12/31 8:19
ご丁寧にありがとうございます
晴れた日の富士見台は最高ですよ!

風が強いので、食事には不向きですが・・・

是非、リベンジしてください。

ありがとうございました。

良いお年をお迎えください。
2013/12/31 9:03
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